令和5年5月17日(水)快晴。
「この時季、本間家の庭園鶴舞園の白ツツジ見事だろうな~修学旅行で見たあの感動をできたらもう一度!」という嬶様のご希望にお手伝いします。ツツジの見ごろと言えば「今でしょう!」と遠い昔探しに出かけます。
途中近道を掛けた積りが、藤島地区に迷い込み藤の花に遭遇します。「好いところに迷い込んだね!」とじっくり観賞します。
街路樹に藤棚なんてなかなか洒落ています。日除けには快適でしょう。
酒田市に着き、予定の時間を過ぎたので昼の腹ごしらえを早くします。‘海鮮どんや とびしま’で本マグロとろシラス丼をいただきます。
山居倉庫に一寸寄り道して、若葉の新鮮な空気を一杯吸って腹を整えます。
お目当ての本間氏別邸庭園「鶴舞園」につきます。清遠閣の正門を見るのは初めてです。歴史を感じます。
鶴舞園の入り口がこちらです。落ち着いた佇まいいいですね。
花の時季は一寸遅かったようですが、嬶様は遠い昔の感動を呼び起こせたでしょうか?
白いツツジが主役です。
邸宅との調和は見事です。やっぱり和風は心が落ち着きます。
「幼い心の感動は純粋だったんでしょうね!」酸いも甘いも噛み分けて来た人生の感覚は、幼少期の純粋な心を少しづつ失っているようです。
抹茶で一服し庭を眺めながら、遠い古を懐古します。「そうだよ!抹茶は昔苦いものだったが、今は旨いよ!」
ここまで来たのだからと欲張って、名瀑‘玉簾の滝’まで脚を伸ばします。名瀑を祀る‘御嶽神社’に頭をたれます。
ここも弘法大師が由来に載っています。東北地方は太子の由来が賑やかです。
落差63メートルの滝に圧倒されます。ふと考えるとこの山の向こうは、20代に5年ほど仕事した真室川町だと思うと親近感を覚えます。
名瀑の由緒書きです。古い歴史があるようです。
名瀑に虹がかかっていましたが、手前の腕では捉えることが出来ません。暫し見惚れます。
感慨に浸っているうち時刻は16時30分を過ぎています。帰り道は青沢越えのR344を選択します。カーブの多い山岳道路なれど交通信号もなく車の往来もほとんどない、目に青葉が心地よい快適なドライブでした。