何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

優しく正しい ヒーロー

2024-11-20 09:51:25 | ひとりごと

ワンコが天上界の住犬になってしまって8年と10カ月
最近ではお告げ本も読めておらずごめんねワンコ

時々すっごくタイムリーな本をお告げしてくれることや
この夏ワンコがビッグなプレゼントを届けてくれたことは、またいずれご報告するとして

今日は霜月二十日のワンコの日なので、この本のこの言葉を記すねワンコ

小学校の教科書に今もたぶん載っている「モチモチの木」(斎藤隆介)
教科書で習ったお話で印象に残るものは幾つもあるけれど、その一つが本書で、
そこで書かれていた「霜月二十日の丑三つ時」というのは子供心にすっごく響いたんだよ

霜月二十日丑三つ時 真に勇気のある者だけが山の神祭りに出会える
そして、願いが叶う

せっちんにも一人で行けない豆太にじさまが、こう語りかけるんだ

『人間、優しささえあれば
 やらなけきゃならねぇことは きっとやるもんだ』

そういえばワンコ
すこし前に「踊る大捜査線」が再放送していて、それを もったいないからチビチビと見ているんだよ
あの頃は和久さんの
「正しいことがしたければ、偉くなれ!」という言葉に大いに肯き励まされたもんだけど、
今は青島刑事の「べつに偉くならなくても、正しいことはできる」という言葉が沁みるんだ

もちろん偉くなればより正しいことはできるけれど、
偉くなるためには正しいことばかりしていては難しのも現実だからね、、、

 

実はね このご報告はかなり前に書いていたものに加筆しているんだよ
以下がかなり前に書きかけていた文なんだ

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スーパーのレジに並んでいた。

何を見ても以前の1.5~2倍はする物価に、一月以上続く猛暑に南海トラフ注意報、それだけでも十分痛めつけられている気がしているのに、今度は伊勢湾台風並みの超大型台風襲来と朝から晩までマスコミが煽りまくっている。

疲れていた
疲れていた
疲れ果てて、レジに並んでいた
そこに目の覚めるような音が響き渡った
 

子供の頃に見た学園ものドラマの主題歌だった
思いがけず目頭が熱くなっている自分に驚いた
そしてふと周囲を見回すと、なんとレジの前後の私と同世代の男性や女性数人が、やはり目頭を熱くしていた

この曲を聞いたのは、今考えるとちょうどバブルの入り口の頃だったのだと思う
この少し後には「24時間戦えますか」なんてCMもあったが、
とにかく、一生懸命真面目に頑張っていれば明るい未来が開けてくる
子供にそう思わせてくれる社会が、あの当時はあった

それが今は・・・・・

つい先日電車で、私が「ヒーロー」を聞いていたのと同年齢の子供が母親に口答えしているのを聞いた
「何をしているの!」ときつく注意する母親に、子供は「息吸って吐いてるの。もうそれだけでも疲れたわ」と。

優しく正しいヒーローよ 来たれ

優しく正しいヒーローが報われる世よ 来たれ!