こんばんは、やまぐち建築設計室の山口です。
奈良・・・今日の吉野は雨の一日で少し肌寒いですね。
午前中は仕事以外の件で打合せもあり、
恩師と話す時間・・・・・。
いろんなご縁もあり、卒業以来、
ずっーとお付き合いさせていただきまして・・・・・。
で、午後は建て主さんのと打合せや、メール相談など・・・・。
週末らしく・・・・・。
最近は、二世帯住宅の話しも多く、
私自身も二世帯住宅に住んでいて、
様々、感じる事も多く・・・・・。
2世帯住宅。
せっかくひとつ屋根の下で親世帯、
子世帯が一緒に暮らすのだから、
お互いが満足できる住まいが理想ですよね。
ちょっとした設計の配慮で、
2世帯の暮らしはスムーズになるように感じます。
プランを考える時に気をつけておきたいこと、
見落としてしまうような事を、
考えるのも、建築家の大事な仕事。
例えば、出入りしやすい玄関の事とか・・・・・。
玄関は住まいにとってとても大切な場所ですね。
もちろん単世帯の住宅にとっても・・・・・。
どちらの世帯にとっても、
出入りのしやすい計画になっていないと、深夜、早朝、
様々な時間帯でよけいな気をつかってしまいますよね。
玄関を二箇所に設けるという事も、一つの方法かも知れませんが、
お互いの世帯の居場所からワンクッション設けて、
中間領域的な場所に玄関を計画すると・・・・・。
出入りの際のちょっとした物音もうまく気にならないように・・・・・。
計画地や間取りに余裕がある場合は、玄関ホールを
工夫するのもひとつですね。
その分、共有スペースの意味合いが強まり、
昔ながらの「通り土間」的な空間になって、
ちょっとした「来客時」の対応にもうまく機能したり・・・・・・。
そんな工夫で、世帯間のエリアをうまく計画できることも・・・・・。
ちょっとした工夫でよい2世帯の
住まい造りになればいいですよね。