マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

あしたはうますぎWAVE

2017-03-27 20:25:32 | 日記
明日はうますぎWAVEです。
スパロボVネタばれ解禁しました。

そろそろ次のスーパーロボット大戦に一直線だい!!

皆も次のスパロボ楽しみにしてね。」

◆出演者
・杉田智知
・遠藤正明
・相沢舞
・寺田貴信
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第11話 バイオ兵器

2017-03-27 12:47:12 | マクロス外伝ミラージュ戦記


惑星スウェートの紛争は日々激しさを増す事になった。
新統合軍とケイオス.SNSの連合部隊と新統合政府から独立を目指す反統合系ゲリラ組織の戦闘は泥沼化していた。
一進一退の攻防が続きどちらが勝つのか見えない程である。

どちらが正義でどちらが悪なのかお互い分からないか?
誰も分からないまま本能のように戦う。

      【西暦2072年 惑星スウェート ウラガ級コラール・シー】
この日、惑星スウェートで航行中のコラール・シーに地球の新統合軍総司令部から命令が下った。
それはスウェートにおいて反統合系ゲリラ組織がバイオ兵器を開発中との事。
ただちにこれを撃破せよと。

バルゼー「まったくグレムリンの攻撃があるかもしれないと言うのに・・・・・・・」

バルゼーは新統合政府の無茶振りには心底呆れかえっていた。
グレムリンと言う惑星スウェート最大の反統合系ゲリラ組織。
いつ大群で接近してくるか分からないのに・・・・・

そんな時は・・・・・・・・

ミラージュ「私が特命任務を?」

霧生綾「そう、隊長がバルゼーの顎髭親父と話しているの私聞いたんだよ。」

ミラージュ率いるセンチネル小隊に特命任務があると綾から聞かされた。
一体何のことかチンプンカンプンになるミラージュ。
それに言いたい事が一つあるが・・・・・・・・・・・・・

ミラージュ「私はケイオスの職員ですよ、新統合軍の指揮下は・・・・・」

霧生綾「でもスウェート支部壊滅したでしょ、それで今はうちらの居候。諦めな・・・・・・」

ミラージュ「うっ・・・・・・事実上の復隊じゃないですか・・・・・・」

指揮権は現在新統合軍に存在する。
ミラージュには既に拒否権がない、すなわち元新統合軍の軍人であるミラージュにとっては事実上の復隊である。
ミラージュは嫌な顔をするが、直ぐに諦めた表情をする。

ミラージュ「とほほほ、しょうがないけどなんか納得いかない。」

とこんなフ抜けた表情。
もしもハヤテやフレイアが聞いたらどんな事を言われるのやら・・・・・・
ミラージュはなんか恥ずかしげに下を向く。
コーヒーを飲んでいると・・・・・・・・・・・・・

クラウゼン「ミラージュ・ファリーナ・ジーナス大尉はいるか?」

ミラージュ「私ならここにいますが・・・・・・」

クラウゼン「センチネル小隊に出撃の命令が下った、直ぐに着替えて出撃してもらいたい。」

ミラージュ「えっ・・・・・・・」

        キィィィィィィィィィィィィィィィン

クラウゼンからミラージュに指定されたポイントまで極秘任務を任せると申しつけた。
拒否権がないミラージュは黙って従いクレアとカークを率いて出て行った。

カーク「新統合軍の連中は俺達に何をさせる気なんだ?」

メリル「どうせ変な事に決まっているわよ。」

ミラージュ「こらこら私語を慎む。」

『ハッ申し訳ございません。』

新統合軍の命令もあってかメリルとカークは愚痴ばかりである。
ミラージュは二人に注意はしたが、本音としては文句を言いたい。
だけど一応はセンチネル小隊の小隊長、隊員の前で弱気な態度は取れない。

その後、少し飛行すると。

ミラージュ「遺跡!?プロトカルチャーのような物とは違うが・・・嫌、連中の偽装工作か?」

偽装工作されている遺跡を見つける。
指定された目標を確認すると遺跡のある場所と一致している。
まさかこれを確認するためなのか?
しかし、攻撃してこないのはなぜだろうか?

ミラージュはメリルとカークに命じバトロイドに変形し密林地帯に降りて進むように伝える。

                 ガシン ガシン
メリル「何か様子がおかしいですね。」

ミラージュ「確かにね・・・・・少し進みましょうか・・・・・・・」

ミラージュ達は森の中をバトロイドで歩いて行き、遺跡の近くまで接近する。
そこで見たのは・・・・・・・・・・・・

ミラージュ「既に撃墜されている?」

メリル「どうやらバルキリーじゃないですね、何か爪のような物でやられています。」

指定された遺跡周辺にはヌージャデル・ゲルフが何かにやられたように転がっていた。
一体ここで何があったのだろうか・・・・・・・・・

          ボカァァァァン

ミラージュ「うげ!?」

突然、遺跡のような物から生物兵器が出てくる。
まるで昆虫かいや12年前のバジュラ戦役で戦ったバジュラのようだ。
ミラージュは正直、グロテスクな姿を見て若干操縦桿を震わせる。

メリル「隊長、まさか・・・・・・・」

ミラージュ「そんなわけないじゃないですか・・・・私が虫が嫌いだなんて・・・・」

カーク「言っているわりには凄く変な顔してますね。」

ミラージュ「うるさい!!私は虫は怖くありません。」

実はミラージュは虫に対して異常な恐怖心がある。
虫が怖くてよく母ミランダに泣きつく程であったと言う。
そんなミラージュの苦手な虫みたいなバイオ兵器が目の前にいる。
凄い嫌悪感と恐怖心が一気にミラージュを襲うのであった。

それを部下に見られたら小隊長としての威厳がなくなる。
ミラージュは今両方の圧力に押されてしまっているのだ。
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第35話 レイジング・ジュピター 後編

2017-03-27 10:35:11 | マクロス外伝戦場の遺産
惑星ジュピター付近を航行するはぐれゼントラーディ軍艦隊。
しかし、攻撃しようにも惑星ジュピターの高重力の影響で思うように機動部隊を運用できない。
船団全力で攻勢に出れば撃退する事もできるのだが、反応弾の無駄遣いと戦力の損失もあり容易に決める事はできない。

そこでローラが提案したのはメガロード02をトランスフォームさせ主砲で一気に蹴散らす事である。

しかし

主砲発射までに時間がかかるため敵部隊がそこを狙ってくるかもしれない。
なので・・・・・・・・・

ローラ『敵機動部隊接近、バルキリー隊は我が艦がトランスフォーメーションを開始するまで護衛してください。』

新条祐「よし出撃だ!!」

メガロード02の飛行隊で陽動任務をしてもらうのである。
アレックスの号令なく飛び出す祐率いるブレード小隊。
すぐさま愛機に乗り込む。

アレックス「よぅ祐。」

新条祐「どうしたんですか?」

アレックス「実ははな、恋人との間に子供ができたんだ。」

新条祐「それはおめでたいですね。」

モニター越しでアレックスが話しかけてきて、恋人との間に子供が生まれたと言ってきた。
祐はアレックスに対しお祝いの言葉を言った。
その後もアレックスはいろいろ生まれてくる子供に関していろいろ話す。
だが・・・・・なんか嫌な予感がする。
何かが軋む。

ローラ『アテンション、これより主砲発射形態になります。トランスフォーム完了までT180秒。カウントダウン開始。』

「護衛艦隊はメガロード02を中心に横列陣系。」

「メガロードの飛行隊は全て直衛、メガロードに近づけるな!!」

メガロード護衛艦隊は横列陣系に展開。
メガロードを守るべく一歩前に前進する。

メガロード02全飛行隊はゼントラーディ軍の艦載機部隊を引きつけるため前進する。
数に任せてメガロード本隊に接近しないようにするためである。
タイムミリットは3分、短いが戦場に置いては結構長い。

