めぐるの日記

めぐるの日記

岡本太郎美術館と相鉄 共通するのは?

2023年07月30日 | 鉄道
川崎市の生田緑地にある“岡本太郎美術館”へ行った。向ヶ丘遊園駅から徒歩でおよそ20分。現在、常設展示に加えて企画展も開催されているので、数多くの作品を観ることが出来る。住居兼アトリエだった青山にある“記念館”と共に訪れたい所だろう。彼自身の歴史を追いながら作品に接することが出来るようになっていた。とにかく、ありとあらゆることに目を向けて貪欲に吸収するさまが尋常でないことが展示から伝わってきた。

気がつけば2時間近く経っていた。展示を出ると、おっ!タローマンの展示スペースだ。ちびっ子達の歓声もあがってる。なかなかの人気ぶりだった。



ランチするには少し中途半端な時間になってしまった。向ヶ丘遊園駅まで戻り、喫茶店でひと休み。
そう言えば春先、最寄り駅の三田線地下ホームに相鉄車両21000系がすべりこんで来て驚いた。せっかくだからちょっと足を延ばし、普段乗る機会のほとんどない相鉄に乗ってみようと海老名に向かった。小田急から乗り換えて相鉄ホームに降りると、21000系西高島平行き特急が止まってる!あいにく出発してしまった。1時間に1本出ているようだ。次の横浜行きに乗り西谷駅まで行くことに。撮り鉄さんがホーム先端にちらほら。この先、東急新横浜線と相鉄が別れるスポットだ。相鉄、東急、JRと次々にやってくる!凄いなぁ!しばらくやってくる電車を眺めて帰ることに。

高島平を出て三田止まりの三田線のこと“NEC電車”なんて、大人の事情を知らない子供の頃によく友達と言ってたけど、今じゃ乗り換えなしで海老名まで行ける。夏休みなので、先頭展望をスマホで撮る子供達が運転席横で張りついてる。運転手さんも幕を下ろさずに西谷駅を出発した。シールド工法で造ったトンネルは柱がなくていい眺めだ。2面4線の新横浜駅では、東急、東京メトロ、都営地下鉄、相鉄に加えて埼玉高速鉄道の車両もやって来るかなりヤバイ状況だ。子供達もわずかな停車時間にあっちこっちシャッターを切っている。さすがに、新横浜駅で交替した運転手さんは幕を下ろした。男の子のひとりが日吉で降りて運転手さんに手を振ると、さよならフォンを鳴らして出発した。微笑ましい光景だ。そんなこんなで無事帰路に着いた。
今日の岡本太郎美術館と相鉄、どちらもかなり“カオス”だった!!

“バ~クハツだ~!バ~クハツだ~!タロ~マ~ン”









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竹田和夫 クリエイション

2023年07月19日 | フュージョン  邦楽
“もう買うことないだろう”と思っていた音楽雑誌を買った。表紙は“Fender”一色の特集号だが、お目当ては“竹田和夫”の大特集だ。竹田和夫と言えば、GRECOギターの教則カセットテープが入り口になった。当時買ったレコードは“ザ・スーパーベスト”だった。今も手元に残っているのは“Spinning Toe-Hold No.2”が収録されているからだ。レコードからCDにシフトし始めた頃、シングル盤B面のこの曲は簡単にCD化されないかもと思ったからだ(嬉しいことに、数年前の作品再発時ボートラ収録された)。なにより“Spinning...”は“No.2”の方が好きだった。初めて聴いた時、あまりにファンキーでフュージョンしてたので“魂売ったのか!?”なんて言いながら、彼の事をよく知りもせずノリノリでカッコいいこの曲に夢中になっていた。LIVEは'05の“CROSSOVER JAPAN”しか観てないが、いつも気になってオフィシャルサイトのスケジュールを見ている。そんな彼の作品が今年、3期に分けて再発されるとのこと。沼らない程度にお付き合いするか。
(敬称略)
追記 ヤードバーズの “幻の10年”もこれで知り、本家の方はかなり後に、やはり再発CD(レコードじゃなかったはず)のボートラで初めて聞いたはず。


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サンライズ出雲

2023年07月11日 | 鉄道
運行開始から四半世紀、ようやく“サンライズ出雲”に乗った。寝台特急に乗るの本当に久しぶり。確か“あかつき”で神戸から佐世保に行った以来。これまた四半世紀ぶりだ。なかなか切符が取れないって評判もあり、乗る機会が今までなかった。

