先週の金曜日、刈谷市総合文化センターで行われた、
指揮者・濵津清仁さん(文化センターレジデントアーティスト)によるレクチャーコンサート、
ムソルグスキー作曲・ラヴェル編曲の「展覧会の絵」を嫁さんと聴きに行った。
確か中学生だった頃、ラジオからイギリスのロックバンド、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(E.L.P)のこの「展覧会の絵」が流れてきた。
最初、聴いたときこれがクラシックだとは思わなかった。
彼らのオリジナルだと思っていた。
後にクラッシクの曲をアレンジしてロック調にしたと知った時は衝撃だった。
今回のレクチャーコンサート。
濵津さんがピアノを弾きながら解説してくれる。
ムソルグスキーが絵を見て、それをイメージして曲を作ったとは知らなかった。
ピアノの演奏を聴いていると、僕が最初に聴いたE.L.Pとは全然違う。
違って当然だろう。純粋なクラシックのレクチャーだから。
でも、E.L.Pのあのロック調のイメージが頭に浮かんではきたが、予想以上によかった。
あの頃を思いだしながらE.L.Pの『展覧会の絵』のCD(復刻盤)が欲しくなってしまった。名盤と云われているのがなんとなくわかった。