突如偽装遺跡から出現したバイオ兵器。
見た目はグロテスクであり、何より虫の苦手なミラージュの精神に大きなダメージを受ける。
見た目が恐ろしくて腰が抜けそうだ。
クレア「隊長、指示を・・・・・・・・」
ミラージュ「はっ・・・・・・・・全機上空へ!!」
『了解』
上空へ退避し様子を見る。
獲物が消えたと判断したのか周りを見回す昆虫型のバイオ兵器。
上空へ退避したミラージュ達は一安心した。
カーク「あの化け物は対空攻撃はないようだな、お次はどうする?」
ミラージュ「次は・・・・・・・・・」
メリル「隊長、この遺跡の主人たちが接近してきたわよ、2時方向来るわ。」
メリルの言葉通り、反統合系ゲリラ組織のVF-171ナイトメアプラスが接近してきた。
タイプはEX、かなりの強敵そうな装備である。
「新統合軍の犬め我が研究施設の兵器を狙いにきたか!!」
「このまま奪わせるかよ!!」
数はそんなに多くはないと思うが、あのエンブレムからすればエースパイロット。
容易に任務はできないか・・・・・・・・・
ミラージュはそんな事を思いながら下を見てついうっかり・・・・・
ミラージュ「あんな奴と戦うから嫌なんだよな・・・・・」
皆には言ってはいけない事、昆虫嫌い。
それはばっきりメリルとカークに聞こえていた。
二人はミラージュの小隊長としての尊敬を損なうどころか・・・・
メリル「案外隊長って・・・・・・」
カーク「女らしい事があるんだな。」
メリル「第2次ウィンダミア独立戦争の英雄と言っても女ね・・・・・」
カーク「むしろ可愛いな。」
とむしろ女らしい一面があり可愛いと親しみを感じたようである。
そんな事を感じている事はミラージュは知らない。
ズタタタタタタタタタタタタタタ
ミラージュ「腕はいいが、ウィンダミアの時に比べればまだまだ弱いですね。」
ミラージュはファイターを反対向きで反統合ゲリラのナイトメアプラスEXに迫る。
ファイター形態のまま両腕をぷらんとだらしなく下げる。
反統合ゲリラのパイロットは何をするのかと思ったその時。
ズタタタタタタタタタタタタタタ
通過する地点でナイトメアプラスEXの背中に銃撃を加えた。
いやコックピット上空と言った方が正しいであろう。
ミラージュに撃たれたコックピットは赤く染まる。
ミラージュ「ふっ・・・・弱い。」
メリル「隊長、本隊より報告現在。敵部隊と交戦中と報告が・・・・」
ミラージュ「なんですって!?」
ミラージュ率いるセンチネル小隊が遺跡に行っている頃、反統合系ゲリラ組織の強襲を受けていた。
援軍部隊が今すぐ発進できる状態ではないとの事。
ミラージュ「くっ・・・・・・・・・」
カーク「敵3機援軍来たぜ、ヌージャデル・ゲルフだ!どうします?」
敵の増援が迫る、応援がない以上厳しい。
あの怪物に対する余力があるかどうか・・・・・
ならばここは・・・・・・・・・・・
ミラージュ「・・・・私はあの化け物をやります、後の2機頼みました。」
メリル「えっ」 カーク「なんだって!?」
ミラージュ一人であの怪物に挑みメリルとカークが敵増援に対処する宣言した。
二人は驚いていたが、ミラージュが下へ降りて行ってしまった。
昆虫嫌いなミラージュは本来はやりたくなかったけど、二人の部下を危険にさらすわけにはいかないので単身バイオ兵器の前に立つ。
ミラージュ「うっ気色悪い・・・・・・」
やはりグロテスクな昆虫型はミラージュの生理的には受け付けない。
まずは・・・・・・・・・・・・・銃撃。
ズタタタタタタタタタタタタタタ
ガキン ガキン ガキン ガキン ガキン
ミラージュ「効果がない!?」
バイオ兵器の防御率は想像以上に高かった。
撃ったレーザー砲は直ぐ跳ね返してしまう。
ミラージュ「うっ・・・・・・・・・」
ドシン
バイオ兵器はミラージュを殺すべくハサミを地面に叩きつける。
ミラージュは反射神経がいいのか、すぐ後ろへバックする。
近くに接近すれば弱点である防御の低い部分が見つけられると思うが・・・・
シュッ
バシン
ミラージュ「くそ後数cm近ければ死んでいた・・・・・・・・左腕と頭部カメラ破損糞。」
今のバイオ兵器の攻撃で左腕と頭部カメラを失ってしまう。
コックピットにもダメージが大きく一歩間違っていたら死んでいた可能性があるほどだ。
ミラージュも一瞬冷や汗をかいたが、このままでは厳しい。
