四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

『書店員が本当に売りたかった本』 ジュンク堂書店新宿店

2015-04-12 09:48:38 | 
少し古い本です。
2012年3月ジュンク堂書店新宿店が閉店されました。
閉店を前に、「最後くらい、自分たちが本当に売りたい本を売ったっていいじゃないか!」そんな書店員の想いから「本当はこの本が売りたかった!」フェアを開催。
この本は、売り場担当者が手描きしたポップが紹介されています。

売り上げを伸ばすにはベストセラーや人気作家の本を並べるのは当然のことでしょう。
でも・・・。毎月多くの新刊が出版されます。その中から埋もれた日の当たらない本の数は圧倒的に多いかと思います。

売り上げを伸ばす本と書店員が本当に売りたい本。
手描きポップを読んでいると、書店員の本に対する熱い想いを感じます。
そして本当に「本」が好きなんだなぁと伝わってきます。

活字でない手描きポップ。手描きだから本への愛情や魂などが伝わってくるのでしょう。
ちょっと個人的に面白い本でした。


コメント
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