アレックス「ブレードフライト、単独行動は危険だ離れるな!!」

新条祐「あっ・・すいません、俺のミスでした。」

アレックス「気をつけろよ、お前が指揮官なんだ。部下を殺すなよ。」

新条祐「ハッ」

祐は若干緊張して編隊を若干離れてしまう。
その時。

               グギィィィィィィィィィ

ケイル「高重力ラインだぜ、こんん所で戦うのか?」

クレア「これ全力で動かさないと吸い込まれる。」

惑星ジュピターの高重力に引っかかり押しつぶされる感覚に襲われる。
凄く重い、これで戦うのは正直冗談がキツイ。
これは自由に戦えん。

クレア「エネミータリホー、来ます。」

クレアの叫びと共に前方を見るとゼントラーディ軍の艦載機部隊。
今まで以上の凄い数の大編隊だな。
数が多すぎる。

新条祐「この高重力下でこいつらとお相手だとはな。」

ガウォークに変形する。

クレア「隊長何をしているんですか?」

新条祐「アメンボのように動くんだよ、こいつのエンジンをフル活用して重力に飲まれる速度を減少させる。足を使え!!」

ガウォークに変形したのは足のエンジン部を使いアメンボのようにするためである。
これにより安定した戦いを展開、ブレード小隊は次々と敵機を撃墜していく。
そして狙いはもう一つ・・・・・・・

ケイル「クレア、おいあれ?」

クレア「うん?あれは・・・・・・・・」


   ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

クレア「ひゅ~見事な攻撃の仕方ね。」

祐が敵編隊に追われる不利をしながら、レバーを回転するように動かし背後に回り敵を銃撃し撃破する。
これは一歩間違えれば死ぬような戦術。

クレアとケイルは見事な攻撃の仕方と思っているけど。
流石に命知らずな戦い方なので真似はできないと直ぐに呟いてしまった。


ゼントラーディ軍艦隊の砲撃が開始される。
砲撃により敵味方双方に損害が生じた。
回避しようとしても重力に完全に掴まれ惑星ジュピターに飲み込まれる者が多少出てしまった。

新条祐「砲撃にさらされたら俺やクレア・・・・ケイル・・・・嫌全体的に全滅する危険性があるぞ。」

敵は高重力があるのを知っているのか、機動部隊を捨て駒にして艦載機群を片づける気であろう。
それにこの機動部隊の他にも艦内にはメガロード02船団本隊を叩く部隊が待機している。

「我々は本隊と合流するためにはあの艦隊が目障りである。全艦、前方の部隊を犠牲にしても連中を潰せ!!!」

艦隊の司令官的存在の人物の激もあってか艦砲射撃は激しさを増す。
更に増える犠牲者。

シンディ「いつまで続くのよ、もう・・・・・・」

多くのパイロット達は閉鎖的空間であるこの戦場に苛立ちを覚えながら戦う。
その時・・・・・・・・・

ローラ『各隊に告ぎます、トランスフォーメーションは既に変形完了。主砲発射態勢を取りました発射まで後1分です。』

シンディ「・・・・フッ・・・・・・聞いた、発射まで後1分気を引き締めて。」

ローラからの通信もあり、主砲発射まで後1分だと全飛行隊に伝えられシンディは隊員達に呼び掛けながら士気をあげる。
彼女の部隊だけではなく他の部隊も同様である。


クレア「敵3機撃破。」

ケイル「1分は行けるんじゃないか?」

新条祐「油断するな、敵はまだ残っている隊長の部隊とはぐれた合流するぞ。」

ブレード小隊は残り時間を1分と聞いてからも全員健在、全飛行隊の小隊の中では一番善戦している。
10秒後、アレックスの部隊に合流する事に成功する。

フレイ「隊長、敵接近。」

アレックス「リガードタイプか、余裕だな。1機はグラージか・・・・・」

アレックスはファイター形態になりリガードの編隊の中に突っ込み。
編隊の真ん中でミサイルやガンポッドを一斉に発射する。



アレックス「なんだ?そんな程度か?」

アレックスはリガードの編隊の中に突っ込み複数機撃破する。
軽口を叩くアレックスであったが・・・・・
一瞬の油断がこの時命取りになるのである・・・・・・・

「背中を見せたのが間違いだなマイクローンが!!」

                ビュコーン ガーン

アレックス「ガッ

フレア「隊長。」

             ビュコーン ドガァァァン

新条祐「隊長!!フレア!!くそ・・・・・」

     ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

                 ズドォン

アレックスはリガードの銃撃に命中、その直後にフレアを撃墜する。
機体の損傷が激しいばかりか、アレックスの腹に被弾した時に破損した破片が刺さっている。
この傷は助かるものではない。

アレックス「や・・・・る・・・・じゃ・・・・ねぇ・・・・・か・・・・・・ただでは死なんぞ!」

新条祐「隊長、戻ってください。隊長!!」

アレックスはニヤッとしながら近くにいた指揮官機のグラージに取りつく。
祐はその様子を見て敵と一緒に死ぬつもりだと。
必死に戻るように求めるが回線を切っているのか聞こえてない。

「マイクローンめ!離せ!」

アレックス「さ・・・・い・・・ご・・・・にお・・・・・ん・・・・な・・・を・・・・」

     ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
             ズドォォォン

新条祐「アレックス隊長!!!!」

自らガンポッドを自分に向けて撃ち、爆発させてグラージを巻き込み自爆し戦死する。
祐が見たのは先ほどまで生きていた祐の最期の光景であった。

新条祐「隊長・・・・・・・・」

祐や部下のクレアとケイルも涙を流す。
豪快な人物がいなくなり、特に祐は月面アポロ基地の親しき人を失ったのは正直心臓に銃弾を撃たれたかのように痛かった。
これが戦争なのかと・・・・・・・・・・・・・」

ローラ『メガロード02主砲発射準備完了、バルキリー隊は射線上から退避を急げ!!』

新条祐「総員撤退だ!射線上から退避しろ!!!」

クレア「ハッ」ケイル「了解」

メガロード02は主砲の発射の準備が完了した。
各飛行隊は大急ぎで主砲の射線上から退避する。

「マイクローンめ何をする気なのだ?」

ゼントラーディ軍の指揮官は突然メガロードの正面から退避するのを見て違和感を覚えるが、既に遅かった。
なぜならば命運は尽きていたのだから。

ウォレス「主砲発射」

ウォレスの号令の元メガロードの主砲が発射された。
宇宙を貫く閃光のように。
正面にいた15隻のゼントラーディ軍艦隊は一気に消滅した。
艦載機の兵士たちは戦意を消失し武装解除をする。

ローラ「敵艦隊の壊滅を確認、敵残存部隊が投降します。」

ウォレス「初の砲撃か・・・・・・・・・」

ローラ「報告では大隊長ウォレス・レイ少佐が・・・・・・・」

ウォレス「・・・・・・」

今回の戦いでウォレスを始め多くのパイロットが戦死した。
特に祐の大事な親しい人・・・・・・・・
残された家族になんと言えば・・・・・・・・・・・

祐はコックピットの中で疼くなり、声の出ない叫びをする。
死んでいったウォレスに向けて・・・・・・
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第34話 レイジング・ジュピター 前編

2017-03-26 21:36:16 | マクロス外伝戦場の遺産
その頃、メガロード02船団は航路問題なくまだ見ぬ目的地に向けて航行していた。
現在の位置は惑星ジュピターと呼ばれる太陽系の木星にそっくりなガス惑星の近くである。

新条祐「今頃地球はどうしているのやら?」

祐は遠く離れてしまった地球を心配している。
地球をいざ離れると案外寂しい。

クレアやケイル達も同じことを思っているかもしれない。
そう感じてしまう。

アレックス「よぉ祐しけた顔しているな。」

新条祐「隊長。」

いきなり後ろからアレックスが現れ慌てて敬礼する。
いつもながら凄い笑顔なお人だ。

新条祐「酒臭くないですか?」

アレックス「酒が臭い?たぁりめぇだろ、さっき飲んだばかりだしよ。お前今度付き合わんか?」

新条祐「いいですよ、俺下戸ですし。」

この人は美味い酒を飲むのが趣味だと言う。
だが勤務時間帯なのにこの酒の臭さ、本当に軍人なのかと疑うレベルである。
まったくこの人は何をしているのか・・・・・・

クレア「隊長、マクロスナルドでビックマクロスを買いましたよ。」

                    パン

クレア「うひゃ。」

アレックス「よぉクレアちゃん、今日も美人だね・・・・」

                   パシーン

クレア「セクハラ!!訴えますよ中隊長。」

ー女癖も悪いし、本当に軍人かよ。
ーってあの野郎、クレアのタイトスカートを顔つけて・・・・・・・・・

             ダシーン

ーあ・・・・・・・・・・・やっぱり。
ーまったく、何をしているんだか。
ーこの騒ぎいつもだぜ。

とアレックスの破天荒な癖には頭を悩ませる物ばかりである。
まるで第1次星間大戦で戦死した英雄ロイ・フォッカー並いやそれ以上並の破天荒の人物である。
メガロード02船団に配属される前の月面アポロ基地に勤務していた頃もそうだった。

