TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

“今年やりたかったこと” の1つが現実に

2020-12-26 17:49:00 | 日記
今年もあと数日を残すところとなりました。

私のブログのカテゴリーの中に “今年やりたかったこと” があります。

『新型コロナウイルス(COVID-19)さえなかったら、今年こんなことをやりたかったのに… 』という、少し未練がましい願望を綴ったものです。


 “今年やりたかったこと” その1は、永年の夢である黒部源流域での渓流釣りでした。

その2は、連れ合いと行く東北6県を巡る桜🌸ツアーでした。

その3は、我が家を建ててくれた社長(現会長)さんから誘われていた、山岳会への入会でした。

その4は、毎年春に行われていた “酒蔵めぐり” に行くことでした。

この4つの中の1つが、近く実現できそうです。


先日のブログで、我が家のシンクが詰まってしまった出来事を載せました。

その中で、1年半振りに建築会社の会長さんにお会いし、山の話に花が咲いたことを書きました。

その後、配管工事の業者さんも見えられ工事内容の打合せも済み、会長さんが帰ろうとされました。

その時、私の連れ合いが、
「あの事をお願いしてみたら?」
と、私に囁いたのです。

私は最初、何の事か分かりませんでした。


山岳会に誘われた当時私は、沢登り(シャワークライミング)には興味が惹かれたものの、『一人で自由に動き回りたい』気持ちが強かったので入会したいという思いはさほどありませんでした。

誘われて1年以上が過ぎ、私の中で少しずつ気持ちの変化が起こっていました。

憧れの地である涸沢・上高地で久しぶりの岩稜の道を体験し、“山” や山での “人との繋がり” を感じたのでした。


連れ合いには、会長さんから山岳会へ誘われたことは話していましたし、誘われた当初の私の考えや、山岳会の門を叩こうと思うところまで気持ちが変化したことも分かっていたようです。

連れ合いは、今回のシンクの詰まりという有り難くない出来事を、一つのチャンスと捉えて私に囁いたのだと思います。


「あの事をお願いしてみたら?」

私は、帰りかけていた会長さんを呼び止めて山岳会へ入会したいという気持ちを伝えました。

まだまだCOVID-19の脅威はおさまらず、ここに来て “過去最高” が続いています。

このような状況ですから、私の “今年やりたかったこと” の1つが、本当に現実のものになるかどうかはまだ不確定ですが、私の気持ちは伝えることができました。

連れ合いに感謝です。




もし、私の入会が認められるなら、会長さんらと一緒に人のいないどこかの沢に潜り込み、酒を飲みながら焚き火を挟んで語り合いたい… 。










「鉄鍋の 底を磨くよ クリスマス」

2020-12-25 17:37:00 | 日記
昨日はクリスマスイブで今日はクリスマス!


