維新150年 節目の年の大河ドラマがおもしろい。誰にでも分かりやすく描かれたドラマだ。なので観ていて簡単に感情移入してしまう(ただ単純なだけかも…)。 前回では北川“篤姫”の健気さに涙した。この先も期待度いっぱいだ。
その分野に明るくなくても、それに興味を持つきっかけをつくってくれた著名人が鬼籍に… ホーキング博士とノーキー・エドワーズだ。難しい理論も様々なメディアでやさしい解説がされ、宇宙への夢が膨らんだ。初めてエレキを持って、とりあえず真似してみた“あの”ギミック。R.I.P
ちょうど30年前、ピンク・フロイドが3度目の来日を果たした。自分にとってフロイド初体験だった。何よりも、武道館や代々木でそれまで観てきたライブの中で一番音がよかった。開演前から場内に小鳥のさえずりと小川のせせらぎがヘッドホンで“バイノーラル”録音を(死語?)聴いているかのような臨場感でひろがっていた。バリライトやレーザーを駆使したライティングのシャワーで、視覚で間違いなくトリップした。レーザーで武道館の天井に映し出された“ハッピー・バースデー”の文字演出も忘れることができない(当時は誰の誕生日なんだろうくらいの印象だったけど、ずいぶん後になってデヴィッド・ギルモアの誕生日が近かったからだと知ってなるほどと納得した)。開演前、あのクロマティーが客席に現れて歓声があがると、ステージ脇からクルーたちが何事かと出てきた日もあった。照明卓には、前年のジェネシス公演にも帯同していたバリライト・オペレーターがいた。私に“日本にも「デッドヘッズ」がいるとは思わなかった”と言ったことを覚えていてくれていた(広大なアメリカでは、グレートフルデッドのファン以外、よその地方までコンサートを観に行くことはないという意味で)懐かしい想い出だ。“One Slip”が、らしくなくオシャレに聴こえたのも印象的だった。今日はギルモアの誕生日だ。フロイド聴きながら寝ることにしよう。