新条祐「まったくこの人がいると地球が恋しいと言う気分が薄れるぜ。」

と言ってしまうほど、地球が恋しいと言う気分が薄れてしまう。
変な隊長であるが、メンタル面管理では優れた指揮官。

ー嫌いになれないんだよな、うちの中隊長は。

祐はアレックス隊長にはいつも感謝する事でばっかりだ。
月面アポロ基地にいた頃からずっと・・・・・・・・・・・・

クレア「私はアレックス隊長あのセクハラ以外なければ好きですけどね。」

新条祐「うわっ!!」

クレア「いつもセクハラしてくるし、人事課の宮森少尉と言う美人さんなんて胸をタッチされたそうよ。」

新条祐「あの人は女好きだからね。」

女性からの評価は低い。
女好きであるのは確かであるし・・・・・・・・・・・

クレア「まぁいいですけど、いい加減治らないかなセクハラ癖。」

新条祐「一生治らないと思うけど。」

クレアの問いに対しジト目気味で言う祐。
昔からそうであり、月面アポロ基地内では女制覇王とか言われる程のスケベ。
むしろ夜の大人の空間ばかりと言われているほど。

新条祐「まぁまっとうな人間になってもらいたいのはクレアと同感だけど。」

クレア「やっぱり隊長もそう持っているんですね。」

新条祐「頼りになる指揮官だけど、その分疲れるんだよね。」

祐も頼りになる指揮官だけど、勤務中に酒を飲んだり女の尻や胸を触る事から離れてもらいたいと凄く思う。

ただそれだけ、アレックスに改善してもらいたいと思っていた。

メガロード02船団は定期的に早期警戒機を周囲に配置し敵艦隊の接近がないか監視している。
出港して以降、なんどもはぐれゼントラーディの艦艇と遭遇しているので油断はできない。

「VE-1より報告あり、惑星ジュピターエリア1A9にて未確認大型艦を確認。」

やはり毎度の毎度でこうなる。
オペレーター達はそれぞれVE-1の情報をリンクして詳細な情報を収集する。

「更に報告、ゼントラーディ軍のスヴァール・サラン級です。」

ウォレス「識別信号は?」

「ありません、うっ・・・・更に14隻.先程のを合わせて15隻。」

ウォレス「数が多いな、参謀達を集める大至急対処するぞ。」

「分かりました、今からアナウンスします。」

惑星ジュピター付近を航行する敵味方識別信号のないゼントラーディ軍のスヴァール・サラン級。
1隻ではない、船団よりも半分ぐらいの艦隊である。
ウォレスは艦内にいる参謀達を集め、このスヴァール・サラン級をどうするか協議した。
多くの意見が割れたが、識別信号のないスヴァール・サラン級は敵と判断攻撃をする事に決めた。

ただ・・・・・・・・・

「惑星ジュピター周辺では高重力があり、機動兵器の運用に困難だと思われます。」

機動兵器の運用が困難。
惑星ジュピターは高重力がありバルキリーでも直ぐに重力に捕まり惑星ジュピターに掴まれてしまう。
短時間で勝負をつけられなければ勝てる戦いでも必要のない犠牲者が出てしまう。

ウォレスは悩んだが・・・・・・・
後ろで同席していたローラが手をあげる。
参謀達は発言権のない尉官クラスは引っ込んでろと怒ったが。
ウォレスは許可をしその場を鎮める。
ローラは前に立ち、パソコンを繋げてモニターにSDF-1のトランスフォーメーションの画像を映す。

「一体何をするつもりなのかね?」

ローラ「敵を一気に攻めるにはトランスフォーメーションで砲撃する事に関して説明です。」

ローラが提案するのはトランスフォーメーションで一気に敵を叩く事である。
ゼントラーディ艦隊を殲滅するにはこの方法しかない。
この提案はこの場にいた参謀が賛成多数で可決され実行される事になる。
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ジーナス一門の日常 ミリア 中の人誕生日祝い

2017-03-26 18:25:17 | マクロスキャラクターブログ
マックスに言われてここの呟きと言う物を書いてみる事にしたぞ。

おっほん。

最近、私の中の人である竹田えりと言う人が誕生日を迎えたそうだ。
私の部下に日本名に改名して絵里と言う名前の奴になった奴と同じ名前になったんだ。

メタな話をするがマクロスから実に35年。
もし竹田えりが私を演じてくれなかったら今の私はいないだろう。
私はすごく感謝しているぞ。

今では私はマクロスを話す上で語れないキャラクターだから。

竹田えり私を演じてありがとう。

:ミリア・ファリーナ・ジーナス。

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№10 ブラック・リンクス ヤス・ロイザー

2017-03-26 18:04:35 | マクロスエースパイロット図鑑
ヤス・ロイザー
【所属】
地球統合軍
新統合軍
【性別】
男性
【異名】
ブラック・リンクス
【生年】
1989年
【解説】
新統合陸軍に所属するエースパイロット。
惑星エルリオン(近距離移民船団により発見)に勤務している。

統合戦争や第1次星間大戦時にもアフリカ方面軍の地球統合陸軍の歩兵として
勤務していたが、ゼントラーディ軍の砲撃で部隊が壊滅。


残存統合軍部隊と共に巨人相手にゼントラーディ軍と戦っていた。
戦後も歩兵として活動していたが、バトルロイドや可変戦闘ヘリのパイロット
訓練を受け合格。

エルリオンに潜伏していたはぐれゼントラーディの一派と戦い、45機のスコアを誇った。

その後階級が昇進しエルリオン第9地区軍管区司令官として勤務する事になる。
黒猫をエンブレムとして掲げており、異名ブラック・リンクスはそれに由来する。
【解説】
MBB-09カタナ
VAH-1コマンチ
VAH-2コブラⅡ
VAH-3シャクル
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第33話 ブリタイ・フリート

2017-03-26 14:59:53 | マクロス外伝戦場の遺産
              【地球.マクロスシティ.第1軍病院】
星村絵里「う~ん、なんか足の感覚戻ってきたわね。」

デワントン「もう一人でやっていけそう?」

星村絵里「はい、皆さんありがとうございます。」

絵里は1週間リハビリの後、体の調子が良くなり。
直ぐに自力で歩けるようになるまでに回復した。
全ては和也と桐原・デワントン夫妻とティレノールのリハビリを助けてくれたおかげ。
洋介やラリア達VF-Xの訓練教官を解任されたが、まぁ体優先だからしょうがない。
でもあの子達ならばできると信じているので気にしない。

星村和也「そろそろ月だけど、当分家で養生だね。」

星村絵里「そうなりそうね。」

絵里は直ぐに公務に復帰するのではなく、当分家で養生する。
まぁ絵里からすれば愛する娘達と過ごせなかった分取り戻せるから別にいい。
と思っており、絵里は上機嫌であった。

そして絵里は自宅に帰り娘達と再会し、養生を兼ねて遊んだ。
ある程度自宅で休んだらすぐさま職場に復帰する。

ミアン「お帰りなさい、副隊長。」

星村絵里「ただいまミアンそして皆。」

ミアン以下のシーアンタレス全隊員は帰還した絵里に対し敬礼する。
ようやく元の日常へと戻れたと・・・・・

ただ・・・・・・・・・

ー絶対にルミナス・グループを倒す。
ーこの屈辱は忘れない。
ー特にギャバンと言う男。
ーサ・リンツ・ゼントラン・メルトラン・マトラスカス

ルミナスグループへのいやギャバンと言う卑劣な男への復讐心は更に燃えて。
以前とは違う方向へ進むことになる。

           【地球本国艦隊 第1機動艦隊(通称ブリタイ艦隊】

第1機動艦隊が月軌道上付近にデ・フォールドしてきた。
主にゼントラーディ軍由来の艦艇で主に編成されている。

「デ・フォールド完了、地点月軌道.エリアBであります。」

「ブリタイ司令、まもなく月面本部付近に到達します。」

ブリタイ「うむ。」

ブリタイ・クリダニク。
星村提督の後任として2016年.新統合宇宙軍総司令官に就任予定の男であり。
第1次星間大戦の英雄であり、幾度もSDF-1マクロスと戦った男である。
惑星エデンの新統合軍.エデン防衛軍宇宙艦隊の視察を終え月面に戻ってきた。

