めぐるの日記

めぐるの日記

ディープ・パープル その5

2024年08月06日 | ディープ・パープル
ディープ・パープルの新作アルバム『=1』が届いた。スティーヴ・モーズの後任、サイモン・マクブライド初参加作品だ。奇を衒うことなくすんなりとバンドのメンバーになっている。昨年の来日公演で、すでにそれを感じることが出来ていた。ライナーの通り、原点回帰と言えるようなストレートなロック・アルバムだ。ペイスとグローヴァーは年齢を超え、安定のパープル・グルーヴ。21世紀以降のライブでの印象からだけど、かなり摂生したからかギランのボーカルに不安を感じることはなくなった。エイリーもすっかりハモンド奏者になってパープルを体現している。
初回プレス限定盤には映像作品が付いている。モーズからマクブライドに替わった22年のヨーロッパ・ツアーのドキュメンタリーだ。10月31日ベルリン公演直前に、ペイスの提案で地元ミュージシャンと共演することに。そのシーンから、バンドが今も現役で、いかにリラックスしているかがよく伝わってきた。このアルバム・プロモーション公演で是非来日して欲しい。
あっ、どうでもいいことかもだけど、キーボード・テクだったエイリーの息子がプロダクション・マネージャーになっていた。
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Mk.7 ディープ·パープル

2023年11月09日 | ディープ・パープル
イアン・ギランが“絶対に買うな”と言ったとかどうとか…のディープ・パープル Mk.Ⅶ期のライブ盤を久しぶり聴いた。ちょうど30年前の93年11月9日バーミンガムNECのCDだ。オープニングの“ハイウェイ・スター”、ステージに登場せず前半ギターを弾かなかった例のステージ。カメラ・クルーに水ぶちまけたりして、周りを不愉快にさせてしまったリッチー。でもイレギュラーな演奏はそこまでで、以降はリッチー節全開で弾きまくった。当時、“Anyone's Daughter”の演奏映像観たファンはみんな感動したんじゃないかなぁ。このライブ・アルバムはその時のフルセット収録盤だ。かなり評判のよかったこの『紫の聖戦』ヨーロッパ・ツアー。ところが、バーミンガムから2週間後、知っての通りリッチー・ブラックモアが突然脱退した。来日直前のことで、ジョー・サトリアーニを入れてやって来た。コンサート自体はそんな騒動を感じさせないものだった。メンバーは、ぎり40代。イアン・ペイスなんかキレキレで、ジョンもジョーもイキイキしてた。でもこの来日から、以前にもまして“リッチーのいないパープルなんて”ってよく聞かれるようになっていった。今は、ブラツクモアズナイトでコンスタントにツアーを演ってるようだが、さすがにもう極東の地には来てくれないんだろうな。聴きながら、パープル脱退後のいつだかの来日公演。ベイNKホールだったか横浜文体だったか忘れたけど、リッチーがなんとツアーTシャツ姿でステージ上手の支柱にギター擦りながら登場した時のことを思い出した。衣装の洗濯間に合わなかったの?なんて驚いて笑えたんだよな。



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ディープ・パープル その4

2021年12月25日 | ディープ・パープル

ターニング・トゥ・クライム”が届いた。全編カバー・アルバムだ。思わずニヤッとする選曲だ。どの曲もパープルの曲に仕上がってる! そして今更ながら確信出来た。I・ペイスがリズムを刻む限りディープ・パープルは現役バンドだ!

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ディープ・パープル ライヴ・イン・ジャパン

2014年05月29日 | ディープ・パープル

ディープ・パープル ライヴ・イン・ジャパン(“MADE IN JAPAN”だと、いまひとつピンとこない)が届いた。以前の“ライヴ・イン・ジャパン’72完全版”が吹っ飛ぶ内容で、嬉しいリリースだ。ドキュメンタリーDVDも興味深い。当時の大人の事情がよく分かった。今さらながら、演奏は本当にスリリングでカッコいい!!夕べ、ダウンロード・カードでアクセスしたら24時間以上かかる表示が出てビックリ。暫く日を措かなくちゃいけないか…。

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ディープ・パープル その2

2014年04月12日 | ディープ・パープル

アリーナは最初から総立ちで、楽しい2時間だった。あの曲や、この曲も演らなかったけど、新作“Now What?!”を引っ提げてのプロモーション・ライブだった。今日は映像作品としての収録があり、ギランも調子よかったみたい。I・ペイスがリズムを刻む限り、パープルはまだまだ現役ライブ・バンドであり続けるはずた!! スティーブが“甘い罠”のフレーズを弾いてくれた。やっぱり、彼や世界の音楽ファンにとって“武道館”=チープ・トリックの“at Budokan”って結びつくんだろうなぁ。

