四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

1976年6月のヒット曲

2018-06-17 10:00:37 | 音楽
1976年6月のオリコントップ10

 1位 ビューティフルサンデー/ダニエル・ブーン
 2位 夏にご用心/桜田淳子
 3位 わかって下さい/因幡晃
 4位 赤いハイヒール/太田裕美
 5位 岸壁の母/二葉百合子
 6位 未来/岩崎宏美
 7位 ジャガー/西城秀樹
 8位 北の宿から/都はるみ
 9位 ビューティフル・サンデー/田中星児
10位 夏が来た!/キャンディーズ

演歌、歌謡曲、アイドルにニューミュージック。
子どもからお年寄りまで誰もが音楽を聴いていた時代。
テレビからラジオからいろんな所から音楽は流れていた。
だからしっかりと聴いていなくても耳に残っている。

「ビューティフル・サンデー」
1位のダニエル・ブーンは本家本元。
田中星児さんが朝の情報番組で歌っていたことを覚えている。
高校の体育祭でこの歌をバックに応援合戦をしたような記憶が・・・。
あ、そういえばこの歌、もう1組カヴァーをしていたグループがあったな。
トランザムである。個人的にはこのトランザムのほうが好きだった。

3位の「わかって下さい」
♪涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい
切ない詩とメロディ。
失恋した心情が伝わってくる。
今の時代、こういった歌がないのがなんとなく淋しい。

桜田淳子さんと岩崎宏美さん。
僕と同じ年。今年還暦。
高校生の時に聴いた歌が今でも聴いているなんて
当時はまったくそんなことを思わなかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アールマルシェvol.33のご案内

2018-06-15 10:46:39 | 日記
明日6月16日(土)刈谷市総合文化センター1Fエントランスで、
「アールマルシェvol.33」を開催します。

アールマルシェとは、100人程度のミニコンサート。
文化芸術をもっと身近に感じられるよう企画した無料イベントです。
この企画・運営に私も携わっています。

     記

「アールマルシェvol.33」
♪主役はいろいろ ジャンルもいろいろ
 初夏は何色 異色★いろ

開催日時:6月16日(土) 13:00~14:10
開催場所:刈谷市総合文化センター 1階エントランスアトリウム

出演/内容
Ⅰ.デジコロボ/子どもたちによるロボット・プログラミング演奏会
Ⅱ.カプリス・フルートアンサンブル/フルートだけのアンサンブル
Ⅲ.ベリザベス王宮/朗読とピアノ演奏

入場無料です。もしお時間があれば覗いてみてください。
マルシェでお買い物を楽しむように、普段着でふらりとお立ち寄りください。
スタッフ一同、お待ちしております。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初恋トマト

2018-06-14 16:20:34 | 日記
JAでんまぁと(安城市高棚町)の店内でみつけた『初恋トマト』
ネーミングがいい。こういうネーミング大好き!

POPには、「甘酸っぱい初恋の味」と書いてあった。
試食してみた。POP通り甘酸っぱくてさわやかな味。

ちょっと懐かしさも感じる味がする。
それで初恋か・・・。

碧南産。地産地消。
他のトマトと比べると少し高いが買ってしまった。
今夜のおかずのもう一品に加えてもらおう。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さよなら森田童子さん