エキセドル「ブリタイ司令、エデンの艦隊の錬度は高かったですな。」

ブリタイに話しかける小柄な男はエキセドル・フォルモ。
昔からの相棒であり、優秀な人材。
一時的マイクローンになっていたが副作用で記録が失われる事から元に戻りブリタイを補佐していた。

ブリタイ「あぁ植民したての惑星にはいろいろと苦労がある、それ故に自然に錬度があがるのだろう。」

エキセドル「ですな。」

惑星エデンを守る宇宙艦隊について語り合う。
これも職務の一環である。

すると・・・・・・・・・

「前方より我が軍の巡洋艦アルゲニクス接近。」

ブリタイ「ジーナス大尉とミリアか。」

エキセドル「はて何用か?」

「艦より2機の可変戦闘機発進を確認、カラーブルー.レッド機種VF-3000クルセイダー.コールサイン.ブルースカル.クリムゾンスカル。」

ブリタイ「そうか、2機の着艦を許可する準備せよ。」

「エスケス」

ブリタイ艦隊前方にマックスとミリアが属するダンシング・スカルなどのVF-X部隊を搭載する宇宙巡洋艦アルゲニクスが接近する。
艦隊の航路の邪魔にならないように端に止めて、マックスとミリアのバルキリー.VF-3000クルセイダーが発進する。
二人の事をよく知っているブリタイは着艦の許可を与える。

マックスとミリアはそのままブリタイ艦.ノプティ・バガニス級ガンドゥーラに着艦した。
艦内の兵士達はエースのミリアやそれと結婚したマックスに興味があり格納庫周辺に集まる。

マックス「第3独立戦隊VF-Xダンシング・スカル隊長マクシミリアン・ジーナス大尉であります。」

ミリア「同じく副隊長ミリア・ファリーナ・ジーナス中尉であります。」

マックス「クリダニク提督のお目通り願いたい。」

バルキリーのキャノピーを開けて、床に降り立ったマックスとミリアが大きな声で言う。
その声に応じて。

ブリタイ「そうかしこまるな、私とお前達の仲ではないか。」

マックス「いえいえ新統合宇宙軍の総司令官になられたからには、そうもいかないでしょう。」

ブリタイ「そうか?まぁいい、早くブリッジに上がって話をつけようじゃないか。おい二人をブリッジまで案内したまえ。」

「サ・エスケス」

とブリタイはマックスとミリアに和やかに会話した後、ブリッジに上がるように伝え案内の兵士をつけた。

ミリア「この艦は3年前自動工業衛星奪取以来だな。」

マックス「そうだね。」

実はこの艦に乗るのは3年前の2011年の自動工業衛星奪取作戦以来である。
あの頃とは違い地球人やマイクローン化した男女のゼントランの乗員が増えてきている事。
段々と地球人とゼントラーディ人の共存が進んでいる事を実感できる。

マックス「でもここの艦の女性乗員は美人だらけだな、ブリタイ司令も・・・・・痛ててててて。」

ミリア「マックス、私を差し置いて他の女を見るとはいい御身分だな。」

マックス「それは・・・・ね・・・・・自然現象だよ、これも文化。」

ミリア「その手には乗らんぞ。」

とマックスとミリアは段々と地球の夫婦みたいになってきている。
そしてブリタイ司令のいるブリッジに到達する事ができた。

アマテラ「ミリア1級空士長。」
SVF-789ダルエス・カラック隊員.アマテラ・サーノ

ミリア「アマテラか!!久しいな。その階級章は小隊長か?」

アマテラ「お陰様です、これは私の部下達です。」

「メゥル准尉です。」「エミア准尉です。」

偶然、元部下であるアマテラが通りかかりミリアと話した。
マックスは相変わらずバストサイズを測ろうとした所ミリアの拳が背中に入る。
そしてアマテラは部隊のミーティングがあるからとミリアに別れを告げそろそろ本題に入る。

マックス「では行こうかミリア。」

ミリア「あぁ。」

マックスとミリアはブリタイのいるブリッジに入り込む。
この訪問は歴史の正式文書に記されていない。
むしろこの夫妻の謎の空白期とされている。

一体何のためにブリタイの元に訪れたのか?
それは誰も知らない。
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決意のナイト・ストーカーズ

2017-03-25 22:57:11 | マクロス短編
絵里がルミナスシオンの私設軍隊イルミナシオンの指揮官ギャバンの凶弾により負傷してから半月後。
洋介.ラリアは代役の教官の指導の元、無事に第8独立戦隊VF-Xナイト・ストーカーズのメンバーになった。
ラリアは絵里が負傷したショックから若干立ち直ったが、何か影を落としている。

  【西暦2014年 北米 サンディエゴ統合運用群基地】


新統合軍北米方面軍西部地区隊最大の基地.サンディエゴ統合運用群基地。
海軍の艦隊や陸軍支援戦車部隊などの部隊が駐屯しており、北米西部の警察署と言う異名がある。


ラリア「・・・・・・・」

ラリアは海に突き出している滑走路に座りながらキャンディーを舐めて、太平洋と言う地球で一番大きい海を眺める。
洋上から見えるのはサンディエゴ基地に籍を置く駆逐艦キリシマ.コンゴウ.アーレイバーグが見える。
あの艦はミッドウェー沖で生き残った駆逐艦であるが、それは置いておこう。

遠くの駆逐艦を見つめているラリアは何か寂しげな表情であった。
絵里が負傷して以来ずっとあのような感じ。

岡洋介「最初は毛嫌いしていたのに、あれほど尊敬していたのか。」

洋介は自分が受け取る事になったVF-1の様子を見たついでにラリアの後ろを見る。
既に洋介とラリアはコンビとして行動を開始するようになり恋人同士に近い感じになっていた。

ここで相棒の悩みを解決しないでいいのか?
解決しなかったら今後の作戦に影響が出るのでは?
と考えた結果・・・・・・・

岡洋介「ラリアの馬鹿!!」

と・・・・・・・・・耳の近くで言う。
刺激を与えれば少しは怒って気は軽くなるだろう。
軽い感じで言ってしまう・・・・・

ってゼントラーディ人に対して命知らずな事をするんだ・・・・・。
その結果。

                グイッ

岡洋介「へっ・・・・・」

突然フライトジャケットを掴まれ、そのまま・・・・・・・

                ドボーン

海に投げ込まれてしまった。

                  【数分後 空母テンジョウ】
岡洋介「ラリアめ・・・・・馬鹿って言って悪かったのかよ。」

ラリア「あんたがいきなり私の耳元で馬鹿と言うからでしょ、これだからマイクローンはデリカシーがない。」

岡洋介「ゼントランのあんたに言われたくないな。」

お互いした行為に対して喧嘩をする二人だが。
ラリアの言葉には覇気を感じない。
絵里が負傷する以前は物凄い声で怒鳴っていたのに。

岡洋介「お前、元気ないな。」

ラリア「別に・・・・・・・・・・・・」

洋介は喧嘩を辞めてラリアを慰めようとする、
ゆっくり気を休め以前の強い気の持ち主である女性に戻ってもらいたい。
いろんな言葉をラリアに話しつつ、気を休めようとするが。

ここで地雷を踏むことになる。

岡洋介「まさか星村教官の事なのか?」

ラリア「うっさいわね、あんたには関係ないでしょ!!

