リンゴが出版した写真集『Photograph』が届いた。リンゴでないと撮れなかったであろう表情のビートルズの写真が数多く集められている。来日時缶詰めになってた東京ヒルトンホテルから日枝神社を撮ったものや、ビートルズ以前のバンド“ロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズ”で訪れたローマでストラトを持ってポーズをとったものなど…ずっしり中身のある写真集だ。ロンドンで写真展を開くために、ポール、ヨーコ、オリヴィアらにも写真を探してと呼びかけているようだ。ペンタックスだけでなくニコンFフォトミックを手にしたスナップもあった。
一昨日のZepp Tokyoではよく確認出来なかったけど、屋外ステージのスクリーンがあって今日気がついたこと。リバース・ヘッドの“フェンダー”デカールが普通に貼られていた。と言うことはただ気まぐれでネックを交換したのではなく、最初からオーダーして作られたものだってことだ。やっぱり何か意図するところがあったのか? アームもキャップがついていないステンレスだけのものになっていた。未だ来日の度にジェフ・ベックは進化し続けてる。
雨降りで、しかもスタンディングは辛いなぁって思いながらお台場のZepp Tokyoへ…。でも楽しすぎて、気がつけばあっという間に終わってしまった。また来てくれてありがとう!! 日本初お披露目?のリバースヘッドのストラト。新たなベックモデルとなるのか!? テンションの違いで何かを感じ表現しようとしたのか、それとも深い意図はなくただの気まぐれなのか…興味は尽きない。自分にとってベックモデルと言えば“シェクター・アッセンブリー”だ。78年、ローランドGシンセから持ち替えての“フリーウェイジャム”で、スライドバーをブリッジ付近で激しく叩きつけるように演った時の印象が強烈だった。当時、日本のメーカーからこぞってコピーモデルが出たが、当の本人はそんなこと知ってか知らずか、あっさり短期間で使わなくなってしまった。閃き・直感の持ち主にはあの3つのミニSWをステージで使うのが面倒だったのかも…。“You know …”をS・クラークを思い出させるフレーズ、音色で弾きまくったR・スミスかっこよかったなぁ。そしてなによりも“Morning Dew”が聴けたのもめちゃ上がった。歌もののギター演奏カッコ良くて、ジミー・ホール連れてくるのありだ。明後日の横浜赤レンガ倉庫が楽しみだ。
今もスクワイアの訃報でファンは落胆しきっているはず… なところに全然知らなかったのだが、1年も前にジョン・アンダーソンがバンド結成していて、そのアルバムがリリースとアナウンスが。相方がなんとジャン・リュック・ポンティ! フュージョン,クロスオーバーの直撃を受けた方々には説明不要なプレイヤーだし、知らない人でも、その昔どこぞの放送局の夜のニュース番組のジングルで曲が使われていたから耳にした方は多いはず。そのふたりがクラウドファンディングを利用して活動していたとは… ライブアルバムのようだが、こうなると是が非でも、日本でも演ってくれって願ってしまう。ギルモアやウォーターズも動きがあるし秋もソワソワする気配が…!?