“ターニング・トゥ・クライム”が届いた。全編カバー・アルバムだ。思わずニヤッとする選曲だ。どの曲もパープルの曲に仕上がってる! そして今更ながら確信出来た。I・ペイスがリズムを刻む限りディープ・パープルは現役バンドだ!
ディープ・パープル ライヴ・イン・ジャパン(“MADE IN JAPAN”だと、いまひとつピンとこない)が届いた。以前の“ライヴ・イン・ジャパン’72完全版”が吹っ飛ぶ内容で、嬉しいリリースだ。ドキュメンタリーDVDも興味深い。当時の大人の事情がよく分かった。今さらながら、演奏は本当にスリリングでカッコいい!!夕べ、ダウンロード・カードでアクセスしたら24時間以上かかる表示が出てビックリ。暫く日を措かなくちゃいけないか…。
アリーナは最初から総立ちで、楽しい2時間だった。あの曲や、この曲も演らなかったけど、新作“Now What?!”を引っ提げてのプロモーション・ライブだった。今日は映像作品としての収録があり、ギランも調子よかったみたい。I・ペイスがリズムを刻む限り、パープルはまだまだ現役ライブ・バンドであり続けるはずた!! スティーブが“甘い罠”のフレーズを弾いてくれた。やっぱり、彼や世界の音楽ファンにとって“武道館”=チープ・トリックの“at Budokan”って結びつくんだろうなぁ。
’84 再結成ディープ・パープルのDVDを観た。いわゆる2期の活動時期は、わずか4年。当時の来日ステージを観ることができなかった自分にとって、この再結成と、翌年の来日はかなりインパクトのある出来事だった。それにしても、I・ペイスが格好良すぎる!!パープル=ペイスだと心底思ってしまう。ジョンはすでに亡く、リッチーはもう極東の地に出向いてくれない。この再結成を観ることができてラッキーだった。
ディープ・パープルとインギーの共演コンサートを観た。インギーについては正直勉強不足で、知ってる曲は“ヒロッシ~マ~モ~ナ~ム~ル”だけ。相変わらずのインギー節で、1曲目でもう満腹状態に。近くでクラッシュギターのネックをゲットした青年、左手のひらをザックリやられてた。休憩をはさんでいよいよパープル。実は開演30分前、有楽町線につながる国際フォーラムの地下道で、D・エイリーに遭遇。もしかしたらビ○クカメラにでも行ったのか?かなりリラックスした感じ。久しぶりのパープル観戦で期待が膨らむ。ステージはいきなり“ハイウェイスター”でスタート。I・ギランがかなりスリムになっていてびっくり。裸足で登場だ。だからセットチェンジの時、一生懸命掃除機かけてたんだ。往年のように声が出ないのは仕方ない。そんなことより、メンバーの姿を見ただけでただ興奮した。I・ペイス、R・グローバーはもとより、爽やか笑顔のS・モーズは在籍15年でリッチーをしのいだし、D・エイリーだってもう“キーボードを持った渡り鳥”なんて言わせない。“2期だけがパープル”ではないことをこのステージでしっかり証明してくれた。J・ロードがサプライズ登場し“パーフェクト・・・”を演奏した!“スペース・・・”演奏中、スタッフがインギーのアンプをステージ上手にセットし始めたら、ギランがそれを嫌って袖にそのアンプを押し戻した。直後、何故かモーズの音が出なくなる。一瞬の緊張がステージに。それでも、百戦錬磨の彼ら。グローバーがしっかり曲をエンディングに導いた。次の“スモーク・・・”でモーズvsインギーが実現。案の定、共演はこの1曲だけ。楽しそうにしていたのは二人だけで、あとのメンバーはインギーと視線を合わせてなかったようにみえた。そんなハプニングを含め、“リング・・・”“ハッシュ”なども聞けて大満足のコンサートだった。