マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第19話 ミリアからの呼びだし

2017-03-12 21:27:21 | マクロス外伝戦場の遺産
メガロード02が出港し護衛を完了した和也と絵里率いるVF-Xシーアンタレス。
その後も何事もなく平和に過ごしていた。

星村絵里「志保美.真理~」

絵里は家に帰ってくるたびに幼い二人の娘を可愛がる。
ゼントラーディ人には子供と言う概念がなく、それが新鮮なためか。
生まれた二人の子供を物凄く溺愛するようになっていた。
和也も二人の子供を絵里程ではないが、凄く可愛がっている。

星村瑞穂「絵里姉貴も好きだね~」
SVF-203シャンクス.星村瑞穂

そんな様子を遊びに来た和也の妹で絵里の義妹瑞穂が呆れながら見る。
瑞穂の方が年上であり、年齢的に妹は絵里のようだが。
結婚したのが兄であるため、瑞穂は絵里を姉貴と呼んでいる。

そもそも軍歴の方はモーア・カリダムと言うゼントラーディ人として誕生(製造)されてからずっと戦場にいた絵里が上であり、瑞穂は後輩にあたってしまう。
その事もあって上記のように姉貴と呼んでいるんである。
むしろ思い出話に関してであるが、絵里の方が物凄く面白く2時間ほどは寝ないで聞けるらしい。

むしろ後年で言うバトル7のオペレーターであり美穂とサリーのような関係である。

和也も帰ってきて瑞穂を交え食事会をした。
結構話に盛り上り楽しくできた。

                         【翌日】
翌朝.絵里のアイフォンに一通のメールが届いた。
それはこの前VF-Xダンシング・スカルを設立させたかつての上官ミリアからであった。
一体なんだろうと思った絵里・・・・・・・寝ぼけながらメールを開く・・・・

メールを開くと寝ぼけていた絵里を一瞬で覚めさせる内容が飛び込んできた。
それは複合企業体ルミナスグループに関してである。
ミリアも星村一家と同じくルミナスグループに不信感を持っていた。
それ故、最近ひそかに連絡し合うようになった。

絵里は和也に断ってミリアのいる月面プトレマイオス基地へ向かった。

          【月面プトレマイオス基地内部.ミリアと待ち合わせの部屋】
星村絵里「久しぶりですね、ミリア1級空士長・・・・・」

ミリア「その階級ではなく中尉だ、モーアいや星村絵里中尉。」

久しぶりに会った元上官。
まだ地球語には馴れている様子ではなく、男言葉である。
だけどゼントラーディ軍時代の上官時の威厳は残っておりなんか安心した。
だが・・・・・唯一違うのは・・・・・・・・・

ミリア「まさか部下であるお前が私と同じ階級になるとはな。」

星村絵里「地球の軍と言うのはそんな物です、かつての私たちには想像できなかったでしょう。」

階級が同じになっていた事である。
絵里はミリアより2階級下の3級空士長(地球で言う少尉に当たる。)である。
ミリアは先に帰化して2階級下の少尉になり、絵里も戦後入隊し准尉任官し同じスタートを歩んだ。
その結果、いろいろあってミリアと同じ階級になった。

ミリア「それはいいお前を読んだのはルミナスグループについて動きがあった、それをお前にも情報を共有しようと思ってな。」

星村絵里「その情報とは?」

ミリア「お前・・・・・私設軍隊イルミナシオンは知っているな?」

ミリアは絵里に私設軍隊イルミナシオンを知っているかどうかを聞いた。
その単語をまさかミリアが言うと思っていなかったらしく絵里は驚いた。
ルミナスグループではなく子分のイルミナシオンの方・・・・・・・
今回何を話されるのか・・・・・・・

星村絵里「知っていますとも、ルミナスグループの私設軍隊で新統合軍や同胞たちで編成されている。それがどうしたんですか?」

知っている事をミリアに伝え早くミリアが言いたい事を聞きたい。
イルミナシオンが何があったのかを・・・・

ミリア「実はイルミナシオンがメガロード02と03をベースにマクロス級戦艦バルバトスを建造し所有しているんだ。」

星村絵里「マクロスバルバトス!?」

ミリアから語られたのはマクロスバルバトスと言う名のマクロスであった。
バルバトスの意味とは悪魔の一つであり、作者不明の書物ゴエティアによれば30の軍団を率いる序列8番の公爵と言う事である。
バルバトスは魔術師が隠した財宝の在り処を知っていたり、動物の言葉を理解できるなどの能力を持っておりまた過去と未来を知っており友情を回復する力を所有している。
それを意味するバルバトスを艦名につけた・・・・・・・・・・

絵里はゼントラーディではあるが結構知能は高い。
バルバトスの意味を知っている。
ただ分からないのがイルミナシオンの主人であるルミナスグループがなぜ、バルバトスと言う名前を就けたのか?

