スヴァール・サラン級2隻との遭遇戦から1週間経った。
危険な指揮でアレックスから小隊事謹慎処分が下され、3人でゲームセンターで遊んでいた。
敵の哨戒部隊が見つかりアレックスらは出撃して行ったが、祐らブレード小隊は謹慎中のため出撃はできない。
下手したら全員降格だな、不名誉除隊はないとしても・・・・・・・
ため息をつきながら、バルキリーのゲームをそれぞれやる3人。
クレア「あれ、アレックス隊長怒っていたんですね。」
新条祐「あの人は結構、戦闘の事に関しては厳しい人だからね。まぁ性格からしてこのような処分にしたのは優しいほうだけど。」
ケイル「だけどよ、あぁでもしなかったら勝てなかったんだぜ。処分するのはいいけど、少しは褒めたっていいじゃないか!!」
愚痴や処分された原因を考えながらも3人はそのままゲームを続ける。
もっとも上の言う事も一理あるが、ケイルの言うとおり少しは褒めてくれてもよかった。
祐は二人には言えないがそう思っている。
ケイル「はぁこれじゃあ出世できんな。」
新条祐「そう言うな、噂じゃ移民船団に配属された時点で出世の道はないそうだぜ。」
ケイル「まじっすか!?」
新条祐「それが今回の件で移民船団でも出世できる道は減ったが・・・・・・」
ただでさえ島流しのような移民船団なのに、その中で出世できる道が若干閉ざされた可能性があった。
だけどあぁでもしなければ、どうしようもなかったんだけどな・・・・・・・
そんな事を考えると・・・・・・・・・・・
祐!!!!!!
新条祐「うわっ!?」
突然、祐の後ろから名前を呼ぶ大声が聞こえてくる。
雷のような弩音であり、祐がやっていたバルキリーのゲームはミスを起こしてゲームオーバーになる。
一体何処の誰が呼ぶのだろうか・・・・・・
でもなんか聞いたことのあるような声だな・・・・・
恐る恐る後ろを振り返ると・・・・・・
アレックス「どうした祐?そんなに俺の顔がおかしいか!?」
新条祐「アレックス隊長!?」
祐を後ろから呼んでいたのはアレックスであった。
上官であるためすぐさまゲーム台から出て敬礼。
同様.両隣にしたケイルとクレアも祐同様.ゲームをミスしていたため、ゲーム台から出てきて敬礼する。
謹慎中である自分達に一体何のようがあるのだろうか?
祐らブレード小隊は目の前にいるアレックスに対し畏怖の目で見る。
よく見るとアレックスの後ろに士官帽を被った将校らが数人見える。
アレックス「俺が来たのは他でもない船団長が呼んでいるから迎えに来たまでだ。」
新条祐「船団長が呼んでいる?」
アレックスの言葉には驚いた、むしろ恐怖した。
そして、ますます嫌な予感しかできなかった。
一体どんな処分を司令官自ら下すのか・・・・・
祐以下ブレード小隊の面々は不安になった。
「では席に座ってください。」
移動用の車が装甲車だった。
まるで護送されているかのようだった。
それほど重い罪で軍から追放されるのか?
更に不安に包まれてしまった。
クレア「隊長、私たちこれからどうなるんでしょうか?」
ケイル「このまま除隊されるって事になるんですか?」
クレアとケイルは不安に支配されているようだった。
二人の問いに対して祐は何も言えなかった。
正直、自分も不安に支配されているから。
それから時は経ち車は軍の施設に到着した。
「降りていいぞ。」
士官が祐たちに装甲車から降りていいぞと言ってきた。
その言葉に従い装甲車から降りる。
これからお偉いさんに死刑判決に等しいことを言われるんだ。
だが逆らう権利はない、大人しく従っておこうか・・・・・
祐達は兵士の誘導の元.作戦会議室に向かう。
「入ってください。」
到着する女性兵士の言葉に従い、会議室に入っていく。
するとウォレス以下、船団のお偉い方が一堂に集まっていた。
これから俺達の処分を言い渡すのだろう・・・・・
ウォレス「新条祐中尉」
自分の名前を呼ばれた、だが違和感がある。
なんか階級があがったような感じがした・・・・・・・・・
ウォレス「クレア・メルダース少尉.ケイン・フォード少尉。」
階級が上がっている。
それにケイルとクレアも・・・・・・・
なぜなんだ?
ウォレス「地球の総司令部よりロイ・フォッカー章とチタニウム章を授与する、おめでとう。」
勲章・・・・・
おかしい、なぜ勲章が貰えるんだ?
普通は不名誉除隊を言い渡すんじゃないのか?
祐はそう想っていると。
ウォレス「会議の結果、君の功績を素晴らしい物と判断した。結果、地球司令部に進言し二つの章と1階級昇進とする。」
まさかの昇進。
じゃああの謹慎処分は一体なんだったのだろうか?
