奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住宅設計、現場でカタチをつくる途中・・・(仮称)回遊動線で広く住まいと季を楽しむ家新築工事。

2016年02月22日 | (仮称)回遊動線で広く住まいと季を楽しむ

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住宅設計・・・・暮らしの場所としての「カタチ」を

現地でつくっている途中。

奈良・宇陀市内の新築工事現場。

(仮称)回遊動線で広く住まいと季を楽しむ家新築工事。

 

屋内の工事は大工さん主体で進んでいるところで、

屋外は外壁工事・・・・仕上げ材となる

「サイディング」を張るための準備の途中。

※商品カットサンプルで最終検討(H28年1月)

 

サイディングとは、

セメント質と繊維質を主な原料にして、

板状に形成したものです。

柄や色などのバリエーションが豊富なことから、

表情をセレクトして「家の状態」と「コンセプト」を加味して

選定しますよ・・・・・。

 

本物のタイルやレンガ、吹付材ではないので、

「フェイク」ですが、表情も豊かで素材の使い方次第で

価値も変わる部分。

そして工事用の「仮設」足場とシートで囲まれているので、

その部分は「屋外から」しっかりと分かりませんが、

設計の工夫として「壁の一部」に「穴」としての

「スリット」・・・・・隙間を設計していますよ。

 

このスリット、場所は「玄関横」に設計しており

その他の部分にも計画してあるのですが、

計画の四角い箱型のスリットは、

工事が完成して暮らしが始まると「効きます」よ。

 

 

その場所に計画する事での効能の計算結果として・・・・・・。

今回の場合は、隙間がある事で「壁の意味」も

広がりを持ちますから・・・・・。

 

状況によって「計画の意味」と「場所」は変わりますよ。

勿論「価値観」によっても・・・・・・。

設計とデザインの価値と工夫の部分。

 

 

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暮らしの空間、住まいの設計での事をイロイロと、潜在的内容から設計するプロセスの意味。

2016年02月22日 | 設計の事デザインの事

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暮らしの空間、住まいの設計での事をイロイロと。

言うまでも無く、

建築という行為は・・・・相談者さん、

クライアントの「意識」から始まります。

 

 

何らかの要望を持つ「クライアント」からの

依頼があって、

初めて建築家はその人や家族、目的を持つ人のために

生業として建築士免許を行使して

行うことが出来る「仕事」を行います・・・・・。

 

 

一般に建築家の仕事とはクライアントの

願望や要求事項をまとめて、

建築へとデザインすることだと考えられていますよね。

 

 

しかし本当に大切なことは、

相談者さんや住まい手、

クライアント自身も気付いていない事柄

(潜在的な願望・要望)を発見し

また建築家自身の問題意識、思考の移入によって、

その計画、プロジェクトに潜む「キーワード」を

顕在化し建築へと投影していくことだと考えます・・・・・。

 

 

その為には相談者、住まい手、クライアントと建築家が

共通の価値観を持つために、

話と時間を重ねることは重要です・・・・・。

 

 

相談者、住い手さん、クライアントと

建築家の理想的な関係とは、

お互いに刺激しあうことで、

初めには見えない新たなパラメーターという

作用因子・特質を、

共同作業の内に「見出して」いくことだと言えます・・・・・。

 

実は、そのプロセスは、相談者さん、住まい手さんにとっては

苦しい事でもあり、同時に、

とても楽しいことでもあります・・・・・。

 

 

勿論、機能性・安全性等に関する要求を満足させることは

建築の最低限の基準、

そして・・・それ以上に当然の事。

そこから「プロセス」を楽しむように・・・・・。

 

 

目的重視から過程を軽視しないように。

いわゆる近代の合理主義は

「モノゴト」の成り立ちから、

そのプロセスを極力排除して

無駄なく最短距離で答えに到達することを

「善」としてきましたよね・・・・・。

 

 

そして現在を見渡すと、

会のあらゆるシステム、実情に無理が生じ、

様々な問題が露呈されています。

 

建築の世界においても、

少なからず同様なことが言えます。

 

 

例えば住宅の世界では、

商業至上主義の手により、

多くの人が手っ取り早く完成品としての「建物」を

手に入れたいという発想にとらわれて、

いわゆる建売住宅や商品化住宅へと走っていますよね。

 

 

そこでは「建築の質」を吟味することよりも、

マイホームという「イメージ」を

すぐに手に入れたいと思われる人々の姿があります。

 

 

 

その時に、自分たち・・・・・自身の

家や暮らしという「モノゴト」に対する

考察のプロセスは欠落し、

生活の器としての「家」を手に入れるという

目的・結果のみが偏重されているのではないでしょうか。

 

 

今日・・・・・日常を取り巻く情勢は、

再度質的な転換を経ようとしていますよね。

先の事を見据える為にも、

よりよい質を丁寧に考えていくためにも

次に来る時間は、

確固とした「それぞれの理念」を持った人々の

成長した時代ですよね。

 

 

そこでは、理念の実現のために考えておくべき

事柄がありますよね。

あらゆるプロセスを考えつつも、重要な事柄・・・・・。

 

 

建築においても、プロセスとしての

構想・設計・建設の過程、

そしてそこから始まる暮らし

そのものの質を楽しむ姿勢が重要になると考えています。

 

 

そこから手に入れる未来は、

簡潔なプロセスで手に入れる未来とは

異なった幅広い「質」と深い「質」を持った

「モノゴト」が生まれますよ・・・・・。

 

 

暮らしの質の違いを生み出す思考とプロセス。

そういう意味での設計と建築家の意味です。

 

 

 

 

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