同じ高さの地点2ヵ所を繋いだ直線が水平レベルです。
建物をはじめとする構造物を作ろうとする場合、この水平レベルが重要なポイントになります。
葡萄棚を作るときはさほど気にすることもないと思いますが、棚が水平に広がっていると目に映る風景に落ち着きを感じます。
先日のデッキ作りでも使ったビニルホースを出してきました。
このホースに水を満たします。
途中に空気が詰まることがないようにすることが大事です。
葡萄棚の柱を立てる駐車場の長辺側と家の壁側の水平レベルを出しました。
壁側から柱を立てる側へホースを伸ばし、水を満たしています。
家の壁側です。
柱を立てる側です。
ホースの両端の水面は同じ高さで安定しています。
この水面の高さに黄色い水糸を張りました。
これを仮に水平レベルAと呼ぶことにしましょう。
次は、柱を立てる駐車場の長辺側に沿って水平レベルを設定します。
水平レベルAの高さでは石垣が邪魔をして水糸が張れません。
また、前回のデッキ作りでは同じ高さの3点を求めましたが、今回は立てる柱に沿って水平レベルを設けます。
こっちを水平レベルBと呼ぶことにします。
一番東側の柱の近くに1ヵ所。
一番西側の柱近くにもう1ヵ所。
水平レベルAと水平レベルBとは同じ高さではありませんが、この方が後の作業しやすくなります。
家の壁側に葡萄棚の片方を固定するのですが、上の光とりのサッシと下の窓のサッシの隙間部分に固定しようと考えています。
水平レベルAから上に200cmの高さです。
柱側の一番西側の柱穴の底は、水平レベルAから下に55cmです。
これにより、柱の長さは少なくとも255cmは必要ということが分かりました。
次は駐車場の長辺側に4本の柱を立てるので、それぞれの柱穴の底が水平レベルBから下へどれくらいか測ります。
次は駐車場の長辺側に4本の柱を立てるので、それぞれの柱穴の底が水平レベルBから下へどれくらいか測ります。
東側(道路側)から…、
水平レベルBから下に103cmです。
東から2番目は、水平レベルBから下に88cmです。
東から3番目は、水平レベルBから下に92cmです。
一番西側は、水平レベルBから下に89cmです(水平レベルAからは下に55cmでした)。
この一番西の柱の長さは少なくとも255cmは必要だったことから、他の3本の柱の長さも求めることができますよね!
ホームセンターで安いアルミ製の角柱を明日にでも探しに行くことにしました。