四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
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吉田拓郎 『イメージの詩』

2022-01-14 10:19:21 | 音楽
10月から受講している「まちづくり つなぎびと」のワークショップ。
企画書を作成してそれをプレゼンする。
昨日はプレゼンに関しての講習であった。

人前で限られた時間内に発表をする。
過去、働いていた時に職場内でもプレゼンの経験はある。
しかし、それについて学んだことはなかった。

プレゼンのコツとして効果的に「相手に伝わる」ために、
ストーリーを重視したPREP方式を学んだ。
Point/結論
Reason/理由 論理的、理由が明確
Example/実例(比喩)
Point/結論 もう一度相手にインパクトを

このPREP方式から1曲の歌が浮かんだ。
吉田拓郎さんの『イメージの詩』の一節。

 ♪古い船には新しい水夫が 乗り込んで行くだろう 
  古い船をいま 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう 

  なぜなら古い船も 新しい船のように 新しい海へ出る 
  古い水夫は知っているのサ 新しい海のこわさを

・古い船には新しい水夫が 乗り込んで行くだろう  →  Point/結論
・古い船をいま 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう → Reason/理由 論理的、理由が明確
・なぜなら古い船も 新しい船のように 新しい海へ出る → Example/実例(比喩)
・古い水夫は知っているのサ 新しい海のこわさを → Point/結論 もう一度相手にインパクトを

『イメージの詩』のこの4行の歌詞はインパクトがあった。
「広島フォーク村」の自主制作盤・オムニバスアルバムのタイトルは、
『古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう』だった。

『イメージの詩』については、聴く人によってさまざまな解釈があると思う。
ある人はラブソングであり、失恋ソング。
また、ある人はプロテストソングであり、メッセージソング。
拓郎さんのつぶやきと解釈する人もいるだろう。
拓郎さんが、どのような意図で歌詞を書いたかは知らない。

今回このプレゼンのPREP方式を学んで思った。
もしかしたら『イメージの詩』は、拓郎さんの音楽業界へのプレゼンなのかもしれないと。

よしだたくろう イメージの詩

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