昨日、ベックとクラプトンの共演を観た。おそらく私を含めて多くのファンが、あらぬ期待を抱いて肩すかしをくらった選曲で、共演は実現した。当人たちにとって共演はさほど一大事でないかのようにあっさりしたものだった(でもリハーサルはしっかりしていたみたいだ)。ともかく、この“さいたま”の地で歴史的な共演が行われたことは、日本のロック・ファンの記憶に残っていくことだろう。
6日、国際フォーラムでジェフ・ベック公演を観た。曲を大切にしていたと言うか、今まで観た中で一番丁寧に演奏していたように思えた。しかしそこはベック、相変わらず誰も真似できないフレーズを連発。あっという間の90分。あの曲演らなかったなんて言うのは贅沢で、64才で極東の地に2週間近くも滞在してコンサートをしてもらえるだけで、ただただありがたいことだ。今日のNHKホールも楽しみ!