アリーナは最初から総立ちで、楽しい2時間だった。あの曲や、この曲も演らなかったけど、新作“Now What?!”を引っ提げてのプロモーション・ライブだった。今日は映像作品としての収録があり、ギランも調子よかったみたい。I・ペイスがリズムを刻む限り、パープルはまだまだ現役ライブ・バンドであり続けるはずた!! スティーブが“甘い罠”のフレーズを弾いてくれた。やっぱり、彼や世界の音楽ファンにとって“武道館”=チープ・トリックの“at Budokan”って結びつくんだろうなぁ。
今夜はライブ収録があった。それより驚いたのは、最後の曲が始まった時、アリーナ下手後方から、白髪を後ろで束ねて白いシャツを着たジミー・ペイジがやってきて、ステージの袖から舞台に入って行ったのだ!! ほとんど誰にも気づかれず、騒がれずに。ジミー本当に来日してたんだ!! 演奏中で、しかも震えて声に出せなかった。
もう何も言うことはない。'78以降、東京公演は全て参戦してきた。恐らく"Jeff's Boogie"を東京で演ったのはBBA以来じゃないか…。“スモーク…”“天国…”と同じくらい、あの頃のエレキを少年にとって憧れの曲だった。今夜の生"Jeff's Boogie"一生の思い出となった。ありがとう、ジェフ!!
前回に続き、我が文の京、後楽園にジェフ・ベックが帰ってきた。NHKホールとちょっと曲が替わった。今日もアレンビックのような音色を出すベースが気になった。エフェクターかなぁ~ そう…今夜、場内で“ボストン”10月来日の告知が出ていた。'78~'79をすぐに思い出した。ジェネシス、スタンリーとベック、キャメル、ボストン、クイーン… よくもまぁ続けて観に行ったもんだ。初来日ボストンは開場、開演が遅れた。機材トラブルか何かでかなり待たされたっけ。でも始まると、すぐにトムシュルツの音にやられた。あの頃と昨年末のポールに始まった来日ラッシュが似てる。あと2日ベックを堪能して、週末はパープルだ!