70年代から80年代のフォーク、ニューミュージック。
当時の多くの若者たちがそれぞれの感性で詩を書いている。
その中で最近思うのは「人生」という言葉を使った詩が多いんだなと気付く。
20代なんて人生の始まりの様でもある。
でもそれを深く自分自身と向き合いながら詩を書いて、
そして曲を付けて歌っていた。
今思えばすごいなと感心してしまう。
人生について歌った好きな歌がある。
岸田智史さんの『つづれおり』
♪人生模様は 幾年月の
歓びと哀しみの つづれおり
戻れない 戻らない
思い出遠く 美しく
還暦を過ぎたらこの歌がものすごく心に沁みる。
過ぎてしまったあの頃。
自分自身の人生模様。
涙腺が弱くなった今。
じっくりと聴いていると涙ぐんでしまう。
こういう歌と巡り逢えたことは幸せだと思っている。
岸田智史 さん つづれおり