四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

斉藤哲夫 『されど私の人生』

2021-02-03 10:11:52 | 音楽
『されど私の人生』
最初にこの歌を聴いたのは中学生の時。
吉田拓郎さんの2ndアルバム「オンステージ・ともだち」を聴いて。
正直、この歌は聴き流していた。
中学生の自分にとって理解できなかったのかもしれない。

後にこの歌の作詞・作曲者斉藤哲夫さんの歌も聴いてみる。

♪もうどうでもいいのさ つまらぬことは考えないで
 そこからの道を急ぐのさ それが最もかんじんさ

 長く暑い一日が終わり 振り返る時は全てが灰色に
 心の中は荒れ果て尽きて 先を見る事さえ 苦しみを覚える

 変わる変わる目の前が 変わってそれでおしまいさ
 されど私の人生は されど私の人生は

この歌が理解できたのは二十歳過ぎだと思う。
それ以来、僕はこの歌が一つの人生の応援歌として今でも聴いている。

♪幻の道はいくつにも分かれ どのように行くべきか定かではなし
 ただひたすらにレールの上を まっすぐと進み行けばと思うのだが

 一時停車を試みてみたが 冷たい風は私の中を
 狂気の如くさまよい歩き 果ててこの世を去ることのみ

 変わる変わる目の前が 変わってそれでおしまいさ
 されど私の人生は されど私の人生は

 変わる変わる目の前が 変わってそれでおしまいさ
 されど私の人生は されど私の人生は
 
斉藤哲夫さんがこの歌を作ったのは20歳ごろだと云われている。
詩を読むとものすごい感性の持ち主。
フォーク界の哲学者と云われていたのがなんとなくわかる。

拓郎節もいい。本人自ら歌う歌もいい。
フォークソングの名曲だと思う。

されど私の人生
コメント (4)
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