四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

読書日和

2015-11-10 18:52:07 | 
中学生のころ、国語の授業が嫌いだった。
授業よりも国語の先生が嫌いだったという方が正しいかもしれない。
えこひいきする先生。頭のいい連中には好かれていたかもしれないかど、そうでない僕たちは反発していた。
読書感想文。指定された本を読んで感想を書く。
つまらない、自分には合わない本だった。反抗心もあったのだろう。正直につまらないと感想を書いた。
当然、ぼろくそ言われた。ある程度は予想していたけど・・・。

高校3年だったかと思う。
読書感想文。指定された本を読んで感想文を書いた。
やはりつまらなかった。先生が嫌いだった理由ではないけど、正直に自分には興味のない内容だったからつまらなかったと書いたと思う。
ところがこの感想文、先生が褒めてくれたのです。正直に感想を書いているねと。
今でも覚えているのです。感想に正解も不正解も無いということを。
自分が好きな内容の本を、自分に合った本を読んでいきなさいと先生に言われた。

こんな先生に出会えたから小説やエッセイなど本を読むようになった。
もしこの先生に出会えていなかったら本など読まない人生をおくっていたのかもしれない。

読書の秋、さてと積読の本から何か一冊今から読もうか。


コメント
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