出発時間は22時近くで、乗車したら直ぐに寝てしまうかと思っていたが、やはりワクワクして熟睡出来なかった。日付をまたぐ冨士川橋梁を渡る辺りで一度目が覚めた。それから2時間ほどが経ち、分岐器音が騒がしく聞こえた名古屋駅で起きた。しばらく車窓をうとうと眺める。新幹線だと次々に渡る岐阜三川も、少し上流を弧を描くように走る東海道本線だとかなり間隔を空けて渡ることになる。月明かりにぼんやり浮かぶ河川の風景もなかなかいい感じだ。“大垣駅”を通過し、横になって30分ほどだったか、列車が動いていなかった。米原駅で運転停車だ。2分ほどで再び動き出す。時刻は3時40分頃、ここからはほとんど横になれなかった。野洲の車両基地を過ぎ、瀬田川を渡り東山トンネルを抜けると京都駅通過だ。JRや近鉄の車両がホームで始発の時を待っている。桂川を渡ると関西圏の車両がいっぱい見られる向日町だ。山崎の古戦場跡、大カーブを過ぎ新大阪を通過。淀川を渡り、大阪駅でも2分ほど運転停車。そう言えば、この列車に乗ってから一度も警笛を聞いていない。機関車に牽かれた客車寝台で聞く夜中の機関車の警笛って“夜行列車旅”気分が上がったものだけど。夜も明けて明るくなってきた須磨~垂水辺りの海岸線の車窓を楽しむ。西明石を過ぎたあたりでうとうととし、気がついたら姫路を過ぎていた。乗車前に買い込んだおにぎりで朝食をとる。間もなくこの列車のハイライトとも言える切り離しが行われる岡山駅だ。多くの人が見守るなか、幌が外され貫通扉が閉められるいい光景だ。
当たり前だが、高松に向かう皆さんはこの場で出発のお見送りは出来ない。岡山駅を出ると、ここからは伯備線を北上だ。倉敷を過ぎると、山陽新幹線高梁川橋梁と交差する。言わずもがな、撮り鉄さん達の聖地のひとつだ。およそ3時間、山間を走るこの区間の車窓も決して見飽きることがない。高梁川、国道180号とつかず離れずで進み、竹田城同様雲海の城で知られる“備中松山城”の麓を駆け、渓谷をくねくねと走る。主要駅のひとつ新見駅を過ぎ、やがて鳥取県に入る。上石見駅など何カ所かで交換停車。車内では、沿線名所の案内放送も流れる。国道181号、日野川越しに鬼のオブジェが見えてくるともうすぐ米子だ。“大山”の観光案内放送が流れたけど、部屋の反対側で見られなかった。大きく左カーブして到着だ。

ホームには“WEST EXPRESS 銀河”をお迎えした時の痕跡が。
米子と言えば“後藤総合車両所”なのに“扇形機関庫”撮り損なった。そんなこんなでおよそ30分、終着駅“出雲市駅”に到着。心地よい疲労感と寝不足のまま、いざ出雲観光へ!
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スティーヴ·ハケット その9 初来日以前とオプタゴン

2023年07月04日 | ジェネシス イギリス プログレ

77年、ジェネシスを脱退した時は“日本では二度と観ることが出来ない”ギタリストになってしまったと、かなり落ち込んだ。でも今では、フロントマン2人(3人か)よりはるかに沢山来日してくれる元メンバーになった。ジェネシスの頃は、激しいフレーズがあっても控えめな存在の印象だったのに、ソロになってからはかなり精力的に、演奏もいまだ現役バリバリで活動している。脱退後コンスタントにアルバムをリリースしていたが、何せその頃は情報が少なかった。接することの出来たライブ音源は、NHK FMでオンエアされた79年/81年のレディング・フェスと、FM東京での80年ボトムラインくらい。オープンでエアチェクして、カセットにダビングして聴いていた。レディングの方は、79年がライブの後半、81年がライブの前半のそれぞれ正味25分くらいのオンエアだった。ご存知の通りこのNHKの音源は「BBC Transcription Services」作成のレコード盤だ。だから両公演とも片面しか放送してくれなかったてこと。この音源で注目だったのは79年の方。1曲目の“Optigan”だ。もしかしたら、メロトロンよりチープな玩具メーカーが作った楽器(おもちゃ)オプタゴンを野外のフェスでハケットが演奏していることだ。曲名にもなってるこの“Optigan”は、光学ソノシート・サンプラー!?キーボードと言ったところか、なんとも頼りない構造のキーボードだ。そう言えば、新津由衣『傑作』のプロデューサー石崎光(なんとChamberlinを所有されてる!)さんとお話しする機会があった“傑作会”で、“Optigan”のことも伺えばよかったなぁ。2年くらい前だったか、ハケットが、配信の対談で、ライヴ等で使っていた“オプタゴン、今は動かなくなってしまったんだ”って話してたような。因みに、アルバム『Defector』の“Sentimental Institution”で、ハケットがオプタゴンを演奏している(ノスタルジックなビックバンド風の音)。

オプタゴンを分かりやすく解説している動画です。




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インディ·ジョーンズと運命のダイヤル

2023年07月02日 | 映画

シリーズ5作目を観た。今回の冒険は時空を飛び越えるもので、やっぱり間違いのない娯楽映画だった。過去の4作と繋がりがないようで実は、インディがしっかり歳を重ねてきたことを思い返させてくれる設定になっていた。監督の、ルーカス、スピルバーグへのオマージュも感じられた。一作目から40年以上主人公を演じ続けてきたH・フォードも貫禄充分だ。かなり長いエンドロールで、この映画に携わっている人がとんでもなく多いことも分かった。作品、俳優、スタッフ達の意気込みを感じるには劇場スクリーンで観るのがやはり一番だ。初め気がつかなかったが、A・バンデラスも出演していて、なかなか渋い演技を魅せてくれていた。




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エマーソン・レイク & パーマー

2023年07月01日 | プログレッシブロック
ヤシの木の前で、胸元はだけて笑顔の“ラブ・ビーチ"から14年後の92年、“ブラック・ムーン”で再結成を果たした。イエス同様、“バンドどうなってるんだ?”って思ってた'80年前夜と違って、ベストヒットUSAやMTVのおかげで、ほぼリアルタイムで新曲が観れた。重厚な曲もあれば、今聴いても“いいなぁ”って思うキースの小品もある。同時に20年ぶりの来日も実現し、直後には“日本独占販売”“NO OVERDUBS!!”と謳って、RAHでのライブ・アルバムまでリリースした。
実は、今月から10本近い北米ツアーを予定しているカール・パーマー。春に心臓手術をしたばかり。体力回復してるのかなぁ。無理はして欲しくない。



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