お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

苦味が解る・・・東鳩会第124回月例会

2016年03月20日 13時02分43秒 | Weblog

 東鳩会第124回月例会は平成28年3月19日(土)、‘暑さ寒さも彼岸まで’の言葉通り温みを感じつつ、月例会場‘みちのく亭’で開かれました。雪が解けると開放的になり皆さんの顔も一段と緩んだような気がします。

 「今夜は喜寿祝い準備の話はないの?」「まだ同窓会から正式通知がないから、来てからでいいべ~」「んだらゆっくり飲むどいいんだ」「ヤスエちゃん!帰りおらえの家までドライブすっべね。いいが」とハチヤくんがデートを申し込みます。「いいよ!」心広いヤスエちゃんは二つ返事です。

 「ノブちゃん、まだ現役?」「いや、嘱託にも定年てあんのよ。だから自前の仕事してんだべした。当番だて言うから来たんだべした」

 「ほろ苦い蕗の薹も皆食べるようなったもね。これから山菜の季節だな~」とヤッさんが蘊蓄を傾けます。カキちゃんが言います「明日暫く振りにモンテディオ山形の応援に行って来っがな~」「お前行ったらホーム初勝利間違いなしだっだな~」

 「ワインも白より赤だべ。この赤の渋みの味を分かってこそワインよ」と自画自賛するノリちゃん。「ほれ、ほれ、今夜隣に燗酒相手がいなくていじけてるんだべー」とチバちゃんが私を揶揄します。「コイチロちゃん!クロちゃん!隣に座って~おねが~い!」

 ハウス栽培が盛んになり季節を知らせる食物数少ないなか、蕗の薹は季節を如実に知らせてくれます。ほろ苦さは舌に刺激を与え、香りは鼻をくすぐり春満載の使者です。

 今夜の締めは‘冷やし肉そば’です。そろそろ冷やしと付いたものが好まれる季節となります。カモ肉の蒸し鍋をメーンに天麩羅、野菜サラダ、香の物と年齢に合った肴を吟味していただきます。‘酸いも甘いも嚙み分ける’世間に通じた百戦錬磨の皆さんには、山菜の苦みやワインの渋みを旨さに換えるなど造作もないことです。ますます元気で仲間の絆の効用を追求したいと思います。

[出席者]蜂屋会長、中山副会長、茂木副会長、千葉事務局長、原田、田中、柿崎、横川、高橋(信)、中村(惠)の皆さんと私