奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

屋根と外観の思想と発想・・・間取りだけではなくて、建物の佇まいが持つ意味、そして住宅街の概念も法律に関与していく内容を含めて計画という出発地点でのイメージと設計デザインの感度。

2020年06月02日 | 和モダン 思想

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

建築基準法による高さの制限も手伝い、

特に住宅地等では、

周辺の建物のほとんどが

同じような高さに揃っています・・・・・。

 

 

それはそれで大事な事です、

住環境の考え方として。

そのため、あたらしく建物ができるときも

同じようなかたちと高さになる訳です。

 

街並や周辺の環境を悪くしないように、

という主旨にはおおいに賛同できますが、

実際の街に出来ていく屋根や街並みはというと、

なかなかよろしくなっていない事も。

 

我々設計者が工夫する部分と、

制度側からも考え直す部分、

両方が必要ではないかと思っていますが、

実際にはそう簡単ではないのです。

 

法律制限による「コストアップ」も

日常茶飯事ですからね。

土地選びはそういう部分も

視野に入れてしないといけないのに

不動産屋さんの大半は法律知らないから

自由ですね・・・・びっくりする位に。

 

氷山の一角ですが・・・・・。

水道が、下水が、電柱が・・・特にインフラ

計画している建物が建たない事もありますし。

そして「建築に関係する大前提」も無視していたり。

あっ、、、、、そんな事もあるという事です。

※工事中の様子

 

さて、それとは関係ありませんが、

写真は随分前・・・・・・。

(仮称)暮らしと共に「めでる」家

屋根工事の最中に・・・・。

※工事中の様子

 

とにかく空と一緒に見上げると、

気持ちよいです。

※工事中の様子

 

写真は屋根にクローズアップしていますが、

出来上がるとそのかたちに

左右されない要塞のような外観。

※完成後の外観

※完成後の外観

 

高さの制限によってできるかたちを

積極的にデザインとして利用していく。

 

もしくは、まるで影響を受けていないような

デザインしていくような・・・・・。

 

いずれにせよ、

建築は皆さんが思っている以上に

マクロ的でもありミニマムな法律や制度から

相当の影響を受けるものなので、

計画にあたってとても大きな要素になっています。

 

それだけに、場所に対してのルールが変わったら、

おおいに街並は変わるだろうな、

毎回「都市計画区域の見直し」が気になる等、

設計者という技術屋なら

誰でも考えているでしょうね・・・・・。

 

制度や法律は誰の為のものなのか?

最終的には「建築基準法や都市計画法、宅地造成等規制区域やがけ地条例」等の意味です。

 

皆さんの暮らしを守る一端がある事は

間違いないですよ。

 

うまく良い具合に法律との共存。

 

暮らしの環境を紐解きながら

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 

 

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(仮称)暮らしのシーンに和モダンのエスプリが集う格子の家新築工事、家の骨格が出現する時間・・・大安吉日、祝上棟の日に和モダンのエスプリと佇まいが現場に。

2020年06月02日 | (仮称)暮らしのシーンに和モダンのエスプリが集う格子の家

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※棟上げに向けて作業中

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

※棟上げに向けて作業中

 

(仮称)暮らしのシーンに和モダンのエスプリが集う格子の家新築工事

 

5月30日(土曜)大安の日に

こちらの住まいも上棟でしたよ・・・・・。

※棟上げに向けて作業中

 

和の佇まいを大切にしながら

暮らしを充実した空間と

イメージに包み込まれて過ごす場所として。

 

色々な工夫が出現するまでは

まだまだ時間が掛かりますが

家の骨格が見えやすくなりつつ・・・・・。

 

新築住宅のカタチ。

 

二階をスライドさせて

全体に「屋根」を強調しつつ

昔ながらの「つし二階」の表現で

二階建ての住宅を平屋のような佇まいに。

※天候を加味して屋根下地ルーフングまでの仕上げ

 

屋根の面積が存在感を

生み出すボリューム感覚で全体像を

生み出していますよ。

※骨組みが一旦組みあがったところ

 

前日の準備から始まり、

大工総勢8名と関係者一同で

朝からほぼ一日かけて夕方5時半、

雨が降り出す直前に屋根下地まで

無事に組みあがりましたよ・・・・・・。

 

仮組み部分もありますが

ほぼ家のイメージが意識しやすい状態に。

※御幣を前に御供え

地鎮祭の際に祈祷済の

お札を組んだ御幣を前にお供え物、

そして簡易ですが上棟式を

工務店代表者司会進行で・・・・・。

住まい手さんご夫婦から順に

御幣を前に「二礼二拍手一礼」で。

勿論僕も建築家として

ご家族・親族の皆さまに続き・・・・・。

最後は工務店関係者も二礼二拍手一礼で祈願。

その後はお供え済みの

洗い米・塩・清酒にて

鬼門の方向から時計回りに

四方清めを大工棟梁先導で清酒から順に

住まい手さんご夫婦のお仕事として。

 

四方清めの途中・・・・・・。

 

 

住まい手さんご主人から

労いの言葉をいただきつつ・・・・・・。

 

 

上棟式後は

直会の意味を込めて

関係者一同・・・住まい手さんからの志を。

 

ありがとうございました。

 

工事関係者共々、

これからの住まい手さんの

暮らしを支える住まいに対して

改めて「意識の共有」と「ゴール」に向けて

そして「その先」をよりよい場所となる様に・・・・・・。

 

想いを大切にしながら

それぞれが出来る事を最大限に。

 

暮らしのカタチをデザインする意味を大切に。

 

設計デザインの価値基準として、

家で過ごす時間を丁寧に考えてみませんか?

 

部材と素材の集合体が

建築の空間である事・・・・・・。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように。

 

暮らしの環境を紐解きながら

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

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