ミラージュ「何かないか・・・・・・・・・」
ミラージュは簡単に接近してナイフを刺せばいいが・・・・・
いやそれだけでは・・・・・・・
そう言えばこの兵器何処かで記憶が・・・・・・・・
昔祖父母の養女になっていてパイロットだったモアラミアがこいつと相手して・・・・
・・・・・ナイフで刺せばいいのは確信できたが、奴に近づくには・・・・・
そう言えばヌージャデル・ゲルフが破壊されて残骸として残っているんだっけ・・・・
残骸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうか・・・・・・・・だったら・・・・・・
ミラージュ「ふん!!」
ズタタタタタタタタタタタタタタ
ズドォォン
既に残骸になっていたヌージャデル・ゲルフに向けて発砲し破壊する。
1機だけではない2機だ。
2機の爆発によりバイオ兵器は怯んだ。
ミラージュ「舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ブシュ
ミラージュは僅かな時間で接近しナイフでバイオ兵器の首元を突き刺した。
刺された箇所から緑色の体液が出てきて、機体にかからないようにと次の攻撃を避けるために後ろにバックする。
バイオ兵器は痛さのあまり防御の低い腹をさらけ出した。
そして両腕を前にやって。
ミラージュ「落ちろ!!落ちろ!!」
と叫びレーザーの雨をバイオ兵器に向けて放たれる。
体の弱い腹の箇所を既に把握済みでありその箇所に正確にレーザーを撃たれ。
出てくる体液の量が一気に増えて、バイオ兵器は倒れる。
「こちらビコー小隊、救援に来た。」
ミラージュ「遅すぎる救援ですね。」
「申し訳がない、確認が遅すぎた。」
遅れていたコラール・シーの所属部隊ビコー小隊が到着した。
既に戦闘が終わったようであり、やっと救援部隊を派遣する事ができた。
上で戦っていたメリルとカークは健在である。
ミラージュは遺跡の方を見る。
ここは一体何をしている場所なのだろうと。
でも最後に一つ言いたい事がある。
ミラージュ「でももう二度と嫌。」
二度とバイオ兵器とは戦いたくない。
ミラージュは強く心に誓った。
見た目はグロテスクであり、何より虫の苦手なミラージュの精神に大きなダメージを受ける。
見た目が恐ろしくて腰が抜けそうだ。
クレア「隊長、指示を・・・・・・・・」
ミラージュ「はっ・・・・・・・・全機上空へ!!」
『了解』
上空へ退避し様子を見る。
獲物が消えたと判断したのか周りを見回す昆虫型のバイオ兵器。
上空へ退避したミラージュ達は一安心した。
カーク「あの化け物は対空攻撃はないようだな、お次はどうする?」
ミラージュ「次は・・・・・・・・・」
メリル「隊長、この遺跡の主人たちが接近してきたわよ、2時方向来るわ。」
メリルの言葉通り、反統合系ゲリラ組織のVF-171ナイトメアプラスが接近してきた。
タイプはEX、かなりの強敵そうな装備である。
「新統合軍の犬め我が研究施設の兵器を狙いにきたか!!」
「このまま奪わせるかよ!!」
数はそんなに多くはないと思うが、あのエンブレムからすればエースパイロット。
容易に任務はできないか・・・・・・・・・
ミラージュはそんな事を思いながら下を見てついうっかり・・・・・
ミラージュ「あんな奴と戦うから嫌なんだよな・・・・・」
皆には言ってはいけない事、昆虫嫌い。
それはばっきりメリルとカークに聞こえていた。
二人はミラージュの小隊長としての尊敬を損なうどころか・・・・
メリル「案外隊長って・・・・・・」
カーク「女らしい事があるんだな。」
メリル「第2次ウィンダミア独立戦争の英雄と言っても女ね・・・・・」
カーク「むしろ可愛いな。」
とむしろ女らしい一面があり可愛いと親しみを感じたようである。
そんな事を感じている事はミラージュは知らない。
ズタタタタタタタタタタタタタタ
ミラージュ「腕はいいが、ウィンダミアの時に比べればまだまだ弱いですね。」
ミラージュはファイターを反対向きで反統合ゲリラのナイトメアプラスEXに迫る。
ファイター形態のまま両腕をぷらんとだらしなく下げる。
反統合ゲリラのパイロットは何をするのかと思ったその時。
ズタタタタタタタタタタタタタタ
通過する地点でナイトメアプラスEXの背中に銃撃を加えた。