それを考えると不気味に思う。

ミリア「連中が何を思ってマクロスを配備したか分からんが、何かよからぬ事をしているだろう。」

星村絵里「なぜそのような話を私に?」

ミリア「お前は真面目さがなくゼントラーディらしくないが、口の堅さには信頼している。デワントンにも話すが・・・・・・奴は一般の軍人、巻き込むわけにはいかない。同じVFーXの隊員であるお前だからこそこの話をしたのだ。」

ミリアが言うにこの話は秘密にした方がいい。
デワントン2級空士長でも、メール2級空士長以下他の仲間でも言えず私だけ・・・・
それほど事態が深刻だと言うのか・・・・・・・・・

『本日のニュースです、入植したての移民惑星エデンの都市キャピタルシティではぐれゼントラーディ部隊の襲撃を受けました。現在、民間人の避難が完了しており空軍と陸軍が迎撃戦を展開しています。』

二人が話している時、部屋に置いてあったモニターテレビで惑星エデンの戦闘のニュースが流れた。
当然、横目で見る。

ミリア「モーア、お前はVF-X部隊の一員だ。話は必ずお前の夫.星村和也大尉にも伝えるように、私の夫婦とお前の夫婦の間の秘密にしておけ.いいな。」

星村絵里「サ・エスケスタ。」

この話は二つの夫婦で秘密にしなければならない。
軍需複合体ルミナスグループが一体何をやらかすのかを・・・・・・
だが、やはり悪い予感はする・・・・・・
自分の身ではない、先ほど出港したメガロード02・03いや02船団が・・・・・

ルミナスグループは一体何を考えているのか・・・・・・・
絵里とミリアは部屋から出る。
ミリアはパーティがあるので絵里と別れなければならない。
そんなわけで絵里とミリアは別れた・・・・・・

星村絵里「・・・・・・・・・・・これから平和的に過ごせるかしら・・・・・」

絵里は不安そうに空を見上げる。
この話をどのようにして和也に伝えればいいのか・・・・・・・・・
そんなことで頭に支配される。

これから絵里はどのように動くのだろうか?
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シェリル復活 解説者はミラージュ・ファリーナ・ジーナス

2017-03-12 14:38:15 | マクロスキャラクターブログ


どうもミラージュ・ファリーナ・ジーナスです。
画像は私より腕前が良くてアテナの母であるコミリアおばさまの画像です。

さて今日は前作マクロスFのヒロイン.シェリル・ノームさんが復活するそうです。

で集めた情報だと新曲だそうです。
新作アニメに出るわけじゃないそうです。

若干安心しました、新作アニメに出て剣鉄也の法則になるかと思いました。
新曲は楽しみですね。

えっ現地による情報は・・・・・・・・・・・・・・


             ごめんなさい

現地には行ってませんでした。
私は今日家でごろごろしたい気分でしたので。
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第18話 メガロード02シティ

2017-03-12 13:51:46 | マクロス外伝戦場の遺産
ゼントラーディの攻撃に晒された冥王星郊外航宙戦で、2人のパイロットを救うべく2名のパイロットを失った。
だが悲しんでいる暇もない、このまま目的地まで行かなければならない。
そう場所の分からない植民可能な惑星まで・・・・・・

ジェニス・ラングとエニカ・ユンカースの2名。
丁度、失ったパイロットと同じ数の隊員が乗っていた。
だが、救助するのはいいがこれから先どのようにすればいいのかウォレスは悩んでいた。
彼らの所属部隊はアタリア要塞の所属だ。

と言ってもこれから太陽系を抜け別の星系へ向かう。
単独で返しても襲われる可能性がある。
いっそのこと預かって、臨時補充隊員として預かるか・・・・
だが、彼らの意思を考えねば・・・・・・・・・

ジェニス「別にいいですよ。」

エニカ「どうせ危険だし、このまま厄介になるわね。司令部にはそう伝えて。」

ジェニス「むしろ、面白そうじゃないですか超長距離移民船団なんて。」

帰って言葉は都合の良いが、想定はしていない物であった。
左遷である移民船団に残る道を選んだのである。
どうせ無理だと言えないので、二人をフルーレ小隊に補充要員として配属する事になった。

当然、アタリア要塞司令部にも伝え了承を得る事に成功した。
最初は困惑していたが、二人の安全も考え残す事を決めた。



一方その頃、入植したての惑星エデンではぐれゼントラーディの残留部隊がキャピタルシティを襲撃したニュースが入ってきた。
現地の新統合軍の守備隊は持てる戦力を持って排除に成功する。