岡洋介「うっ・・・」

絵里の事だ。
洋介が絵里の事を話すと急に激怒する。
それは今まで見せた事のないような怒鳴り声であった。
怒鳴り声に洋介は思わず腰を抜かす。

ラリア「あっ・・・・・・ごめん・・・・・・・」

正気に戻ったラリアはさっきの怒鳴り声とは真逆な声を出し謝る。
やはり星村教官か・・・・・・・
洋介は起き上がり、ラリアの頭を優しくさする。

ラリア「ふっ・・・・優しいのね、さっきはあんな事をしたのに。」

岡洋介「そ.そんなわけないさ、なんとなく手が自然に動いたんだ。」

ラリアの優しい褒め言葉に洋介はドキッとし照れる。
照れながらラリアの顔を見ると・・・・・

ー星村教官も美人で人妻だったけど、瓜二つであるラリアには手を出せるんだよな・・・
ーここは想いを告白して・・・・・

と唾をゴクりと飲み告白しようと決意する。
もし駄目でもここは当たって砕けろ、今がチャンスだ!
と傷心中を付け込んで。

岡洋介「ラリア・・・・実は・・・・・・」

ラリア「私は4年前までは第118基幹艦隊スぺリアル直衛艦隊に所属し何も感じずに監察軍と戦っていたのは話したかな?」

岡洋介「あたたたた何?話してないけど。それが・・・・・・」

ラリア「そう・・・・・だったら話したいけどいい?」

岡洋介「あぁいいけど。」

突然ラリアは洋介に対し自分の過去を話し始める。
_______________________________________

          【4年前 西暦2010年2月11日 地球衛星軌道上】


「ゼントラーディめよくも地球を!!」

「いくら数で攻めようとも!!」

ラリア「どけ!!!」

    ビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュ

2月11日、第118基幹艦隊500万隻が地球に襲来。
一斉に地球に向けて砲撃、数億人の地球人と地球環境と今まで培った文明を滅ぼした。
月面からは太陽より明るくなったと観測され、各地のシェルターや生き残った各地の統合軍の兵士や民間人は押しつぶされる恐怖を味わい。
ミッドウェー島や人の少ない南極とかの一部の無傷の地帯から見た光景は、地上を焼く悪魔の光と後世に残す。

ラリア「マイクローンや反逆者め、たわいもない。」

ラリアはこの時、スぺリアル直衛艦隊フェアリ隊(後のエースであるシホ・ラカジーラの母親)の一員として戦場に参加。
多くの同盟軍部隊の兵士を撃墜し直ぐに戦闘が終わると思っていた。

     ビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュビュ

ラリア「ムッ・・・・・・この攻撃はクァドランか!?」

モーア「ラプラミズ司令の命によりマクロスはやらせない!!」

ラリア「裏切り者のラプラミズ艦隊のエース.モーア・カリダムか・・・・・同じ顔をしてこざかしい!!」

同じ周波数のチャンネルを使っていたため、ラリアとモーアは顔合わせしながら激しい戦闘を行った。

同じ戦場では・・・・・・・・・・・

滝田英史「各隊員死ぬな、まだ戦いは終わってない!!」

伊集院義一「明日の未来のために・・・・」



地球統合軍と基幹艦隊から離脱したゼントラーディ軍の同盟艦隊は必死にどんな数がいようとも諦めずに進撃した。
多くの将兵を失いつつも、僅かな希望を捨てずに奮戦し続けた。

1時間近くしてリン・ミンメイの歌が流れつつ、第118基幹艦隊フルブス・バレンスの内部に潜入。

反応弾を放ち、ボドル・ザーを討ち取りフルブス・バレンスを撃沈する事に成功する。

モーア「貴様もしつこいようね!!」

ラリア「そっちこそ・・・・うん!?」

モーア「うわっ!?」

撃沈時に発生した衝撃波に受けてマクロスやゼントラーディ艦艇は地上へ降下してしまう。
激しい戦闘を繰り広げていたラリアとモーアは降下した際、バラバラになってしまい。
2014年まで再会する事はなかった。
_______________________________________

ラリア「私は本隊と反逆者達の決戦の後、モーアに復讐すべく新統合政府に立てつきラプラミズ司令と共にクァドラン隊の一員として戦ったけど結局壊滅。そのまま、新統合軍に投降したんだ。半年の拘留の後、新統合軍へ入ったんだ。」

ラリアの語られる事のなかった過去。
その一連を聞いていた洋介は・・・・・・・・・

岡洋介「Zzzzzzzzzzzzzz

                 ガンッ

岡洋介「痛何をするんだよ。」

ラリア「アルマ・ホルケス・ガーマ・デッサ(略 ちゃんと全て最後まで聞け馬鹿。)」

ぐっすり寝てしまい、話を聞いてなかった。
それを見ていたラリアは思いっきりグーで殴りゼントラーディ語で怒る。
その結果ラリアは怒りと傷心の心が混ざってしまい。

ラリア「もう知らない、どうせ・・・・・・・・」

岡洋介「さっきは大事な話を寝てしまって悪かった。」

ラリア「うるさい、私の不安をあんたにならと思ったけど裏切りやがって。」

自暴放棄になり暴れ始める。
この時間帯にはまだ空母に搭乗している人が少ないので、大きな騒ぎリにならないが。
乗っている人が多かったら大騒ぎになっている。

岡洋介「この・・・・・・・・・・・・・ぐっ」

                    パシーン

岡洋介「いい加減にしろ!このゼントラン馬鹿娘!!」

ラリア「なんだとまた馬鹿って・・・・・・・」

とうとう自暴放棄になったラリアに手をあげた洋介。
平手打ちにされたラリアはぐっと洋介を睨む。
このままでは二人で殺し合いになる寸前である。

ラリア「この・・・・」

ラリアは洋介の顔に向けて拳をぶつけようとする。
既にラリアのゼントラーディ人としての血が暴走寸前であった。

                    パン

ラリア「ラック!?」

岡洋介「いい加減にしてください、星村教官が負傷したの悲しんでいるのはVF-Xナイト・ストーカーズの一同同じなんだ。ラリアだけ悲しんでいるわけじゃないんだ。自分勝手な事をするな!!」

ラリア「あっ・・・・・・」

殴りかかろうとしていたラリアの手は洋介の右手で止められる。
そこで洋介はラリアに叱咤する。
ラリアはいつも問題児であった洋介がこのような叱咤をした事に驚いた。
みるみる自分が今暴れている事がだんだんと恥ずかしくなってきた。

ラリア「分かったわ・・・・・・・洋介・・・・・・・・」

これによりラリアは落ち着きを取り戻し、洋介に抱きつき泣きだす。
相当、他の人に相談できなくて悲しみと言う感情を溜まっていたのか・・・・・
話を聞いている俺が言えたわけではないが・・・・・・・・

岡洋介「星村教官は死んだわけでもない、元気だしてくれ。」

ラリア「うん・・・・・」

洋介は泣いているラリアの頭を優しくなでて、慰めの言葉を述べる。
言葉を聞いたラリアはうんと言いながら若干、笑顔を取り戻した。
一旦距離を置くと、お互い笑う。

さっきまでの様子が嘘みたいだ。
そう想っていた洋介だが・・・・・・・・

ラリア「でもその前に・・・・・・」

岡洋介「うん?」

                   ガン

岡洋介「ぶっ」

一連のラリアに対する行いの総合として特性の顔面パンチのご褒美をもらった。
凄く痛い・・・・・・・・

ラリア「私の話を聞かなかった事と私をビンタした事の恨みは晴らす・・・・・」

岡洋介「なんでこうなるんだ?最後の最後で?酷いだろ!」

ラリア「当然でしょね♪」

ラリアはニコニコしながら恨みは晴らしたと笑顔で言う。
これにより絵里が負傷する以前のラリアの調子が戻ってきた。
いや、よかったよかった。
以前よりもいきいきしている。

まぁいいだろうけど・・・・・・・・

ん・・・・・・・元気なラリアか・・・・・・・・・
案外可愛いかもしれないな。

その後、岡洋介とラリア・ルッソは共にコンビを組みVF-Xナイト・ストーカーズのエースになる。

それはまた別の話かもしれない。
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第32話 ルミナスグループへの血の復讐の決意

2017-03-25 15:23:56 | マクロス外伝戦場の遺産
ーいつ頃なんだろうか、とても懐かしい風景。
ーラプラミズ司令、ミリア1級空士長・・・・そして皆と死んだ仲間達。
ー私は死んだのかしら?
ーふっこれも戦闘種族ゼントラーディ人としての運命か・・・・・・・・