昨日は昼から娘が家にやってきました。

手には市内のケーキ屋さんから買ってきたカップケーキをぶら下げて… 。

早速、コーヒーを淹れて3人でそのカップケーキをいただきました。




我が家が2人だけの生活になったのを気遣い、イブの日にわざわざケーキを持って来てくれたんでしょう。

ホントに有り難い事です。


今日はクリスマス。

で、何をしたかと言うと… 



ひたすら、すき焼き鍋の底をヤスリで磨いてました。

昨年、キッチンをリフォームした際に使わなくなった鍋や器を随分と処分しました。

このすき焼き鍋も、IHになるからと “断捨離” の対象でした。


鉄の鋳物で、底に3ヵ所出っ張りがありIHでは使えないからです。

貰い物だと思いますが、なかなか風情があったので、一度はゴミ袋に入れたのですが思いとどまり救出されました。

リフォームから1年以上経ちましたが、ここにきて、何とか活用できないか考えて底の出っ張りを削ることにしました。

これがその出っ張りです。


3mm弱の出っ張りを粗い鉄のヤスリで、ただひたすら削ります。



『おっ、意外と簡単かも… 』


『いゃ、やっぱりこれは大変ですね… 』


『やっと1つ終わりました! フゥー… 』
『こうなりゃ、意地でもやってやる!』



『なんとか3つとも平らになりました!』
『あとひと頑張りだ!』




『さぁー、これでどうだ!』
『誰か、文句あっか!』

もう、何かヤケクソです。



クリスマスにただひたすら鉄鍋の底を磨いた1日でした。













北花壇の3種の菊の事

2020-12-24 13:56:00 | 
北花壇の菊も時期が過ぎ、昨日、枝を落としました。


10cm程しかない3種類の菊の苗を植えたのは7月でした。

小さな菊の苗は、陽当たりのあまり良くない北花壇で、ゆっくりゆっくり大きくなっていきました。





10月中旬に最初の花が咲き、その時にブログにupした切りで、2種類目や3種類目の菊の花が咲いた時もとうとう載せず仕舞いになってしまいました。


菊を植えようと思ったきっかけは、仏壇に上げようと思ったからでした。

仏壇に上げた菊の花の写真をブログにupしても変ですからね。


もちろん、ちゃんと仏壇にも上げましたよ。

よく花の絵を描いていた父も、きっと喜んでくれたと思います。

1種類目の菊の花




2種類目、




3種類目は… 、

ウッカリ写真を撮り忘れてしまいました。


菊は10月中旬に咲き始め、つい先日まで花を咲かせてくれました。

それぞれの菊の花は、仏壇だけでなく食卓や、



トイレや、



玄関で、




我が家に潤いを与えてくれました。









船形の器を彫る

2020-12-23 15:23:00 | 木のカトラリー
一番新しい木の器です。

と言っても、ここ1年くらいは鑿をふるっていないので1年以上前に彫ったものです。

それまで、丸皿とか角皿とか楕円の皿とかを彫っていたのですが、新しいモノにも挑戦しようと思い船形の器をつくってみました。







器の表面に、意図的に鑿痕をのこしました。

木を彫る時は木目を確認しながら鑿を入れます。

カンナをかける時もそうですが、木目を見極めないと削り面が綺麗になりません。

湾曲した器の表面に鑿を入れる時は、より慎重でなければなりません。




彫る前に、鑿をシッカリと研いでおくのです。


お習字をする前、硯に向かって心静かに墨をするのと同じ感覚です。














キッチンの排水口詰まる <後編>

2020-12-22 14:55:00 | 日記
朝一番に建築会社の会長さんにLINEを入れ、なかなか連絡がとれませんでしたが、やっと昼過ぎに会長さんは来てくれました。

会長さんは私の状況説明を聞きながら、シンクやら床下の排水管やら家の外にある排水溝やらをざっと見られました。

そして、
「もうすぐ、ここの配管工事を行った業者が来ますから、直ぐに調べて対応します」
「ポコポコと音がするなら、厨房設備の問題ではなく配管の詰まりでしょうね」
と、あっさり。

こちらとしては、某メーカーの店舗の対応にカチンときていただけに、少しは同調してもらいたかったのですが、こんなにアッサリと言われてしまい肩すかしを食らった感じです。

配管業者さんが来てくれるまでの間、連れ合いも混じり、いつものように山登りの話に花が咲きました。

会長さんが来てくれる前まで我が家に漂っていたあの悲壮感がウソのようです… 。

その後配管工事が始まり、切断した床下のパイプを見せてもらいました。

パイプが2、3回カーブした先のワイヤーが届かなかった部分のパイプの内側は、予想通り脂がへばり付き “動脈硬化” 状態でした。

シンクから外の排水溝までは5〜6mあり、中間部の長さ2m程のパイプが交換されました。

シンクから水を流すと… 、

アレ?… まだ流れません。

そこで、シンクに近い側のパイプ2m程も調べることになりましたが、その部分の詰まりはありませんでした(おそらく一晩中パイプ洗浄剤を注入し続けた成果だと思われます)

残るは、配管が地面に潜り込んでいる家の壁下から外の排水溝まで通じる2m程の部分だけになりました。

スコップで土を掘り、あらわになったパイプが切断されました。

その時点で工事をしてくれていた業者さんは3人でしたが、
「オォー!」
という、3人の感嘆の声が上がりました。

私もすぐに見に行くと何とビックリ‼️

パイプの下半分に脂が溜まり固まっていたのです。

床下部分からパイプを切断した部分までワイヤーが入れられ、中に溜まっていた脂の固まりが次々と取り除かれていきます。

業者さんが、
「出た、出た!」
と、なんだか大手術をしている外科医のように施術の成功を喜ばれているみたいに聞こえました。

こんなになるまで放っておいたこちらとしては、少し恥ずかしかったです。

その後、我が家のシンクはポコポコの音もなくなり、気兼ねなく水を流すことができるようになったのでした。



めでたし、めでたし。

暗くなるまで仕事をしていただいた配管工事の業者のみなさん、ほんとうにありがとうございました。



ただ、今回の工事費の請求書はまだ届いておりません…


         < 完 >