又また時間マジックを使うことになり、
ゴメンね ワンコ
リモートだのフレックスだのというと聞こえは悪くないのかもしれないかれど、
却ってくそ忙しくなり、気持ちも体調もダダ下がりだったんだよ
でも、三連休は少し時間がとれ、
ワンコ聖地に何度もお参りできたし、実はお告げの本の感想の一部も書いていたのだけれど、
現下の状況で掲載を躊躇っていたんだよ
だけど、首都封鎖の言葉が飛び交う原因の一つに医療崩壊があるというなら、
それを一月から教えてくれていたワンコのお告げ本について書かないわけにはいかないね
そんなこんなで、これはワンコの日に掲載するつもりだったものだよ
ごめんね ワンコ
ワンコが天上界の住犬になって4年と2カ月、
先月はついにワンコお告げの本の感想文が書けなかったけれど、
一月から二月にかけて、ワンコは数冊お告げしてくれていたよね
ただ、忙しさのなか書くには、内容は重く現実は厳しいというか、どうにも書きあぐねていたんだよ
医療系の本を読むのが好きなことを知っているワンコが勧めてくれた本だけど、
どれもこれも見事なまでに、同じことを書いていたね
「サリエルの命題」(楡周平)
本書は新型インフルエンザのパンデミックを扱ったものだから、
新型コロナウィルスが徐々に話題になり始めていた頃にワンコから本書を勧められた時には、
感染症によるパンデミックという点から、
おぉワンコ タイムリーと思ったのだけど、
その後つづけてワンコが勧めてくれた本の内容からすると、
それが伝えたかったのではないんだね ワンコ
ワンコが伝えたかったのは、医療崩壊という厳しい現実なんだね
人口減少こそが国家存亡の問題だというのは、楡氏の信念で、これは、舞台が介護問題(「プラチナタウン」)であろうが 食と農の問題(「和僑」)であろうが一貫しているのだが、以前の楡氏なら、超高齢化社会や農業と食の問題の、厳しい現実を突きつけながらも、前向きな作品が多かった。
それが、グレートリセットしか手がないと締めくくる「ミッション建国」あたりから、悲壮感ばかりが漂うようになってきた。
そして、一月ワンコがお告げしてくれた「サリエルの命題」では、限りある医療資源(人・もの・金)は若者にこそ使うべき、優秀な日本の医療(国民健康保険加入資格)は在留外国人には使わせるべきではないということが、再三再四あまりにも頻繁に必死に繰り返されるので、これはどの筋かの御意向を忖度したプロパガンダではないかと、思ったほどだった。
専門が経済小説の楡周平氏はともかく、
その後ワンコがお勧めしてくれた医師兼作家さんの本も、2025年問題と医療崩壊を提起しているから深刻なのだとは思ったけれど、
「両親に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬」と書いてきた医師までも、同様の問題を指摘し苦境を訴えるのを読んでしまうと、
もう、書くべき言葉が見つからなかったんだよ
ねぇワンコ
だって、そう遠くない将来、医師たちが迷惑だと云う年齢になる親たちを思うと、
書くべき言葉が見つからなかったんだよ
でもさ、
どうやら2025年を待たずして、医療現場は崩壊寸前だということを、新型コロナパニックは示してしまったね。
そう感じたから、書きづらい本の記録を書いておくことにするよ
ところでさ、
お彼岸の中日の今日はワンコの日でもあったから、
これから、ワンコ聖地にお参りにいくよ
今週はリモートとフレックスのおかげで彼岸の入りの日にもお参りすることができたから、
ワンコは少し喜んでくれているかな?
ワンコからの宿題はまた続くとするよ