奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りとプランと暮らしの方向性を大切に、過ごし方を上質に考える事、日常的な家事動線や朝の通勤動線等、人の移動と間取りの関係性を程よく設計デザインの効能で過ごし方の意味を見直すように。

2022年08月01日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

※ウォーターセクション(洗面脱衣・バスルーム)に

ウォークインクローゼットを併設した間取り提案プラン

キッチンから水まわりまで最短距離でほぼ一直線の動線

 

住宅の間取りを考えてる際に

大切な計画性の部分。

 

広さや設備関係の持つ意味も

重要ですが

暮らしを支える「過ごしやすさ」にも

関係する間取りと「動線計画」。

 

動線とは人が移動する軌跡の部分。

間取りの中でどんな移動をするのか?

祖の移動の仕方、

間取りによる

移動の誘導によって

随分と家の使い勝手や

過ごし方に差が生まれますよ。

 

大きく分類すると

動線計画には、

家事動線と通勤動線の計画が

含まれます。

 

動線計画をきちんと立案しておくと、

日々の暮らしが豊かになります。

 

工務店や設計事務所の業務提携している

売れる為のコンサルが提案する

マニュアルの動線計画やサービスではなくて

実情に添った暮らしの価値観と

過ごし方の意味をひも解いた

間取りと暮らしの考え方を大切に。


まずは、家事動線について、

家事動線とは

そのまま「家事」をする際に

移動する経路のことです。

 

この家事動線を工夫することで、

移動にかかる時間を短縮したり

そもそも論として「家事時間」を

有意義に過ごすことが

可能になります。

 

家事が面倒だったり

手間だったりという考え方ではなくて

家事時間を楽しむ発想。

 

料理時間や掃除時間等も含めて

暮らしの一部ですからね。

 

そういう意味も含んで

例えば洗濯と料理の時間。

洗濯時間と料理の時間に着目した

動線計画を考えてみると、

それぞれの家庭や暮らしの価値観で

家事を行う工程も異なりますが、

まず洗濯ですが、

普通の注文住宅だと、

洗濯物を一度ベランダや

バルコニーに出て干す必要があります。

 

この家の出入りが何かと不便ですよね。

 

そのため、

洗濯機の設置するべき場所が

本来どこがよいのか?

 

ある場から移動する際に

所洗面・脱衣室から移動するべきか、

室内干しができる場所や

外へ移動する土間まで行くべきか?

そもそもバルコニーやベランダ、

裏庭等に洗濯物を干すべきなのか?。

 

そういう複合的な要素を踏まえて

選択という家事を見直して

これからの住まいを考えるように。

 

そうすると、

洗い終わってから

洗濯物を干すまでの

時間が持つ意味も変わります。

 

勿論、洗濯物を干し終わったり

乾燥させた後の

アイロン掛けやプレス等を含めて

収納するまでの工程も。

 

アイロン掛けの事も

干し終えた後の収納まで含めての

動線計画ですよ。

 

次に料理時間についても同じく。

 

キッチンにおいて

意外と重要なのが

コンセントの数と配置。

 

自分が使いやすい設備や

家電の位置を計画するのは大切。

 

しかし、

それに合わせて

コンセントの位置も

動線計画上で

検討することが必要です。

 

家電をどんな状態で使い

料理の工程を考えるのか?

その際、コンセントや配線の位置関係で

邪魔になる事ありませんか?

 

キッチンの構成だけではなくて

そういった工程上の意味を持つ部分への

計画性と配慮も大切に。

 

冷蔵庫や収納(パントリー)、

買い物帰りからの食材保管も

そういったところ。

計画すべき想像域と創造域は

駐車場や出入り口から

キッチンやパントリー位置まで

複合的に。

 

付随して朝の支度時間となる

通勤動線も重要です。

 

通勤動線とは、

朝の時間に家族のみんなが

家を出るときに通る

動線のことです。

 

朝の時間は会社へ行く、

学校へ行く、

様々な時間配分があると思います。

 

朝起きてから

それぞれ準備をするために、

家の中が慌ただしくなりますよね。

 

そのような朝の混雑を解消するために、

動線計画をしっかりと立てて

通勤動線を工夫することが重要です。

 

単純なところから考えると

通路を広めにしたり

比較的直線移動で

行き来をスムーズにする事。

 

また、洗面台も混雑するため、

洗面台と鏡は横に広くして、

洗面台の両脇に

コンセントをつけておく等

使い方の工程も視野に。

 

勿論、洗面脱衣室に洗面台や

朝の支度経路を

集中させる必要性も無いので

それぞれの寝室や

部屋の近くに洗面を

ホテルライク的に

計画する事も一案です。

 

暮らしの時間を

どんな風にイメージするべきか?

 

現実的な暮らしと

理想的な暮らしのギャップは

どの程度存在しているのか?

 

連動する諸条件を

暮らしの空間に対して

どのように反映するべきか?

 

動線の計画はそういった

根底にある部分ですから。

 

過ごし方の意味に

空間の価値をしっかりと

考えてみませんか?

 

過ごす空間を

上質に仕上げる提案が持つ意味を大切に。

 

設計・デザイン・住まい造り

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建て主目線の提案・・・・・。

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建築と住まいとその暮らしを豊かに

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<<<Yamaguchi Architect Office

 

 


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