メガロード02が出港し護衛を完了した和也と絵里率いるVF-Xシーアンタレス。
その後も何事もなく平和に過ごしていた。
星村絵里「志保美.真理~」
絵里は家に帰ってくるたびに幼い二人の娘を可愛がる。
ゼントラーディ人には子供と言う概念がなく、それが新鮮なためか。
生まれた二人の子供を物凄く溺愛するようになっていた。
和也も二人の子供を絵里程ではないが、凄く可愛がっている。
星村瑞穂「絵里姉貴も好きだね~」
SVF-203シャンクス.星村瑞穂
そんな様子を遊びに来た和也の妹で絵里の義妹瑞穂が呆れながら見る。
瑞穂の方が年上であり、年齢的に妹は絵里のようだが。
結婚したのが兄であるため、瑞穂は絵里を姉貴と呼んでいる。
そもそも軍歴の方はモーア・カリダムと言うゼントラーディ人として誕生(製造)されてからずっと戦場にいた絵里が上であり、瑞穂は後輩にあたってしまう。
その事もあって上記のように姉貴と呼んでいるんである。
むしろ思い出話に関してであるが、絵里の方が物凄く面白く2時間ほどは寝ないで聞けるらしい。
むしろ後年で言うバトル7のオペレーターであり美穂とサリーのような関係である。
和也も帰ってきて瑞穂を交え食事会をした。
結構話に盛り上り楽しくできた。
【翌日】
翌朝.絵里のアイフォンに一通のメールが届いた。
それはこの前VF-Xダンシング・スカルを設立させたかつての上官ミリアからであった。
一体なんだろうと思った絵里・・・・・・・寝ぼけながらメールを開く・・・・
メールを開くと寝ぼけていた絵里を一瞬で覚めさせる内容が飛び込んできた。
それは複合企業体ルミナスグループに関してである。
ミリアも星村一家と同じくルミナスグループに不信感を持っていた。
それ故、最近ひそかに連絡し合うようになった。
絵里は和也に断ってミリアのいる月面プトレマイオス基地へ向かった。
【月面プトレマイオス基地内部.ミリアと待ち合わせの部屋】
星村絵里「久しぶりですね、ミリア1級空士長・・・・・」
ミリア「その階級ではなく中尉だ、モーアいや星村絵里中尉。」
久しぶりに会った元上官。
まだ地球語には馴れている様子ではなく、男言葉である。
だけどゼントラーディ軍時代の上官時の威厳は残っておりなんか安心した。
だが・・・・・唯一違うのは・・・・・・・・・
ミリア「まさか部下であるお前が私と同じ階級になるとはな。」
星村絵里「地球の軍と言うのはそんな物です、かつての私たちには想像できなかったでしょう。」
階級が同じになっていた事である。
絵里はミリアより2階級下の3級空士長(地球で言う少尉に当たる。)である。
ミリアは先に帰化して2階級下の少尉になり、絵里も戦後入隊し准尉任官し同じスタートを歩んだ。
その結果、いろいろあってミリアと同じ階級になった。
ミリア「それはいいお前を読んだのはルミナスグループについて動きがあった、それをお前にも情報を共有しようと思ってな。」
星村絵里「その情報とは?」
ミリア「お前・・・・・私設軍隊イルミナシオンは知っているな?」
ミリアは絵里に私設軍隊イルミナシオンを知っているかどうかを聞いた。
その単語をまさかミリアが言うと思っていなかったらしく絵里は驚いた。
ルミナスグループではなく子分のイルミナシオンの方・・・・・・・
今回何を話されるのか・・・・・・・
星村絵里「知っていますとも、ルミナスグループの私設軍隊で新統合軍や同胞たちで編成されている。それがどうしたんですか?」
知っている事をミリアに伝え早くミリアが言いたい事を聞きたい。
イルミナシオンが何があったのかを・・・・
ミリア「実はイルミナシオンがメガロード02と03をベースにマクロス級戦艦バルバトスを建造し所有しているんだ。」
星村絵里「マクロスバルバトス!?」
ミリアから語られたのはマクロスバルバトスと言う名のマクロスであった。
バルバトスの意味とは悪魔の一つであり、作者不明の書物ゴエティアによれば30の軍団を率いる序列8番の公爵と言う事である。
バルバトスは魔術師が隠した財宝の在り処を知っていたり、動物の言葉を理解できるなどの能力を持っておりまた過去と未来を知っており友情を回復する力を所有している。
それを意味するバルバトスを艦名につけた・・・・・・・・・・
絵里はゼントラーディではあるが結構知能は高い。
バルバトスの意味を知っている。
ただ分からないのがイルミナシオンの主人であるルミナスグループがなぜ、バルバトスと言う名前を就けたのか?
