平成27年9月25日(金)雨。孫から運動会へ招待されましたが生憎の雨です。明日は好天に恵まれて欲しいのですが、テルテル坊主の身代わりにもなれません。もう、神頼みしかありません。
先ずは、因縁浅からぬと感じる高尾山薬王院へ「明日天気にな~れ」とお願いに上がります。
老骨に鞭は打てないので、清滝駅から高尾山駅までケーブルカーの客となります。
高尾山山門には持國天、増長天、広目天、多聞天の四天王が配されています。真言宗智山派の寺院で成田山新勝寺、川崎大師平間寺と並ぶ関東三大本山のひとつで祈願寺として有名と聞いて、我家の宗派と同じなれば明日の好天を確信します。
縁結びの神に天気は関係あるか?暫し考えますが、ぼけ封じともあるし手を合わせ頭を垂れます。
堂宇が沢山ありどれが薬王院か?分からなくなってきます。明日の好天と共に世界平和をお願いします。
朱色の堂宇が神力を感じさせます。賽銭をはずんで丁寧に「明日天気にな~れ」とお願いします。雨は降り続いています。
高尾山口駅前で名物とろろそばで腹ごしらえをして、念には念を入れて次の神様に梯子をします。
行く先を尋ね尋ねて電車とバスを乗り継いで漸く深大寺に辿り着きます。山門を潜りふ~安堵。
本堂には天台宗 武蔵別格本山、開創 天平五年(733年)、総本山 比叡山延暦寺、本尊 阿弥陀如来と記されております。宗派は違いますが霊験のあらたかさを感じます。手を合わせ丁重に「明日天気にな~れ」をお願いします。
最後は、ここで牛タンを肴に天気祭りを盛大に行い締めます。人事を尽くして天命を待つことにします。