奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)古民家と和モダン・奈良を味わうYさんのB&B・住宅付店舗(旅館)建築・新築工事・古民家風からのデザインコンセプトをカタチに、現場打ち合わせの時間。

2019年06月14日 | (仮称)古民家と和モダン・奈良を味わうYさんのB&B

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やまぐち建築設計室ホームページ

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奈良市西大寺での

古民家風ゲストハウス(住宅付旅館)新築工事の現場。

※完成予定デザイン提案設計時の外観CG

 

建物の躯体(骨組み)が完成してから

大工さんを主体として各職種の工事業者も

現場入りして現場代理人(工務店現場監督)の

現場管理と作業が進んでいるところ。

丸窓の下準備も整い、和を意識したテーマ、

デザインコンセプトの部分も反映しながら

進んでいますよ・・・・・。

定期的なクライアント(住まい手さん)との

現場での打ち合わせも進めながら

図面やプラン、サンプル以外の

現場で確認、調整すべき内容をリアルな状態で

原状を見ながらの打ち合わせを色々と・・・・・。

この日はコンセントやスイッチ類の位置確認を。

予め、予定として図面やプランで検討している

設置位置と床からの設置高さを

現場でも「それ」を見ながら再確認・・・・・。

空間(部屋)に対してのスケール感はそれぞれで

一般的、標準での設置の高さが決まっていても

それは使う人や提供する側、受ける側での

使い勝手の違いが出やすい部分。

ドア(扉)の開き勝手などもそうですが、

個人差の出やすい部分。

皆さんは、右勝手、左勝手のどちらですか?

おそらく、ドア単体で考えるのではなくて

周辺の部屋要素や廊下とホール、階段等の複合的要素で

右勝手左勝手は変化すると思います。

そこにはスイッチの位置も・・・・・。

 

そういった事、プランや図面だけで

提案が終わりとならないように、

現場での再確認なんです。

勿論「それ」だけではなくて、

空間を構成する要素は出来るだけ「現場」で・・・・・。

柱や壁、ドア、窓などの要素は

縮尺の事なる場所や内容では

僕たちはつくり手側として「常識の範囲」と「経験」や「提案」を

配慮しますが、それぞれの「家庭」や「事業」の範囲で

それが一致するとは限りません。

 

だから、アナログ的であり、非効率かも知れませんが

そういった現場での時間や、

プラン検討までの時間に「余白」の時間や「建築以外の話し」の時間を

大事にしていますよ・・・・・。

 

そこから「見える事柄」がありますからね。

 

少し話がそれましたけど、

そういうことです・・・・・・。

 

そして、ゲストハウスとしての領域は

ある程度公共性(パブリック)なエリアなので

標準をベースとして整えてきますが

個人住宅領域とゲストハウス領域(今回は法規上ゲストハウス部分は旅館扱い)の

使い方の意識の違いは大事で

スイッチ類の混在する部分はそれぞれの「日常」を

反映する様に・・・・・。

 

特に、水まわり部分の意識も大事で

一階厨房部分もその特性から配慮のカタチを

意識していますよ。

ある程度の打ち合わせが終了してからは

現場サイドの確認事項と整理事項を・・・・・。

 

大工棟梁の板図での原寸図をみながら

細部調整の時間。

現場代理人(現場監督)、納品業者も交えて

発注部材の共有も。

色々な事柄は絶えず現場で起きていますから

動きがあるのも現場です。

 

そういう部分を踏まえて「現場」を大事にと思いますよ。

 

ぞれらを注意深く吟味しつつ・・・・・。

提案の原点を思考しながら。

 

建物もまたオーダーした衣服のように

身体に心地よくfitする事を意識の中に

住まいを設計デザインです・・・・・。

 

適度と適切のバランスを検討しながら 

それぞれの意識のバランスと違いを確認する事で

「その後」が良い意味で変化する様に。

 

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建て主目線+αの提案・・・「明日の暮らしを設計する/建築と住まいとその暮らしを豊かに」

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