                ガバッ

星村絵里「あっ・・・・・・ここは?」

星村和也「やっと起きたか絵里。」

星村絵里「私は・・・・・・・・・」

星村和也「絵里は何いやイルミナシオンの指揮官に撃たれ重傷を負い3日間も眠っていた。」

星村絵里「3日そんなに?」

星村和也「あぁ今はそんなに無理しないでゆっくり休むんだ。」

星村絵里「エスケスタ。」

新統合軍大規模演習ガイアパックでVF-X予定者達を引き連れ東西決戦に参加した絵里。
だが西軍側に参加していたイルミナシオンの指揮官、ギャバンの凶弾に倒れ負傷する。
絵里は頭から血を流し全治1週間の傷を負った。
ラリアは嘆き悲しみ、デワントンはショックで倒れティレノールは涙をひたすら流すなど元同僚達は絵里が負傷した事を悲しんだ。

デワントン「モーア・・・・・・死ななくてよかったが・・・・・・」

ティレノール「だがあの場所は反統合同盟の勢力はいない、不自然すぎる。」

デワントンとティレノールは絵里が狙撃された発表について疑問に思っていた。
タクマラカン砂漠は完全に新統合政府の管理下にあり監視されている。
あの場所に反統合系の組織の者が入りこめるとは想定考えにくい。

演習の参加者しかいない。
すると・・・・・・・

ラリア「デワントン2級空士長。」

デワントン「お前はラリア・ルッソ。」

ティレノール「ラプラミズ艦隊の者ではないお前は私達に何の用がある?」

ラリア「実はお話したい事がありまして・・・・・・・・」

ラリアは絵里がいつもと様子が違う事はVF-Xとしての別命を自分達の任務以外に実行していたと言う事を話した。
ティレノールは驚いたが、デワントンはラリアと同じ事を考えておりやっぱりかと言う。

デワントン「この話は他言無用ね。」

ラリア「桐原大尉には?」

デワントン「もちろん、ティレノール記録参謀も。」

ティレノール「それは分かっている。」

この話は人前で出来るようなのではない。
VF-Xの特命を話せば機密保持罪違反で捕まる。
軍にいる3人はこれを知っているためお互いに誰にも話さないように頷きあう。

すると・・・・・・・・・

星村和也「この話は忘れてもらえませんか?」

デワントン「星村大尉」

星村和也「あなた方もこの一連の流れに巻き込まれ死ぬ事になりますから。」

和也が出てきてデワントン達が話をしている内容を忘れるように勧告してきた。
デワントン達は首をかしげるが、ここでひと押し言う。
だがここで一人が異を唱える。

ティレノール「私はあなたの上官です、そのような事は受け入れません。」

ティレノールは和也より階級が上であり上官になるため今の勧告は受け入れられない。
VF-Xの隊長である和也も流石に階級上のティレノールには手が出せない。
それに呼応して。

ラリア「星村大尉、私はモーアの事をライバルと思っていましたし彼女の訓練を受けて彼女の強さを知る事になりました。それを攻撃な卑劣な奴を許せません。」

デワントン「大尉、一体何が起こっているのか説明してもらえますでしょうか?」

ラリアとデワントンがティレノ-ルを支援する。
くっラリアは絵里と同じ遺伝子元で製造されたメルトランとあってか。
妻に頼まれているように感じる。
それにデワントン・フィアロ、桐原大尉の妻はミリア中尉の副官の一人とあってか迫力が違う。
ティレノール大佐も元は記録参謀・・・・・・・

これでは勝てんな、分が悪すぎる。
しょうがない・・・・・・・・・

星村和也「しょうがない、絵里を襲った真相を話させていただきます。ですが・・・・・」

ラリア「ですが?」

星村和也「完全にあなた方の命を保証できません。」

真相を話すと同時に命を保証はできないと宣言する。
その宣言を聞いた3人は一度不安と戸惑いもあったがすぐに腹をくくり命を捨てる覚悟で話を聞こうとする。

星村和也「それでは僕と絵里は・・・・・・・・・・」

和也はゆっくり口を開き始め事の始まりを話そうとする。
一体何が起こっているのか?凄く集中して和也を見る・・・・

「待って・・・・・・・・・・・・」

星村和也「絵里・・・・・・・・・・」

突然の声。
3人は待ってと言う言葉のした方向を見る。
絵里が地面に這い蹲りながら廊下に出ようとしていた所であった。

星村和也「絵里寝ていないと・・・・・」

星村絵里「和也・・・・任務の全容を話そうとしていたんでしょ。」

星村和也「うん・・・・・・・・・」

デワントン「あなたやはり・・・・・・・・・・・・・」

星村絵里「デワントン2級空士長それとティレノール記録参謀にも言えません。」

皆は心配するが、絵里はそれとも気にせず任務の全容を話そうとする和也を止め。
任務関連で絵里が狙撃したことを察したデワントンは問い詰めようとするが言わないと強く言う。

デワントン「モーア、話しなさい仲間でしょ。」

星村絵里「仲間だから巻き込みたくないのよ!ミリアも言っていた、同様の亡命者を受け入れた事で同じ状況になった際他の皆を巻き込むなと。 」

デワントン「ミリア1級空士長が?」

デワントンは絵里を問い詰めるが、絵里はすぐに言葉を返しデワントンを圧倒する。
流石のデワントンもミリアが関わっていると聞いて、止める事は出来ないと瞬時に悟る。

星村絵里「ラリア....デワントン2級空士長...ティレノール記録参謀...私は他の人を巻き込みたくない、だから私達に任せてください。」

デワントン「モーア・・・・・・・・・」

絵里の心は誰かを巻き込みたくなく、ゼントラーディ人らしく使命を完遂させる事であった。
和也は倒れている絵里を担ぎ始める。
デワントンは絵里の一連の言葉を聞いて、心配した。

ラリア「教官・・・・・・・・・・」

星村絵里「ラリア・・・・・他の子達にもよろしく、いいVFーX隊員になり己の使命を全うせよと・・・・・・」

ラリア「はい・・・・・・・・・・・」

星村絵里「楽しかったわ、同じ姿の素敵なライバル。」

ラリアは涙を流しながら絵里に何かを言いかけるが・・・・・・・・
絵里から洋介などのVF-X隊員の予定者達に優しく伝言を伝え病室へ戻る。
その言葉に対して、ただ泣きながらラリアは答えるしかなく。
デワントンに優しく撫でられながら慰められた。

ティレノール「絵里・・・・・お前だけを逝かせんぞ、ミリア1級空士長と生死を共にした仲間はお前の危機あれば駆けつけると。」

ティレノールと呟いた。

                         【病室】
絵里は和也にベッドに運びこまれ布団の中に入る。
布団の中に入った絵里は和也にある事を言う。

星村絵里「私・・・・・・・・・必ずルミナスグループを潰す、和也手を貸して。」

星村和也「同感だあの胡散臭い連中を潰そう。」

絵里と和也はお互いに手を取り合う。
和也も絵里を負傷させたルミナスグループに激しい怒りをぶつける。
必ず絵里を負傷させた奴を討ち果たしてみせると心に誓う。
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第31話 絵里.地球へ単身赴任.後編④ タクマラカン砂漠模擬航空戦 絵里の血

2017-03-24 22:10:24 | マクロス外伝戦場の遺産
絵里はイルミナシオンの編隊を監視している。
だけどそれは逆であった、既に絵里の行動がバレており監視されているのは絵里だった。
そんな事知らずか、そろそろ戦闘が開始される。

「そろそろ演習時間になります。」

「よし、開始ブザーを鳴らせ。」

「了解しました。」

開始時刻になったので主任の指示の元演習開始を知らせるブザーを鳴らす。
空襲警報のような轟音。
その合図を元に・・・・・・・・・

「全機アタック」
「全機アタック」
「全機アタック」
「全機アタック」

             シュババババババババーン

両陣営は模擬ミサイルを一斉に射出する。
放たれたミサイルは一斉に両陣営の機体に命中するかチャフで外れるかに分かれた。
ミサイルは一斉と言っても全部を打ち込むわけではない、命中度の高いミサイルは最後まで残している。

星村絵里「我が方は150機のうち、今の攻撃で非撃墜で32機ダウン。相手は24機、チッフリか。」

珍しく絵里は口が悪い。
いつもは明るい口調の絵里だが、この時ばかりは違う。
明るい性格の絵里から出てくる今の口の悪い口調・・・・・
ゼントラーディ軍時代上官として絵里を見て来たデワントンは・・・・・

