キャメル公演が中止になってしまった。デビュー50周年を謳ったツアーだけに期待が膨らんでいた。デヴィッド・ボウイの作詞方法のアイディアを取り入れたりした、8編の詩集的アルバム“Rajaz”をリリースして2000年に来日。その後はご承知の通りで、2016年に復活の来日を果たした。この期間ホントに長かったなぁ。今はただ、アンディーの回復を願うばかりだ。
チッタで“キャメル”を観た。1部は、A面~B面とすり減るほど聴いていた、アナログ世代には嬉しい“ムーン・マッドネス”の再現ステージだ。こうして1枚通して聴くから、作品に意味を感じることができる気がする。2部は“DUST AND DREAMS”を中心に、代表曲を披露した。個人的には“UNEVENSONG”と“ICE”にグッと来た。あれからもう40年近く経ってるんだ…。近年、アンディーはレスポールに回帰してるみたいだ。ハンバッカーの音が魂を揺さぶる。ギターポットでのヴォリューム奏法に、アンディーのこだわりを感じた。なんと“MYSTIC QUEEN”でEbow使ってた!! 懐かしさいっぱいの3時間だった。
キャメルの来日公演へ。来日が実現しただけでもうれしくて仕方ない。フライヤーにあった初期作品というよりは、ベストな選曲のステージだ。ピーターが奏でた“尺八”サウンドで“スノーグース”が、日本の“北国の雁の物語”からインスパイアされて出来た曲です風に聞こえてしまった。“ダスト&ドリームス”に思い入れがあることも分かった。アンディーの気迫溢れるギターが良かった。ありがとう アンディー‼ それにしてもコリンの風貌が、里見浩太朗演じた黄門様みたい…。明日は川崎だ‼
昨年10月28日ロンドンでのライブを収めた“In From The Cold ”をようやく手に入れた。A・ラティマーが2時間のステージができるまでに回復したのがとても嬉しい。出来ることならやっぱり来日を期待したい。
リ・レコーディングされ、既にスタートしたツアー会場で販売されていた“The Snow Goose”が届いた。復帰に向けたリハーサルの賜物だろうか。もうこうなると来日への期待がどんどん膨らむ。無理はしてほしくないが、やっぱり観たい!!