だがこれから、同様の事件が多数発生しているので深く触れないでおく。

           【メガロード02 統合管制センター】

ローラ「どうしっかり仕事している?」

アン「はい、すっかりメガロード02の管制のやり方には慣れました。大規模な戦闘があっても大丈夫です。」
統合管制センター第2班主任アン・へープナー少尉

ローラ「頼もしいわね、期待しているわ。」

一連の戦闘もあってかブリッジオペレーターであるアンは下の階にある統合管制センターを訪れていた。
男女の管制官達と艦内の運用管理・保守を行う管理者の2種類が働いていた。
機能的にも地上基地の司令部に匹敵していた。

直属佐官クラスの士官が管理している。
小規模の部隊と艦内全体に指示を出すブリッジ管制室と連動する目的か、ウォレスから統合管制センターの視察をするように言われた。

仕事はあらかた終わり、エレベーターに乗って下の更衣室へ向かう。
更衣室に入ると上着を脱ぎタイトスカートを脱ぎ、ロッカーに入れる。
ロッカーの中に入れてあった私服に着替え、廊下に出る。

再びエレベーターに乗り一番下まで降りる。
そしてバックを片手にメガロード02内部の軍施設のエントランスまで向かう。
これから非番であり、少し気分転換に遊びに行くのである。

激務から解放されるので、いつも見せない様な笑顔になる。
少しだけだけど、メガロード02内部に建設された街で身も心も堪能しなければ。
ローラはそう思っていた、だがその有頂天を壊す声が聞こえる。
               中尉!?

突然大声でローラを呼ぶ声があった。
ドキッという感情になり恐る恐る後ろを見る。

新条祐「やはり中尉だ?お出かけですか?」

ブレード小隊隊長、新条祐がいた。
彼が着ている格好は制服でも作業着でもない、私服。
それにクレアとケイルがいない、すなわち一人。
なんか周りに男女の仲だと誤解されるパターンになりそう。
なんか微妙。

ローラ「おでかけだけど・・・・・・」

なんとしても誤解されないようにそうそうに解決しなければ・・・・
そう思っていたローラであった。
一方の祐の答えはと言うと・・・・・・・

新条祐「自分もこれから出かけます。」

ローラ「あなたも?」

新条祐「えぇゲームセンターが開設されたのでそこに遊びに行くんです。」

ゲームセンター、祐ぐらいの年頃としては当然か。
ローラは祐がゲームセンターに遊びに行くと聞いてまだまだ少年だなと思った。
ローラのその考えは間違ってはいないが、少し足りていない。
新統合軍の若い男女のみならず、一定の年齢の兵士にもゲームセンターが好きで遊びに行く人がいる。
そんな事を知らないローラは、世間知らずの要素が入っている。

世間知らずな要素の入っているローラを祐は知る事に興味がないため、ほぼ永久的に知る事はない。

だが、ゲームセンターと言う物には興味がある。
士官学校時代から勉強ばっかりの人生であり、ゲームセンターには一度も行った事がない。
どんな所なのか興味がある。

しかし、祐と一緒に行けば恋人関係と勘違いされる。
それに同じ船団の所属になってからそんなに日は深い方ではないのに・・・・
でもゲームセンターに行きたいな~

二つの気持ちが交差し優柔不断になる。

新条祐「中尉、なんか顔色悪いですよ。」

ローラ「べ.別にそんなわけじゃないから!!気にしないで・・・・」

いつの間にか顔色が悪く心配され、必死に否定する。
このままでは外に外出するどころか病院送りになってしまう。
でも気持ちの整理をつけないと・・・・・・・・

クレア「隊長、待ちましたか?」

新条祐「今待っていた所だよ、ケインは?」

クレア「もうすぐ来ますよ。」

                !?

まさか部下を連れて遊びに行くつもり?
さっきまで私が必死になって悩んでいたのは一体なんだったの?
ローラはさっきまで必死にあがいて悩んだ事を後悔する。

ケイン「隊長、遅れてすいません。」

新条祐「よく来たな~」

これじゃあ、ただの同僚関係じゃないの・・・・・・
訳の分からない事を思ってしまうローラ。

新条祐「中尉もどうですか?」

ローラ「私も友達と待ち合わせているから~」

新条祐「そうっすか、ではさよなら~」

この展開、まるで私がコミュ障みたい・・・・・・・・・
私は一体なんだろうか?
その後、落ち込みの激しさのあまりバーでヤケ酒しまったとの事。
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