デワントン「何かあったのかしら?」

何かしら不安を覚える。
昔からある部分であるが、なぜ今頃。
と思っていたが、今はここは模擬とは言え戦場気を抜けない。

ラリア「もらったよ!!」

ラリアは西軍の可変戦闘機2機の後ろに周り背後から撃墜する。
撃墜された機体はここで終わりなので地上の基地へ着陸する。
その様子を見たラリアは敬礼する。

岡洋介「珍しいなゼントラーディの女が敬礼とは。」

ラリア「ゼントラーディの女とは言わないでラリアと呼んで頂戴、これくらいやらないと。」

岡洋介「へいへい、ラリア後方20敵機。」

ラリア「ムッ」

最初に会った頃よりも凄く落ち着くようになったラリア。
洋介と相性もいい事か連携攻撃が優れている。
その証拠に洋介からの情報合った後方20度の敵に対し速やかに反転し撃墜する。
撃墜が確認するとモニター越しで洋介に対しグーしながら感謝する。

ラリア「でもモーアの様子おかしいね?」

岡洋介「どうしたんだろうか?」

そんな二人も絵里の様子を心配する。
普段の絵里は明るく厳しい感じであったが。
何処かつめたい。
ラリアは心の中で・・・・・・・・・・

ーまさか私達への訓練はフェイクで、別の特命でも・・・・・・・・

と絵里の本来の訓練を見破るような事をする。
ラリアは絵里と同じ遺伝子元から造られたゼントラーディ(メルトラン)。
なんとかく様子からそう感じる。

ーもしそうとなればまだVF-X隊員ではない私に入り込める余地はない。
ーここは黙ってほっとくか・・・・・・・・・

ラリアはそう思い、絵里の気持ちを読み取らなかった不利をする。
一方絵里は・・・・・・・・

星村絵里「後方、メリア.マッド.来るわよ。」

メリア「えっ!?」
VF-X予定者.メリア・ラッドーラ

              ズダダダダダダダダダダ

メリア「あっ・・・・・・・」

一瞬でメリアとマッドが背後から急襲してきた西軍の機体に撃墜され地上へ降下し離脱した。
絵里はその強襲の攻撃に巻き込まれる前に攻撃を回避する事に成功した。
回避した瞬間攻撃機が絵里の目の前を通る。

星村絵里「あれは・・・・・・・・・」

絵里が目にしたのはイルミナシオンの可変戦闘機。
タイプ.JのVF-1バルキリー。

すると・・・・・・・・

星村絵里「くっ来る。」

反転しバトロイドに変形し突進してくる。
この構えは掴みかかる姿勢である。
咄嗟に変形し、イルミナシオンのVF-1バルキリーに対し迎撃態勢を取る。

そして・・・・・・・・・

                      ガシャン

ついに掴まれた、J型であり同じVF-1なのに力が強い。
なんと言うパワーなんだ。
絵里はそう思っていると通信が入ってきた。

絵里は他の人に聞かれないようチャンネルを切断する。
そして通信の入っているチャンネルに切り替えた。

「いいざまだな、VF-Xシーアンタレス副隊長星村絵里いやゼントラーディ時代ではモーア・カリダムと言う女よ。」

星村絵里「なぜそれを・・・・・・・・・」

突然出てきた髭面の男。
その男は会った事のないはずの絵里のフルネームとゼントラーディ名を言う。
絵里はくっとひきつけ驚き、なぜそれを知っているのか問いただす。

「お前がうろちょろ俺達のスポンサー様の情報を収集していると聞いたんでな、そんくらいは当たり前よ。」

星村絵里「なっ・・・・・・・・」

「本来は殺害しなきゃいけないが、スポンサー様が星村軍閥の姫だから殺すなと。俺としてはお前の血を舐めるように殺したんだがな。」

既にバレれていた、ルミナスグループを舐めていた。
これほど優秀な情報収集能力があるなんて。
絵里はルミナスグループを低くみていた事に後悔する事になる。

星村絵里「一つ聞きたい、貴様の名は!!」

ギャバン「教えるつもりはなかったがいいだろう、俺はギャバンだ!イルミナシオン指揮官、ギャバン・レスタホークだ!!恐怖と共に覚えておけ!!」
イルミナシオン指揮官ギャバン・レスタホーク

この髭面の男はギャバン・レスタホーク。
そう名乗った。                

星村絵里「私設軍がこの演習に参加するのは以外ね?」

ギャバン「案外新統合軍にも人脈があるんでな。」

絵里は私設軍が新統合軍の大規模演習に参加するのはおかしいと指摘。
それに対しギャバンも新統合軍に人脈があると返答する。
抜け目のない、後もう一つ・・・・・・・・・

星村絵里「私をどうする気?」

ギャバン「そうだな、殺すなと言われているし・・・・ルミナスの聖域に入った小娘、死に近い物を見せてやる。」

                  ガチャ

突然、掴みを離れ地上に降り絵里に模擬戦用のガンポッドを向ける。
こんな銃で何ができる・・・・
そう想っていたが・・・・・・・・・・

                ガン

星村絵里「なっ・・・・・・・・」

絵里のVF-1JAはギャバンのVF-1Jに撃たれた。
こいつ・・・・・・・拳銃型の・・・・・・
そのまま機体が落ちていき、砂漠に墜落する。

ギャバン「馬鹿な女め、戦場に置いて何事も油断大敵だろ。まぁ下手して死ぬんじゃねぞ、小娘。ふははははははははは。」

そう言いギャバンは演習空域へ離脱する。

ラリア「モーア・・・・・・」

岡洋介「狙撃されたのか・・・・誰に・・・・・」

ラリア「くっ・・・・・・」

岡洋介「ラリア、何処に行くんだ?おい!!」

狙撃の様子を見た二人。
ラリアは茫然としている洋介を横目に絵里が墜落した方向に向かう。

ラリア「モーア!!モーア!!」

現場に到着したラリアは倒れているVF-1JAのコックピットを開け、中に入る。
するとラリアは血を浴びながら絵里をコックピットから引きずり出す。
頭から血を流しおびただしい血を流す。

ラリア「モーア・・・・・・モーア・・・・・しっかりしてよ。誰がこんな・・・・・」

ラリアは血塗れになりながら悲鳴に近い絶叫する。
この日、シーアンタレス副隊長星村絵里は何者かに攻撃された。
幸いラリアが懸命に救護室まで運び命は取り留めた。

だが・・・・・

誰が絵里を攻撃されたのかが不明になった。
事態を重く受け止めた新統合軍総司令部はガイアパックを中止させようとしたが。
今更変更はできないので、そのまま継続した。

その頃月面では・・・・・・・・

星村和也「絵里が・・・・・・・」

ミリア「グウィンからの連絡があって瀕死の重傷を・・・・早く地球へ。」

星村和也「そのつもりだ。(死ぬな絵里)」

ミリアにより絵里が負傷したと聞いた和也。
すぐさま、シーアンタレスはダンシング・スカルに一時的に指揮権を移し。
地上へ向かった。
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前日、半年記念で10PV突破

2017-03-24 08:06:52 | 日記
おはようございます、長田義家です。
半年で遂に10万PVを超えましたありがとうございます。
1周年には20PVで閲覧者数を一つの中規模人口都市レベルにしたいです。

これからも創作意欲が湧いてきたぜ!