祐は呆れかえってアレックスの方を見るが・・・・・・・
アレックス「祐・・・・・・・・新条中尉.隊員以下2名、謹慎を解除する。やりすぎだったな・・・・・・・ちゃんとお前の功績の事を考えとけばよかったよ。」
アレックスは謝る。
あ・・・・・・・・・・結局無駄足だったのか・・・・・・・
まったく・・・・・・・・・・・・・
アレックス「今度奢るから許せよ。」
「レイ少佐、無駄な私語を慎んでください。」
アレックス「ハッ・・・・・・・・・」
奢ったって困るよ、無駄な時間的コストを失ってしまったんだし。
祐などは呆れ果てて怒る気力も出てこない。
二つの章を取るのは名誉だけど・・・・・・・
なんだかな・・・・・・・言葉が出てこないや。
祐はこの時、言葉を言おうとするたびに忘れ真っ白になってしまったと。
後に語る。
危険な指揮でアレックスから小隊事謹慎処分が下され、3人でゲームセンターで遊んでいた。
敵の哨戒部隊が見つかりアレックスらは出撃して行ったが、祐らブレード小隊は謹慎中のため出撃はできない。
下手したら全員降格だな、不名誉除隊はないとしても・・・・・・・
ため息をつきながら、バルキリーのゲームをそれぞれやる3人。
クレア「あれ、アレックス隊長怒っていたんですね。」
新条祐「あの人は結構、戦闘の事に関しては厳しい人だからね。まぁ性格からしてこのような処分にしたのは優しいほうだけど。」
ケイル「だけどよ、あぁでもしなかったら勝てなかったんだぜ。処分するのはいいけど、少しは褒めたっていいじゃないか!!」
愚痴や処分された原因を考えながらも3人はそのままゲームを続ける。
もっとも上の言う事も一理あるが、ケイルの言うとおり少しは褒めてくれてもよかった。
祐は二人には言えないがそう思っている。
ケイル「はぁこれじゃあ出世できんな。」
新条祐「そう言うな、噂じゃ移民船団に配属された時点で出世の道はないそうだぜ。」
ケイル「まじっすか!?」
新条祐「それが今回の件で移民船団でも出世できる道は減ったが・・・・・・」
ただでさえ島流しのような移民船団なのに、その中で出世できる道が若干閉ざされた可能性があった。
だけどあぁでもしなければ、どうしようもなかったんだけどな・・・・・・・
そんな事を考えると・・・・・・・・・・・
祐!!!!!!
新条祐「うわっ!?」
突然、祐の後ろから名前を呼ぶ大声が聞こえてくる。
雷のような弩音であり、祐がやっていたバルキリーのゲームはミスを起こしてゲームオーバーになる。
一体何処の誰が呼ぶのだろうか・・・・・・
でもなんか聞いたことのあるような声だな・・・・・
恐る恐る後ろを振り返ると・・・・・・
アレックス「どうした祐?そんなに俺の顔がおかしいか!?」
新条祐「アレックス隊長!?」
祐を後ろから呼んでいたのはアレックスであった。
上官であるためすぐさまゲーム台から出て敬礼。
同様.両隣にしたケイルとクレアも祐同様.ゲームをミスしていたため、ゲーム台から出てきて敬礼する。
謹慎中である自分達に一体何のようがあるのだろうか?
祐らブレード小隊は目の前にいるアレックスに対し畏怖の目で見る。
よく見るとアレックスの後ろに士官帽を被った将校らが数人見える。
アレックス「俺が来たのは他でもない船団長が呼んでいるから迎えに来たまでだ。」
新条祐「船団長が呼んでいる?」
アレックスの言葉には驚いた、むしろ恐怖した。
そして、ますます嫌な予感しかできなかった。
一体どんな処分を司令官自ら下すのか・・・・・
祐以下ブレード小隊の面々は不安になった。
「では席に座ってください。」
移動用の車が装甲車だった。
まるで護送されているかのようだった。
それほど重い罪で軍から追放されるのか?
更に不安に包まれてしまった。
クレア「隊長、私たちこれからどうなるんでしょうか?」
ケイル「このまま除隊されるって事になるんですか?」
クレアとケイルは不安に支配されているようだった。
二人の問いに対して祐は何も言えなかった。
正直、自分も不安に支配されているから。
それから時は経ち車は軍の施設に到着した。
「降りていいぞ。」
士官が祐たちに装甲車から降りていいぞと言ってきた。
その言葉に従い装甲車から降りる。
これからお偉いさんに死刑判決に等しいことを言われるんだ。
だが逆らう権利はない、大人しく従っておこうか・・・・・
祐達は兵士の誘導の元.作戦会議室に向かう。
「入ってください。」
到着する女性兵士の言葉に従い、会議室に入っていく。
するとウォレス以下、船団のお偉い方が一堂に集まっていた。
これから俺達の処分を言い渡すのだろう・・・・・
ウォレス「新条祐中尉」
自分の名前を呼ばれた、だが違和感がある。
なんか階級があがったような感じがした・・・・・・・・・
ウォレス「クレア・メルダース少尉.ケイン・フォード少尉。」
階級が上がっている。
それにケイルとクレアも・・・・・・・
なぜなんだ?
ウォレス「地球の総司令部よりロイ・フォッカー章とチタニウム章を授与する、おめでとう。」
勲章・・・・・
おかしい、なぜ勲章が貰えるんだ?
普通は不名誉除隊を言い渡すんじゃないのか?
祐はそう想っていると。
ウォレス「会議の結果、君の功績を素晴らしい物と判断した。結果、地球司令部に進言し二つの章と1階級昇進とする。」
まさかの昇進。
じゃああの謹慎処分は一体なんだったのだろうか?
祐は呆れかえってアレックスの方を見るが・・・・・・・
アレックス「祐・・・・・・・・新条中尉.隊員以下2名、謹慎を解除する。やりすぎだったな・・・・・・・ちゃんとお前の功績の事を考えとけばよかったよ。」
アレックスは謝る。
あ・・・・・・・・・・結局無駄足だったのか・・・・・・・
まったく・・・・・・・・・・・・・
アレックス「今度奢るから許せよ。」
「レイ少佐、無駄な私語を慎んでください。」
アレックス「ハッ・・・・・・・・・」
奢ったって困るよ、無駄な時間的コストを失ってしまったんだし。
祐などは呆れ果てて怒る気力も出てこない。
二つの章を取るのは名誉だけど・・・・・・・
なんだかな・・・・・・・言葉が出てこないや。
祐はこの時、言葉を言おうとするたびに忘れ真っ白になってしまったと。
後に語る。