今年はじめに赤い砂漠から惨たらしい映像が届いたことが遠い過去のことに感じられるほどに、命が軽んじられる事件が続いており、親が子を子が親を手にかけるのも日常的なニュースになってしまった今日この頃だが、またロクでもない事件が起り、自然災害の危険が現実化してしまった。
<新幹線で火災、男女2人死亡 車内で油まく 複数けが>朝日新聞デジタル 6月30日(火)12時7分配信一部引用
30日午前11時半ごろ、神奈川県小田原市上町を走行中の東京発新大阪行きの東海道新幹線のぞみ225号(16両編成)の1号車内で出火し、緊急停止した。県警や消防によると、乗客のうち何者かが車内に液体をまいて火をつけたといい、全身にやけどを負った男と60歳くらいの女性の死亡を確認。ほか1人が重傷を負い、8人がけがをしているという。
JR東海や県警などによると、1号車の先頭付近で煙が上がった。トイレの非常ボタンが押されたため、運転士が車両を緊急停止し、警備会社などを通じて消防や警察に通報した。乗客からも午前11時49分ごろ、「男が灯油のような液体をまいて火をつけた」と110番通報があった。
<「水蒸気爆発」で地表を吹き飛ばした可能性> 読売新聞 6月30日(火)17時29分配信より一部引用
箱根山の大涌谷(おおわくだに)で発生したとみられる小規模噴火について、専門家は、地下の火山ガスによって熱せられた地下水が水蒸気となって地表を吹き飛ばす「水蒸気爆発」が起きたと見ている。
噴火の規模について、金子隆之・東京大助教(火山地質学)は「一連の火山活動から考えると、噴火は小規模にとどまっている」と見る。しかし「今後はより規模の大きな噴火が起きる可能性もあり、注意が必要だ」と警告する。
箱根山は約40万年前に活動を始めた。これまでの地質調査から、約6万6000年前には、火砕流が約60キロ離れた横浜市西部にも到達するほどの大規模な噴火を起こしている。約3000年前の水蒸気爆発では、山が崩れてその一部が川をせき止め、芦ノ湖ができた。最後の噴火は鎌倉時代の12~13世紀という。
自然が牙をむき人心が荒廃していくニュースばかりを見ていると、どうしようもなく遣る瀬無くなる。
ここらで空気を一新することはできないのだろうか。
今日は夏越大祓の日、宮中でも大赦の儀が執り行われている。
明日に向け再度読んでいる「天地明察」(冲方丁)に神道について書かれている箇所がある。
『左手は火足(ひたり)すなわち陽にして霊。
右手は水極(みぎ)すなわち陰にして身。
拍手とは、陰陽の調和、太陽と月の交錯、霊と肉体の一体化を意味し、火と水が交わり火水(かみ)となる。
拍手は身たる右手を下げ、霊たる左手へと打つ。己の根本原理を霊主に定め、身従う。
このとき火水は神に通じ、神性開顕(しんしょうかいけん)となって神意が降りる。
手を鋭く打ち鳴らす音は天地開闢の音霊(おとだま)、無に宇宙が生まれる音である。
それは天照大御神の再臨たる天磐戸開きの音に通じる。
拍手をもって祈念するとき、そこに天地が開く。
そして磐戸が開き、光明が溢れ出る。』
「二重の苦」どころか幾重にも覆いかぶさってくる苦難を祓うため、心を込めて柏手を打とうと思う。
そして明日には新しい暦とともに改め変わりて、光明が溢れはじめることを心から祈っている。
<新幹線で火災、男女2人死亡 車内で油まく 複数けが>朝日新聞デジタル 6月30日(火)12時7分配信一部引用
30日午前11時半ごろ、神奈川県小田原市上町を走行中の東京発新大阪行きの東海道新幹線のぞみ225号(16両編成)の1号車内で出火し、緊急停止した。県警や消防によると、乗客のうち何者かが車内に液体をまいて火をつけたといい、全身にやけどを負った男と60歳くらいの女性の死亡を確認。ほか1人が重傷を負い、8人がけがをしているという。
JR東海や県警などによると、1号車の先頭付近で煙が上がった。トイレの非常ボタンが押されたため、運転士が車両を緊急停止し、警備会社などを通じて消防や警察に通報した。乗客からも午前11時49分ごろ、「男が灯油のような液体をまいて火をつけた」と110番通報があった。
<「水蒸気爆発」で地表を吹き飛ばした可能性> 読売新聞 6月30日(火)17時29分配信より一部引用
箱根山の大涌谷(おおわくだに)で発生したとみられる小規模噴火について、専門家は、地下の火山ガスによって熱せられた地下水が水蒸気となって地表を吹き飛ばす「水蒸気爆発」が起きたと見ている。
噴火の規模について、金子隆之・東京大助教(火山地質学)は「一連の火山活動から考えると、噴火は小規模にとどまっている」と見る。しかし「今後はより規模の大きな噴火が起きる可能性もあり、注意が必要だ」と警告する。
箱根山は約40万年前に活動を始めた。これまでの地質調査から、約6万6000年前には、火砕流が約60キロ離れた横浜市西部にも到達するほどの大規模な噴火を起こしている。約3000年前の水蒸気爆発では、山が崩れてその一部が川をせき止め、芦ノ湖ができた。最後の噴火は鎌倉時代の12~13世紀という。
自然が牙をむき人心が荒廃していくニュースばかりを見ていると、どうしようもなく遣る瀬無くなる。
ここらで空気を一新することはできないのだろうか。
今日は夏越大祓の日、宮中でも大赦の儀が執り行われている。
明日に向け再度読んでいる「天地明察」(冲方丁)に神道について書かれている箇所がある。
『左手は火足(ひたり)すなわち陽にして霊。
右手は水極(みぎ)すなわち陰にして身。
拍手とは、陰陽の調和、太陽と月の交錯、霊と肉体の一体化を意味し、火と水が交わり火水(かみ)となる。
拍手は身たる右手を下げ、霊たる左手へと打つ。己の根本原理を霊主に定め、身従う。
このとき火水は神に通じ、神性開顕(しんしょうかいけん)となって神意が降りる。
手を鋭く打ち鳴らす音は天地開闢の音霊(おとだま)、無に宇宙が生まれる音である。
それは天照大御神の再臨たる天磐戸開きの音に通じる。
拍手をもって祈念するとき、そこに天地が開く。
そして磐戸が開き、光明が溢れ出る。』
「二重の苦」どころか幾重にも覆いかぶさってくる苦難を祓うため、心を込めて柏手を打とうと思う。
そして明日には新しい暦とともに改め変わりて、光明が溢れはじめることを心から祈っている。