20代半ばのことだろうか。
グループ交際で飲みに行ったり、カラオケなどよく行っていた。
あの頃の楽しみは、みんなで飲んだり食べたりして
ワイワイガヤガヤと話して盛り上がることだった。
男女合わせて10人ぐらいのグループ。
なぜあのグループができたのか。
年齢も違う、職場も違う。
何か共通するものがあったのだろうか。
今思えばちょっと不思議なグループだった。
ある日、飲み食いしたあと2次会でカラオケに行った。
歌の上手かった彼女がある歌を熱唱した。
僕はその歌を初めて聴いた。
なんかものすごくその歌に感動してしまった。
誰の何という歌かわからない。
歌い終わった彼女に題名と歌手名を聴いた。
倉橋ルイ子の『哀しみのバラード』という。
初めて聞いた歌手であり歌だった。
数日後、彼女から1本のカセットテープをもらった。
倉橋ルイ子さんの『哀しみのバラード』が収録されていた。
このカセットを聴いてものすごく歌を気に入ってしまった。
もうテープが擦り切れるくらい聴いたのではないだろうか。
倉橋ルイ子さんの『哀しみのバラード』を聴くと
あの頃のグループ交際していた彼女の歌っている姿が思い出す。
倉橋ルイ子「哀しみのバラード」