いやコックピット上空と言った方が正しいであろう。
ミラージュに撃たれたコックピットは赤く染まる。
ミラージュ「ふっ・・・・弱い。」
メリル「隊長、本隊より報告現在。敵部隊と交戦中と報告が・・・・」
ミラージュ「なんですって!?」
ミラージュ率いるセンチネル小隊が遺跡に行っている頃、反統合系ゲリラ組織の強襲を受けていた。
援軍部隊が今すぐ発進できる状態ではないとの事。
ミラージュ「くっ・・・・・・・・・」
カーク「敵3機援軍来たぜ、ヌージャデル・ゲルフだ!どうします?」
敵の増援が迫る、応援がない以上厳しい。
あの怪物に対する余力があるかどうか・・・・・
ならばここは・・・・・・・・・・・
ミラージュ「・・・・私はあの化け物をやります、後の2機頼みました。」
メリル「えっ」 カーク「なんだって!?」
ミラージュ一人であの怪物に挑みメリルとカークが敵増援に対処する宣言した。
二人は驚いていたが、ミラージュが下へ降りて行ってしまった。
昆虫嫌いなミラージュは本来はやりたくなかったけど、二人の部下を危険にさらすわけにはいかないので単身バイオ兵器の前に立つ。
ミラージュ「うっ気色悪い・・・・・・」
やはりグロテスクな昆虫型はミラージュの生理的には受け付けない。
まずは・・・・・・・・・・・・・銃撃。
ズタタタタタタタタタタタタタタ
ガキン ガキン ガキン ガキン ガキン
ミラージュ「効果がない!?」
バイオ兵器の防御率は想像以上に高かった。
撃ったレーザー砲は直ぐ跳ね返してしまう。
ミラージュ「うっ・・・・・・・・・」
ドシン
バイオ兵器はミラージュを殺すべくハサミを地面に叩きつける。
ミラージュは反射神経がいいのか、すぐ後ろへバックする。
近くに接近すれば弱点である防御の低い部分が見つけられると思うが・・・・
シュッ
バシン
ミラージュ「くそ後数cm近ければ死んでいた・・・・・・・・左腕と頭部カメラ破損糞。」
今のバイオ兵器の攻撃で左腕と頭部カメラを失ってしまう。
コックピットにもダメージが大きく一歩間違っていたら死んでいた可能性があるほどだ。
ミラージュも一瞬冷や汗をかいたが、このままでは厳しい。
ミラージュ「何かないか・・・・・・・・・」
ミラージュは簡単に接近してナイフを刺せばいいが・・・・・
いやそれだけでは・・・・・・・
そう言えばこの兵器何処かで記憶が・・・・・・・・
昔祖父母の養女になっていてパイロットだったモアラミアがこいつと相手して・・・・
・・・・・ナイフで刺せばいいのは確信できたが、奴に近づくには・・・・・
そう言えばヌージャデル・ゲルフが破壊されて残骸として残っているんだっけ・・・・
残骸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうか・・・・・・・・だったら・・・・・・
ミラージュ「ふん!!」
ズタタタタタタタタタタタタタタ
ズドォォン
既に残骸になっていたヌージャデル・ゲルフに向けて発砲し破壊する。
1機だけではない2機だ。
2機の爆発によりバイオ兵器は怯んだ。
ミラージュ「舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ブシュ
ミラージュは僅かな時間で接近しナイフでバイオ兵器の首元を突き刺した。
刺された箇所から緑色の体液が出てきて、機体にかからないようにと次の攻撃を避けるために後ろにバックする。
バイオ兵器は痛さのあまり防御の低い腹をさらけ出した。
そして両腕を前にやって。
ミラージュ「落ちろ!!落ちろ!!」
と叫びレーザーの雨をバイオ兵器に向けて放たれる。
体の弱い腹の箇所を既に把握済みでありその箇所に正確にレーザーを撃たれ。
出てくる体液の量が一気に増えて、バイオ兵器は倒れる。
「こちらビコー小隊、救援に来た。」
ミラージュ「遅すぎる救援ですね。」
「申し訳がない、確認が遅すぎた。」
遅れていたコラール・シーの所属部隊ビコー小隊が到着した。
既に戦闘が終わったようであり、やっと救援部隊を派遣する事ができた。
上で戦っていたメリルとカークは健在である。
ミラージュは遺跡の方を見る。
ここは一体何をしている場所なのだろうと。
でも最後に一つ言いたい事がある。
ミラージュ「でももう二度と嫌。」
二度とバイオ兵器とは戦いたくない。
ミラージュは強く心に誓った。