設計とデザインのチカラで
注文住宅独特の
暮らしの空間を上質に整えてみませんか?
※集まる場所とそうでは無い部分を部屋の凸凹で構成して距離感を施し提案したデザイン設計CG
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる・・・・・。
居場所と向きと
人の角度・視野を変化させるだけでも
同一空間の距離感は変化します。
空間と距離感、
そして居場所のデザインを
フレキシブルに。
勿論、建築空間だけではなくて
インテリアでデザインを
調整する事も視野に・・・・・。
社会情勢やその時代背景で
暮らしの価値基準が
変化する事は歴史上も多く
様々な生活文化の
形成が行われてきました。
スタンダードが生まれる際にも
新しい事が先ずは始まり
受け入れられるかどうかは別として
常識の範囲が
塗り替えられていきますよね。
タイミングなどもありますが、
ニュースタンダード
と呼ばれる意識や状態。
そしてニューノーマルという考え方。
言葉遊びではありませんが
その文字に表現さ入れる
意図や内容は「それ」も
人がつくりだすものですけど。
歴史や慣習、作法、環境など
空間にまつわる
全ての背景を取り込み、
その秩序や思い込みの
タガをそっと緩めると、
新しい暮らしや社会、
空間のあり方が見えてきます。
そういった俯瞰の意識は
暮らしの中にきちんと軸として
考えておきたいところ・・・・・。
設計やデザインの意図もそうです。
住まい手さん家族や
その場所でしか成立し得ない
空間と意味を見つけ出し、
人が生きることに寄り添う事を旨とした、
枠組みとして
チャーミングな建築と空間を
生み出したいと考えています。
人は環境の影響を受けますよね。
空間や場所によって
心身に様々な違いも行動も。
昨今の外出自粛によって
仕事も学校も
オンライン化が急速に進んでいます。
多くの人にとって、
家族がこれほど
長い時間家の中で
一緒に過ごすことは
もしかしたら
これまでなかった経験ではないか?
とも思いますが、
従来からそういう暮らしの環境
であったという場合も・・・・・。
家の中にリビングのような空間を
区分しつつ融合して計画する事。
二つのリビングがある事の有効性。
それはある意味日本古来の
フレキシブルな座敷間や
襖等の仕切りにも存在している可能性。
なぜ二つもリビングを考えるのか?
あくまでも「部屋名」で考えると
そういう訳で、
空間としての機能が
そこに存在すれば
どんな状態にでも
可変性がある空間として
デザインを構築しておく事で
自由な暮らし方が生み出されるように。
フリースペースの存在は
暮らし方の自由度を底上げしますよ。
それは居場所や
家族同士の距離感に
自由度を持たせる事が出来る空間思考。
ある意味では
これまでリビングは
ひとつだけというのが常識だったかも知れません。
この場合、
居場所の選択肢は
各自の寝室かリビングやダイニング
ということになります・・・・。
極論だけど引きこもるか、
みんなと一緒にいるかの二択です。
思春期の子どもや
現在のように
長時間にわたって
家族と過ごす状況では、
この選択肢の少なさは
暮らし方が極端に変化した場合に
苦痛になりかねません。
二つのリビングは
視線は直接通らないものの、
物音や雰囲気は
場合によっては
伝わるよう空間は区切られつつも
繋がっているように・・・・・。
居場所の選択肢が増えることで
少し距離を置きたいときでも、
個室に引きこもることなく
それぞれの居心地の良い居場所を
見つける事ができるようになります。
オフィスでの
フリーアドレスのようなイメージ。
僕は以前から
住まい手さんとお話しをして
LDKを計画する際には
フリーコーナーやフリースペース
セカンドリビング等のように
余白のある空間計画を
提案するケースがありました。
それは家族の成長に伴い
環境や暮らしのイメージが
変化する可能性が予見出来るからです。
暮らしの余白空間が生まれる事で
家庭でのライフスタイルの想定。
今のような社会の状況を
想定してはいませんでしたが、
平時で心地よい距離感を探ることが
結果的に非常時の心地よさも
担保できていた訳です。
これから家づくりをされるときには、
家族同士の距離感の自由度について
少し配慮してみると
よいのではないでしょうか。
居場所を固定しすぎない暮らし方。
住み方のデザインは
人生を変えますよね、
劇的に・・・・・。
良い意味で暮らしに影響がある
そんな場所にデザインして
設計で整えるように・・・・・。
Produce Your Dream>>>>>
建て主目線+αの提案・・・・・。
明日の暮らしを設計する
建築と住まいとその暮らしを豊かに
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