それを考えると不気味に思う。
ミリア「連中が何を思ってマクロスを配備したか分からんが、何かよからぬ事をしているだろう。」
星村絵里「なぜそのような話を私に?」
ミリア「お前は真面目さがなくゼントラーディらしくないが、口の堅さには信頼している。デワントンにも話すが・・・・・・奴は一般の軍人、巻き込むわけにはいかない。同じVFーXの隊員であるお前だからこそこの話をしたのだ。」
ミリアが言うにこの話は秘密にした方がいい。
デワントン2級空士長でも、メール2級空士長以下他の仲間でも言えず私だけ・・・・
それほど事態が深刻だと言うのか・・・・・・・・・
『本日のニュースです、入植したての移民惑星エデンの都市キャピタルシティではぐれゼントラーディ部隊の襲撃を受けました。現在、民間人の避難が完了しており空軍と陸軍が迎撃戦を展開しています。』
二人が話している時、部屋に置いてあったモニターテレビで惑星エデンの戦闘のニュースが流れた。
当然、横目で見る。
ミリア「モーア、お前はVF-X部隊の一員だ。話は必ずお前の夫.星村和也大尉にも伝えるように、私の夫婦とお前の夫婦の間の秘密にしておけ.いいな。」
星村絵里「サ・エスケスタ。」
この話は二つの夫婦で秘密にしなければならない。
軍需複合体ルミナスグループが一体何をやらかすのかを・・・・・・
だが、やはり悪い予感はする・・・・・・
自分の身ではない、先ほど出港したメガロード02・03いや02船団が・・・・・
ルミナスグループは一体何を考えているのか・・・・・・・
絵里とミリアは部屋から出る。
ミリアはパーティがあるので絵里と別れなければならない。
そんなわけで絵里とミリアは別れた・・・・・・
星村絵里「・・・・・・・・・・・これから平和的に過ごせるかしら・・・・・」
絵里は不安そうに空を見上げる。
この話をどのようにして和也に伝えればいいのか・・・・・・・・・
そんなことで頭に支配される。
これから絵里はどのように動くのだろうか?
その後も何事もなく平和に過ごしていた。
星村絵里「志保美.真理~」
絵里は家に帰ってくるたびに幼い二人の娘を可愛がる。
ゼントラーディ人には子供と言う概念がなく、それが新鮮なためか。
生まれた二人の子供を物凄く溺愛するようになっていた。
和也も二人の子供を絵里程ではないが、凄く可愛がっている。
星村瑞穂「絵里姉貴も好きだね~」
SVF-203シャンクス.星村瑞穂
そんな様子を遊びに来た和也の妹で絵里の義妹瑞穂が呆れながら見る。
瑞穂の方が年上であり、年齢的に妹は絵里のようだが。
結婚したのが兄であるため、瑞穂は絵里を姉貴と呼んでいる。
そもそも軍歴の方はモーア・カリダムと言うゼントラーディ人として誕生(製造)されてからずっと戦場にいた絵里が上であり、瑞穂は後輩にあたってしまう。
その事もあって上記のように姉貴と呼んでいるんである。
むしろ思い出話に関してであるが、絵里の方が物凄く面白く2時間ほどは寝ないで聞けるらしい。
むしろ後年で言うバトル7のオペレーターであり美穂とサリーのような関係である。
和也も帰ってきて瑞穂を交え食事会をした。
結構話に盛り上り楽しくできた。
【翌日】
翌朝.絵里のアイフォンに一通のメールが届いた。
それはこの前VF-Xダンシング・スカルを設立させたかつての上官ミリアからであった。
一体なんだろうと思った絵里・・・・・・・寝ぼけながらメールを開く・・・・
メールを開くと寝ぼけていた絵里を一瞬で覚めさせる内容が飛び込んできた。
それは複合企業体ルミナスグループに関してである。
ミリアも星村一家と同じくルミナスグループに不信感を持っていた。
それ故、最近ひそかに連絡し合うようになった。
絵里は和也に断ってミリアのいる月面プトレマイオス基地へ向かった。
【月面プトレマイオス基地内部.ミリアと待ち合わせの部屋】
星村絵里「久しぶりですね、ミリア1級空士長・・・・・」
ミリア「その階級ではなく中尉だ、モーアいや星村絵里中尉。」
久しぶりに会った元上官。
まだ地球語には馴れている様子ではなく、男言葉である。
だけどゼントラーディ軍時代の上官時の威厳は残っておりなんか安心した。
だが・・・・・唯一違うのは・・・・・・・・・
