奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)吹抜とライブラリーが深みと上質を生み出すアッパーモダンの家新築計画の設計デザイン昇華部分、和室の押入れを吊押入れに余白の空間を。

2021年02月11日 | (仮称)吹抜とライブラリーが深みと上質を生み出すアッパーモダンの家

設計とデザインのチカラで

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※作図検討途中の和室・簡易レベル表示での内観CG

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

(仮称)吹抜とライブラリーが深みと上質を生み出すアッパーモダンの家

住まい手 S谷さま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店(予定)

 

二段階の土地区画整理法の手続き中、

その後は本格的に建築工事の為の

建築確認手続きへと

続いていくのですが

並行して色々な情報整理と

資料、図面、

工事の為の準備色々と。

 

空間全体をまとめている中で

和室部分の内容を昇華途中に。

 

和室にも色々とあり

畳部分から壁のつくり、

そして・・・その周辺。

 

床の間部分の段差の「中身」は

情報は整理済みですが

詳細は現場に持ち込む予定で

まとめつつ

押入れ周辺の変更調整部分。

 

高さとその周辺との

バランスを考慮しながら

色々検討と検証。

 

押入れ部分を吊押入れ・・・・・。

 

吊押入れとは床周辺を

床の間のような余白空間にして

押入れそのもの宙に浮かす

制作途中CGで表現

しているような構成。

 

周辺との見え方と同時に

実用性の部分にも検討が大切で

使い勝手を考えて

長押上部の小壁を無くして

天井周辺まで押入れのボリュームを

つくり出すかどうかを調整しながら

同時に吊押入れの余白部分の

良さをもう少し昇華中・・・・・・。

 

この余白空間が生まれる事で

実際に畳の間(和室)による

座面の位置からの効能。

 

つまり、壁の位置が奥へ移動し

空間が生まれる事により

視界が拡張されて

空間に奥行が生まれる状態。

 

これ・・・居心地左右されます。

いい意味で。

 

部屋に対して

何でもそうすればいい

訳では無くて

場所に対する

全体構成からの割り出し。

 

無駄に思える空間が

無駄でなくなる価値が生まれるかどうか?

余白とは

そういう位置づけですから。

 

和室に限った話しではなくて

どんな空間にも

余白は存在していて

存在の分かりやすさ

分かりにくさがあり

吊りによって生まれる

余白の存在は分かりやすいですよね。

 

逆に分かりやすい存在を

創り出すべきか?

そうでは無い方が空間が生きるのか?

 

今回のこの吊押入れは

住まい手さんとの

打ち合わせの中で「つくりましょう」の

話しに進展。

 

暮らしを良くする

居心地の仕掛けは

まだまだ沢山有りますが

どれもすべてリアルの段階の

微調整が大切・・・・・・。

 

それまではもう少し準備中。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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