四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

倉橋ルイ子 『哀しみのバラード』

2021-03-20 10:04:09 | 音楽
20代半ばのことだろうか。
グループ交際で飲みに行ったり、カラオケなどよく行っていた。
あの頃の楽しみは、みんなで飲んだり食べたりして
ワイワイガヤガヤと話して盛り上がることだった。

男女合わせて10人ぐらいのグループ。
なぜあのグループができたのか。
年齢も違う、職場も違う。
何か共通するものがあったのだろうか。
今思えばちょっと不思議なグループだった。

ある日、飲み食いしたあと2次会でカラオケに行った。
歌の上手かった彼女がある歌を熱唱した。
僕はその歌を初めて聴いた。
なんかものすごくその歌に感動してしまった。

誰の何という歌かわからない。
歌い終わった彼女に題名と歌手名を聴いた。
倉橋ルイ子の『哀しみのバラード』という。
初めて聞いた歌手であり歌だった。

数日後、彼女から1本のカセットテープをもらった。
倉橋ルイ子さんの『哀しみのバラード』が収録されていた。
このカセットを聴いてものすごく歌を気に入ってしまった。
もうテープが擦り切れるくらい聴いたのではないだろうか。

倉橋ルイ子さんの『哀しみのバラード』を聴くと
あの頃のグループ交際していた彼女の歌っている姿が思い出す。

倉橋ルイ子「哀しみのバラード」
コメント
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