ミリア「まさか部下であるお前が私と同じ階級になるとはな。」
星村絵里「地球の軍と言うのはそんな物です、かつての私たちには想像できなかったでしょう。」
階級が同じになっていた事である。
絵里はミリアより2階級下の3級空士長(地球で言う少尉に当たる。)である。
ミリアは先に帰化して2階級下の少尉になり、絵里も戦後入隊し准尉任官し同じスタートを歩んだ。
その結果、いろいろあってミリアと同じ階級になった。
ミリア「それはいいお前を読んだのはルミナスグループについて動きがあった、それをお前にも情報を共有しようと思ってな。」
星村絵里「その情報とは?」
ミリア「お前・・・・・私設軍隊イルミナシオンは知っているな?」
ミリアは絵里に私設軍隊イルミナシオンを知っているかどうかを聞いた。
その単語をまさかミリアが言うと思っていなかったらしく絵里は驚いた。
ルミナスグループではなく子分のイルミナシオンの方・・・・・・・
今回何を話されるのか・・・・・・・
星村絵里「知っていますとも、ルミナスグループの私設軍隊で新統合軍や同胞たちで編成されている。それがどうしたんですか?」
知っている事をミリアに伝え早くミリアが言いたい事を聞きたい。
イルミナシオンが何があったのかを・・・・
ミリア「実はイルミナシオンがメガロード02と03をベースにマクロス級戦艦バルバトスを建造し所有しているんだ。」
星村絵里「マクロスバルバトス!?」
ミリアから語られたのはマクロスバルバトスと言う名のマクロスであった。
バルバトスの意味とは悪魔の一つであり、作者不明の書物ゴエティアによれば30の軍団を率いる序列8番の公爵と言う事である。
バルバトスは魔術師が隠した財宝の在り処を知っていたり、動物の言葉を理解できるなどの能力を持っておりまた過去と未来を知っており友情を回復する力を所有している。
それを意味するバルバトスを艦名につけた・・・・・・・・・・
絵里はゼントラーディではあるが結構知能は高い。
バルバトスの意味を知っている。
ただ分からないのがイルミナシオンの主人であるルミナスグループがなぜ、バルバトスと言う名前を就けたのか?
それを考えると不気味に思う。
ミリア「連中が何を思ってマクロスを配備したか分からんが、何かよからぬ事をしているだろう。」
星村絵里「なぜそのような話を私に?」
ミリア「お前は真面目さがなくゼントラーディらしくないが、口の堅さには信頼している。デワントンにも話すが・・・・・・奴は一般の軍人、巻き込むわけにはいかない。同じVFーXの隊員であるお前だからこそこの話をしたのだ。」
ミリアが言うにこの話は秘密にした方がいい。
デワントン2級空士長でも、メール2級空士長以下他の仲間でも言えず私だけ・・・・
それほど事態が深刻だと言うのか・・・・・・・・・
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『本日のニュースです、入植したての移民惑星エデンの都市キャピタルシティではぐれゼントラーディ部隊の襲撃を受けました。現在、民間人の避難が完了しており空軍と陸軍が迎撃戦を展開しています。』
二人が話している時、部屋に置いてあったモニターテレビで惑星エデンの戦闘のニュースが流れた。
当然、横目で見る。
ミリア「モーア、お前はVF-X部隊の一員だ。話は必ずお前の夫.星村和也大尉にも伝えるように、私の夫婦とお前の夫婦の間の秘密にしておけ.いいな。」
星村絵里「サ・エスケスタ。」
この話は二つの夫婦で秘密にしなければならない。
軍需複合体ルミナスグループが一体何をやらかすのかを・・・・・・
だが、やはり悪い予感はする・・・・・・
自分の身ではない、先ほど出港したメガロード02・03いや02船団が・・・・・
ルミナスグループは一体何を考えているのか・・・・・・・
絵里とミリアは部屋から出る。
ミリアはパーティがあるので絵里と別れなければならない。
そんなわけで絵里とミリアは別れた・・・・・・
星村絵里「・・・・・・・・・・・これから平和的に過ごせるかしら・・・・・」
絵里は不安そうに空を見上げる。
この話をどのようにして和也に伝えればいいのか・・・・・・・・・
そんなことで頭に支配される。
これから絵里はどのように動くのだろうか?