今朝の明るく大きな流れ星、そして新月の日に届いた“狂気”コレクターズBOX… 単なる偶然か? ピンク・フロイドがなせるわざか(笑) '90に英ネブワース・フェスでピンク・フロイドを観た。当日は猫の目天気で、トリのピンク・フロイド登場時は急に雨風が強くなった。演奏中にステージ・クルーが、強風に煽られていた例の円形スクリーンによじ登り、白いスクリーンをすべて外した。荒天のピークは“Sorrow”演奏の時で、冷たい雨が観客にあたって湯気が一面に立ち上り、そこにステージからのレーザー光線が通り抜けて、フィールドの後方まで幻想的な効果を出していた。きっと伝説の初来日の箱根もこんな感じだったのか。自然現象もひきつけるピンク・フロイドって…。
狂気(コレクターズ・ボックス)が来た。アラン・パーソンズがエンジニアを務めた『狂気』のアーリー・ミックスを手始めに聴いてみた。お~ちがう~!! ヤバイ!! ピンク・フロイドの大規模リリース・キャンペーンに、時(Time)も金(Money)も吸い取られていくぅ~!!
およそ30年ぶり、これが3度目のTOTOを武道館で観てきた。行ってよかった。自分の中では4枚目で止まっていたけど、バンドは前進し続けてくれた(当たり前か(照))。前にも書いたが、2度目の来日にはいい印象が残っていない。ステージに中弛みさえ感じていた。今夜は半分位知らない曲だったのに、2時間があっという間だった。特にペイチとS・ポーカロのキーボードソロ以降は怒濤のステージだった。機材と爆発アタマがスッキリしたS・ポーカロのキーボードに向かう立ち姿と、チョッパーのピンク帽をかぶっておどけるペイチが30年前と変わってなくて安心した。