これからも本ブログをよろしくお願い申し上げます。
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第30話 絵里.地球へ単身赴任.後編③ イルミナシオンとレディM

2017-03-23 23:38:39 | マクロス外伝戦場の遺産
絵里が突然思いついた大規模演習ガイアパックで最終試験。
当初はどうようしていたVF-X(予定者)の隊員達はだったらやるしかないと機体に乗り込んだ。
参加している機数が多いため、滑走路は当分使えない。

星村絵里「おっやっと私達の番だよ、他の部隊がいるからさっさと離陸。」

絵里達の順番がやっと周り、管制の誘導に従い滑走路から離陸する。
離陸した直後、上空には無数のバルキリーの大編隊が飛行しており見る物を圧倒していた。
総数は以前も行った通りだが、300機。

旧国家で言えば日本の自衛隊が保有する戦闘機の数に匹敵する程の数。
この数がこれから150機ずつに分かれてブツかりあうと言うのである。

すると絵里は何かに注目する。
前方にハバネロのような赤く緑の混ざった可変戦闘機が複数機見える。

星村絵里「・・・・・・・・なんかハバネロのような機体ね。何処の機体かしら?」

デワントン「モーア知らないの?ルミナスグループの私設軍隊のイルミナシオンの部隊よ。」

星村絵里「ルミナスグループの!?」

実はその機体はルミナスグループの私設軍隊イルミナシオンの可変戦闘機。
絵里が本来の任務である情報収集の対象である。
長い間任務の内容を忘れかけていたが、デワントンからその用語を聞いて思いだした。

そうだ、私の任務はあいつらを調べて和也に報告するんだった。

絵里は全ての任務の内容を思い出し、イルミナシオンの機体から目を離さないようにするようの心がけた。
あいつらが何を企んでいるのか、全て和也に報告せねばと。
距離はかなり離れているが、身体能力の優れるゼントラーディ人は目の視力がいい。
地球人でも視認が難しくても、絵里やデワントンは十分に視認ができる。

ー連中の情報を目で見て記録してやる。

そう思った絵里はイルミナシオンの可変戦闘機の編隊を演習に参加しながら監視する事を心に決めた。

そして全機が離陸完了・・両陣営にしていされている部隊はそれぞれの配置場所に移る。

星村絵里「あいつらあっちのチームなのね。」

イルミナシオンの可変戦闘機部隊はどうやら西軍の方へ回るらしい。
結構都合がいいかもしれないわね。
案外戦えば更なる有益な情報になるし。

絵里はそう考えた・・・・・・・・

「あれは星村絵里と言う女の機体だな?」

「VF-Xシーンアタレスの副隊長、その正体はモーア・カリダムと言われたゼントラーディのエース。」

「どうします?消しますか?」

「いや、奴を消したとしても次の奴が出てくるしそれに弱体化したとは言え星村の軍閥の姫だ。消す必要はない、泳がせておけ・・・・・永遠にな。」

「ハッ」

                  【マクロスシティ司令部】
新統合政府であり全銀河の新統合軍中枢マクロスシティ。
そして総司令部に属するVF-Xに一人の男が護衛を引き連れて訪れた。
その人物は誰もが知っているあの人である。

女性のVF-Xの隊員はその人物を見るとうっとりし。
男性のVF-Xの隊員が見ると敬礼するなどと、かなりの大物である。

「お連れしました。」

グウィン「そのまま通せ。」

「はっ」

その人物が訪れたのはVF-Xの長グウィン。
グウィンの合図の元、その人物が出てきた。
グウィンはその人物を見るやいなや。

グウィン「お前か・・・・・やはり訪れていたとはな・・・・」

「僕も少々気になっていたいた事がありましたので、地球へ訪れました。」

グウィン「会えてうれしいぞ、第1次星間大戦の青い彗星。」

と優しく方を叩いて歓迎する。
青い帽子と水色の髪をしたベレー帽を被った優男。
並のVF-Xの指揮官でも入れない、VF-Xの中枢に入り込む大物人物。
青い彗星と言われた第1次星間大戦のあの英雄である。

「既に星村中尉は察知されたようですが、彼らは殺しません。」

グウィン「なぜだ?」

「彼女に偽情報を掴ませ、本来の情報を悟られないようにするためです。」

その人物が話していたのは、絵里の動きがイルミナシオンに既に発覚していると言う事であった。
グウィンは驚いたが、ある事に疑問に思う。

グウィン「なぜそれを貴様が知っているのだ?」

なぜその人物が絵里の情報収集の動きを知っているのかである。
そんな疑問を推定していたのかその人物が答えた。

「それはイルミナシオンに僕の部下を密偵として送った情報ですよ。」

グウィン「密偵だと?」

「はい・・・・・・」

絵里の情報収集の発覚したのを知る事を出来たのはイルミナシオンに密偵を潜入させていたからである。
その人物もルミナスグループやイルミナシオンの不穏な様子を疑問に思っており、兼ねてより密偵を潜入させている。

なぜ密偵を潜入させたのか?
それは・・・・・・・・・・・・

僕の所にルミナスクループから追われ逃げてきて匿いました。

その人物曰く北米の某白人至上主義団体や某共産主義団体などの地下組織や旧国家閥残党がゼントラーディに強い恨みを持っており。
これらが合流しルミナスグループが設立し、銀河系の財政界のトップになった。
次に独自の企業の防衛と名目で私設軍隊イルミナシオンを設立させ、独自の戦力を持つ。
そしてその戦力を元に移民計画を裏工作で破滅させ、地球に恭順したゼントラーディやはぐれゼントラーディに対し武力的攻撃するために国家転覆を実行し自分たちの都合のいい政府を造る。
その計画を実行するためにメガロード級の設計に近づきメガロードのデータを元に反ゼントラーディ.統合政府打倒のシンボル.マクロス級バルバトスを建造する。

早急に調査に協力してくさい。

との事。
意味の分からない文章だが、ずっと前にグウィンに密かに渡された密書の内容。
密書を見る所にその人物の所にルミナスグループの陰謀に反目し逃げてきた人物である。
それが分かりグウィンはその人物に協力した。

「僕は言いたい事は伝えました、後はレディMからの情報を待ちましょう。」

グウィン「レディMか、彼女はお前の妻なのか?」

「いいえ僕の妻は歌やプロトカルチャーには研究する気はないですよ。」

その人物はコートを羽織って部屋から出ようとする。
その帰り際の際に謎の人物レディM。

だが、レディMはその人物の妻ではない。

「ではありがとうございます、閣下。」

グウィン「気をつけてな。」

その人物は部屋から出て行く。
グウィンは椅子を回転させSDFー1マクロスの方を見る。
絵里が情報を集めていた場合、彼女にどう伝えるか。

グウィン「そこまで言わんか、青い彗星マクシミリアン・ジーナス大尉。」
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自分の将来の興廃はこの最初の就職内定試験にあり。

2017-03-23 12:28:26 | 日記
どうも長田義家です。

本日、1時より就職試験を受けます。
昨日履歴書を書きまくって失敗しなんとか完成できました。
正直緊張しています。

今までに経験した事のない緊張感に包まれています。
これは受験以来です。

今日のお昼はハーゲンダッツとエスカップのみで済ませました。
早く就職内定をもらいあとはのんびり卒業まで過ごしたいです。

以上、長田義家でした。
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パン屋ピーターパン

2017-03-22 22:55:54 | グルメ
私は船橋を中心に出店しているパン屋ピーターパンが好きです。
いつも利用しているのは船橋駅構内のピーターパンジュニアです。
ピーターパンの売りはメロンパンであります。
物凄い売上であり、もうそろそろ1万個に近いです。

どのパンもやみつきになる味がします。

そんなピーターパンが知りたい人にはこのサイトを見てください。

パン屋ピーターパン
http://blog.goo.ne.jp/mogutan_november


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№9 銀河の歌舞伎者 岡洋介

2017-03-22 21:46:46 | マクロスエースパイロット図鑑
岡洋介
【所属】
新統合軍
【性別】
男性
【異名】
銀河の歌舞伎者
【生年】
1997年
【解説】
新統合軍第8独立戦隊VF-Xナイト・ストーカーズ隊員。
訓練時代星村絵里に指導された事がある。
配属後はサンディエゴ基地で配備され、当分何事もなく勤務していた。

自分の名が知られるようになったのは反統合同盟残党と
反統合系のはぐれゼントラーディが結託し
メキシコシティの補給基地を襲撃した【メキシコ事変】である。

この時の戦いで地球上の反統合同盟の残党組織のリーダー.バロ・ストレフを討ち取った。
機体の色がド派手である歌舞伎者と言われ、地球上の反統合系の反政府組織と戦った。

2035年に惑星エデン2でスーパーマーケットを開くべく予備役編入。

しかし

その2年後にスピカ3事件が起こり、招集される。

予備役時には既婚者であり。
その妻は同僚であり反目しあっていたメルトランのラリア・ルッソである。

【愛機】
VF-1Pフレイヤバルキリー
VFー3000クルセイダー
VF-11ハイマニューバサンダーボルト.タイプSR
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