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ディープ・パープル

2013年09月28日 | ディープ・パープル

’84 再結成ディープ・パープルのDVDを観た。いわゆる2期の活動時期は、わずか4年。当時の来日ステージを観ることができなかった自分にとって、この再結成と、翌年の来日はかなりインパクトのある出来事だった。それにしても、I・ペイスが格好良すぎる!!パープル=ペイスだと心底思ってしまう。ジョンはすでに亡く、リッチーはもう極東の地に出向いてくれない。この再結成を観ることができてラッキーだった。

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ジョン・ロード

2012年07月23日 | ディープ・パープル
ジョン・ロードが亡くなった。3年前のディープ・パープル来日、83年のホワイトスネイク来日でのジョンのことをブログに書いた。85年のディープ・パープル来日でも思い出がある。確か、スティーヴ・ウィンウッドに借りたハモンド・オルガンを持ってきてた(自身のものが修理中だった為)。“レイジー”演奏時そのハモンドの調子が悪く、ジョンはピアノでそれを演奏した。聴きなれたオルガンサウドと違い、まるでジャズを聴いてるかのような爽やかでオシャレな曲調に変わったのが印象的で、それを目撃できたことに当時とても感激した。音楽雑誌の人気投票で何年も、キース・エマーソンと1,2位を張り合った、誰もが認めるプレーヤーだった。R,I,P,
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ホワイトスネイク

2011年10月24日 | ディープ・パープル
赤坂BLITZで、ホワイトスネイクを観た。ゴージャス・スネイク突入直前まではなんとか聴いていたのだが…。これまた約30年ぶりだ。最後に観たのは83年。福島公演の帰り、大宮駅でライナー特急を待つ時間、ホームでサイン会。上野駅では、車内で一番ご機嫌だったJ・ロードと肩を組んで連れション…。懐かしい想い出だ。“ハンター”や“ミストリー”なんかは聴けないだろうと諦めていたが、まさかデヴィ・カヴァの“バーン”を聴けるとは思っていなかった。近年のステージでは演ってるのね。パープルへのわだかまりも時が解決したのか?!。スタンディングは正直辛かったけど観に行ってよかった。
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ディープ・パープル&インギー

2009年04月18日 | ディープ・パープル

ディープ・パープルとインギーの共演コンサートを観た。インギーについては正直勉強不足で、知ってる曲は“ヒロッシ~マ~モ~ナ~ム~ル”だけ。相変わらずのインギー節で、1曲目でもう満腹状態に。近くでクラッシュギターのネックをゲットした青年、左手のひらをザックリやられてた。休憩をはさんでいよいよパープル。実は開演30分前、有楽町線につながる国際フォーラムの地下道で、D・エイリーに遭遇。もしかしたらビ○クカメラにでも行ったのか?かなりリラックスした感じ。久しぶりのパープル観戦で期待が膨らむ。ステージはいきなり“ハイウェイスター”でスタート。I・ギランがかなりスリムになっていてびっくり。裸足で登場だ。だからセットチェンジの時、一生懸命掃除機かけてたんだ。往年のように声が出ないのは仕方ない。そんなことより、メンバーの姿を見ただけでただ興奮した。I・ペイス、R・グローバーはもとより、爽やか笑顔のS・モーズは在籍15年でリッチーをしのいだし、D・エイリーだってもう“キーボードを持った渡り鳥”なんて言わせない。“2期だけがパープル”ではないことをこのステージでしっかり証明してくれた。J・ロードがサプライズ登場し“パーフェクト・・・”を演奏した!“スペース・・・”演奏中、スタッフがインギーのアンプをステージ上手にセットし始めたら、ギランがそれを嫌って袖にそのアンプを押し戻した。直後、何故かモーズの音が出なくなる。一瞬の緊張がステージに。それでも、百戦錬磨の彼ら。グローバーがしっかり曲をエンディングに導いた。次の“スモーク・・・”でモーズvsインギーが実現。案の定、共演はこの1曲だけ。楽しそうにしていたのは二人だけで、あとのメンバーはインギーと視線を合わせてなかったようにみえた。そんなハプニングを含め、“リング・・・”“ハッシュ”なども聞けて大満足のコンサートだった。

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