レコードに針を落とすと、テーマが示され、“オペラ座の夜”が始まった。組曲のようにストーリーが進んでいく。葛藤や苦悩、希望や願いが、今の彼女の言葉で綴られていく。自身だけでなく、周囲への気遣いにも溢れている。日本語訳が付いていて助かった。これで歩みを進めることができる。そして彼女の旅はこれからも続いていく。アトリエで目撃できた断片がこうして作品として届いた。1日も早く「傑作」再現ツアーを期待したいところだが、まっ、これはまた待つしかないなっ!!
ようやく、あのアルバム2枚がCD再発。言うまでもなく「ペニーレイン…」が、そのまま収録されている。「今はまだ人生を語らず」「ツアー`79」は、学生時代ホントによく聴いた。友人のアパートでギター弾きながら語ったっけ。残念ながら当時、ライブは行かなかったが、レコードから、ロックしてる拓郎の熱量をしっかり感じることができた。EP盤20分の「人間なんて」は、落ちこぼれの自分にはただ、勇気でしかなかった。
音楽コンパクト・ディスクが出現して、今年で40年だ。当時、こだわりを持ってレコードを聴いていた訳ではなかったので、純粋にCDの手軽さに感動した。レコード盤をひっくり返して聴くこと、プチプチと埃の音を気にするようなストレスから解放されたのだから。はっきり憶えていないが、ジェネシスで言えば、旧譜がCD化されたのは83年だったような。日本盤の発売を待たず、輸入盤を探し回った。タワレコでは英国盤を見つけられず、多くは六本木WAVEで購入したのだが、バーコードが印刷されていない物もあったりで、Manifactured in the UKを探すのちょっと苦労した思い出が。シュリンク包装されているので、外観だけでは分からなくて、店員さんによく尋ねて確認したっけ。それでも、買って帰り開けてみると、UKメイドなのにオランダ印刷のスリーブだったりと、つまらない拘りのせいで結構散財したなぁ。ガブリエル期のものは比較的簡単に見つけられたが、探すのに一番苦労したのは“Three Sides Live”だった。新宿、下北沢など探し回り、地元に戻ってきて立ち寄った、駿河台下のエジソンでやっと見つけた。このライブ盤、何故か曲のインデックスがいい加減なものばかりだった。ジェネシスのCDはこれまでリマスター盤とリミックス盤が出ているが、長くレコードで聞き慣れていたせいか、今でも“AAD”のコンパクト・ディスクを取り出して聴いてしまう。
PK戦は、試合で勝負がつかなかった時に大会を先に進める為の手段です。クロアチア×日本の公式戦記録は、1―1の引き分けです。謝ったりしないで帰って来て下さい。感動をありがとう!サムライブルー!!