ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「フジバカマ(藤袴)+アサギマダラ(浅葱斑)」 キク科 

2018-10-21 20:05:12 | 日記
「フジバカマ(藤袴)+アサギマダラ(浅葱斑)」 キク科 ☆11月6日の誕生花☆
          花言葉は… あの日を思い出す・遅延・躊躇



 今朝の最低気温は午前6時の11.6℃。   最高気温は午後3時の22.1℃。
雲を探してもただただ青い空…今日も快晴でした。 文句のない秋日和。


  《朝散歩… 花の文化園 3.0㎞ 4,255歩 1時間30分》
今日は “花の文化園” に 「フジバカマ(藤袴)」 を見に行って来ました。
そして淡い期待は、もしかして 「アサギマダラ(浅葱斑)」 に会えるかな… でした。
初めてこの蝶を見たのは2014年10月19日、ここ “花の文化園” でした。
そして2度目は2016年11月29日、鹿児島を旅した時 “番所鼻自然公園” で見掛けました。
そして今日、見たんですよねぇ。 なんか2年毎に逢えるみたいです(笑。


 まぁ逢えたから良いのですが、こんなあんばいでした(汗。
「あっ、いた。 アサギマダラだ!」 そ~っと近付き5・6枚も撮った時、
オバチャンたちが大声で話しながら歩いて来て… ひげは手で制したのですが 
「兄ちゃんなに撮ってん。 ああ蝶々かいな」 アサギマダラは飛んで行ってしまいました(汗。
残念がるひげを見て 「まぁ蝶々やから飛ぶわな」(大汗。
なんという言いぐさ、なんと言うデリカシーの無いオバチャンたち (呆・怒。






 この蝶は春には南から北へ、秋には北から南へ、渡りをする蝶として知られています。
ウィキペディアによると… 【成虫の前翅長は5 - 6 cmほど。翅の内側が白っぽく、
黒い翅脈が走る。この白っぽい部分は厳密には半透明の水色で、鱗粉が少ない。
和名にある 「浅葱」 とは青緑色の古称で、この部分の色に由来する。
直線距離で1,500 km以上移動した個体や、1日あたり200km以上の速さで
移動した個体もある。 夏から秋にかけてはフジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどの
キク科植物の花によく集まり、吸蜜する姿が見られる】 …そうです。
“アゲハチョウ” の様に細かく羽ばたかず、ふわ~ふわ~と飛ぶ姿が優雅な蝶です。


 午後は “プリンセス駅伝2018” を見て過ごしました。
暑かったせいでしょうか 「もう走らないで!」 と叫ぶ場面が2度有りました。
岩谷産業の2区のランナーが写しだされると、よつんばい(赤ちゃんのハイハイ)。
後200mの中継地点を目指して這って進んでいます。 両膝は擦り剥け血が滲んでいます。
なんとも凄惨なシーンでした。 監督は早く止めなきゃ。
選手は這って中継地点に辿り付き、次のランナーに襷リレーしました。

3区、2位と40秒以上の差をつけ、トップを快調に走っていた三井住友海上の選手が
蛇行し始め、おかしいぞと思ったら、フラフラになりながらコースを2度も逆走。
更には折り返し点の三角コーンを回らず折り返し、注意され引き返すシーンも。
この選手は道端の草むらに倒れ込み、中継地点の2km手前で棄権しました。
なんとしても仲間に襷を繋げたい、というその気持ちは分りますが、
命にかかわる事、早く止めなきゃ。 後味の悪い駅伝でした。 


 今日の花は “秋の七草” の一つ 「フジバカマ(藤袴)」 です。



“秋の七草” の覚え方は花の頭の文字を取って、お.す.き.な.ふ.く.は(お好きな服は)… 
お(オミナエシ)す(ススキ)き(キキョウ)な(ナデシコ)ふ(フジバカマ)く(クズ)は(ハギ)です。 
春の七草は七草粥などにして食べられますが、秋の七草は食べられない草ばかりです(笑。 
「藤袴」 はあちらこちらで良く見掛ける花です。 
しかしすべて園芸種で、本来の 「藤袴」 は準絶滅危惧種に指定され、
身近な川原や野では見かけられないそうです。




それにしてもモジャモジャっとした変な花ですねぇ。
あのモジャモジャは花弁ではなくて、雌蕊の先が2つに割れた物なんだそうです。
1つの房に5つの花、計10本のモジャモジャが生えているんですね。

     ↑上の写真でヒラタ君が抱いているのが1房で5つの花が咲きます。
無香の 「藤袴」 ですが、切り取って生干しにすると “桜餅” の匂いがするそうです。
中国では 「蘭草」 とか 「香水蘭」 と呼ばれ、古くから香草として葉を湯に入れたり、
衣服や髪につけていたそうです。 原産地は中国で、奈良時代に薬用として渡来したそうです。

花は “ヒヨドリバナ(鵯花)” にそっくりですね。 
花だけを見れば見分けが付きませんが、葉が違います。

“ヒヨドリバナ(鵯花)” の葉は1枚1枚が独立していますが、
「フジバカマ(藤袴)」 の葉は3つに分かれて1枚の葉になっています。 


 日本書紀にある 「蘭(ラニ)」 の字が、日本で最初に記された 「フジバカマ(藤袴)」 の事で、
「藤袴」に関するこんな記述を見付けました …
【大和朝廷の行政区分の1つである国(大和国北東部)を支配した国の長、
闘鶏国造 (つげのくにのみやつこ)の話です。
後に允恭天皇(いんぎょうてんのう)の皇后となる
忍坂大中姫命(おしさかのおおなかつひめ)が嫁ぐ前の出来事である。 
姫が庭で1人で遊んでいると、そばの道を馬に乗って通りかかった闘鶏国造が、
垣根越しに 「その蘭を1茎くれ」 と言った。 
姫が蘭を採って渡し、何に使うために蘭がいるのか尋ねると、
彼は 「山に行った時に蠅を払うためだ」 と答えて去っていった。 

姫はその返事にとても怒り、「あの者の顔は絶対に忘れない」 と言った …その後、
姫が成人し允恭天皇の皇后になると、その者を探し出し、昔の罪で死刑にしようとした。 
併し、彼が顔を地面に擦りつけて、「私の罪は死罪に相当するが、あの時はこれほど貴い
お方とは知らなかった。どうか許して欲しい」 と泣いて謝ったので、皇后は不憫に思い
死刑を赦し、彼の姓を下げて稲置(いなぎ)にした】

 …「日本書紀」 によると允恭天皇2年(413年)闘鶏国造は、
在位前の允恭天皇皇后の忍坂大中姫命に対して無礼があり、死罪一等を免じて
稲置姓(地方豪族に与えた官職名の最下位で、稲穀の収納を管理する地方官)
に格下げされ、闘鶏稲置大山主になったと云います。


今日の歩数       4,255歩 (アサギマダラに逢えるかな朝散歩)
今月の歩数    158,237歩= 110.8km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,541,531歩= 1779.1km
コメント (2)
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