2018-06-13 10:35:12 | 音楽
♪たとえば ぼくが死んだら
 そっと忘れてほしい
 淋しい時は ぼくの好きな
 菜の花畑で泣いてくれ

 ※『たとえば ぼくが死んだら』より

ほんとうに死んでしまったんだ、森田童子さん。
今朝の新聞、小さな記事。
でも自分にとっては大きなショック。
好きな歌手だった。

訃報を知ったのは昨日。
先日(6/10)に書いたブログ、
“森田童子『まぶしい夏』”に
ブロ友さんから死去のコメントが入って、それで知った。

♪地平線の向こうには 
 おかあさんと おなじやさしさがある
 だからぼくはいつも 地平線の向こうで
 死にたいと思います

 ※『地平線』より

友人の死をきっかけに歌を創りだしたという。
だからでしょうか、‘死’をイメージする歌が何曲かある。

♪今 ぼくははるか 死の意味を飛ぶ
 さよなら ぼくを愛さなかったともだちへ

 ※『終曲のために 第3番「友への手紙」』より

♪夏は淋しい 白いランニングシャツ
 安全カミソリがやさしく ぼくの手首が走る

 ※『逆光線』より

森田童子さんの歌の世界には、
悲しい、寂しい、泣くなどの言葉などが頻繁にでてくる。
そして、自分を‘ぼく’と言い、相手を‘君’と表現して歌っていた。

♪長い髪をかきあげて 
 ひげをはやした やさしい君は
 ひとりぼっちで ひとごみを
 歩いていたネ
 さよなら ぼくの ともだち

 ※『さよなら ぼくの ともだち』より

高校生のころ、深夜放送から流れてきた『さよなら ぼくの ともだち』
いつのまにか森田童子の世界に入っていた。
そしてなぜか涙が出そうになったことを覚えている。
70年代青春、挫折、それが胸に突き刺される。

♪春のこもれ陽の中で 君のやさしさに
 うもれていたぼくは 弱虫だったんだヨネ

 ※『ぼくたちの失敗』より

この歌が発表された10数年後に
TVドラマ「高校教師」の主題歌になりヒットとなる。
すでにこの時点では活動を停止している。
テレビ局から出演の依頼があっても表舞台には一切でなかった。
カーリーヘアーにサングラス。
素顔はださなかった。
そがまたよかった。

今朝から森田童子のアルバム(CD)を流している。
「グッドバイ」、「マザースカイ」、「友への手紙 自選集」
そして、唯一のライブアルバム「東京カテドラル聖マリア大聖堂 録音盤」
つぶやくように観客に語りかけている。

僕のすきな歌の中に『センチメンタル通り』がある。
♪いつかこの街すてる時
 君はひとりで 出てゆけるかい
 みんな夕方になると 集まった映画館
 すっかりさびれて しまったけれど
 今夜は久しぶりに 君とロックハドソンの
 ジャイアンツでも しみじみ見たい気持ちだネ

今日は森田童子さんの歌(詩)の世界をしみじみと聴きたい気持ちだね。
この後はラストアルバムになった『狼少年』でも聴こう。

ライブアルバムの『さよなら ぼくの ともだち』の冒頭で語りかけている
‘君と僕は、同じ線で結ばれた友だちという、
 やさしい放浪者だった。君と二人して、
 夜明けの街の荒々しい空気に酔いしれて、
 二人はさまよった。何時か、君と僕は、
 同じ線で結ばれた友だちという、やさしい放浪者だった。
 さよなら ぼくの ともだち’

さよなら森田童子さん。
ご冥福をお祈り申し上げます。 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森田童子 『まぶしい夏』

2018-06-10 10:24:26 | 音楽
6月→桜桃忌→太宰治→森田童子
6月に入るとこんな図式が頭に浮かぶ。

作家太宰治さんの影響を受けた人たちは随分といるだろう。
森田童子さんもそのうちの一人ではないだろうか。
1stアルバム「グッド・バイ」に収録されている『まぶしい夏』
この歌を聴くとそれが伝わってくる。

♪玉川上水沿いに歩くと
 君の小さなアパートがあった
 夏には窓に竹の葉がゆれて
 太宰の好きな君は 睡眠薬飲んだ
 暑い日だまりの中 君はいつまでも
 汗をかいて眠った

 あじさいの花よりあざやかに
 季節の終りの蝉が鳴いた
 君から借りた太宰の本は
 淋しいかたみになりました
 ぼくは汗ばんだ なつかしいあの頃の
 景色をよく覚えている

森田童子第一世代。
高校の頃、リアルタイムで彼女の歌を聴いていた。
ちなみに森田童子第二世代はTVドラマ「高校教師」を
見ていた世代と云われている。

深夜放送から流れてきた「さよならぼくのともだち」
これが 最初に聴いた曲だと思う。
なんて切ないメロディ、そして悲しい詩。
勉強する手を休め彼女の歌の世界に入ってしまった。
そして少ない小遣いで買った「グッド・バイ」のLPレコード。

深夜一人でボリュームを下げ淋しく聴いていたあの頃。
『まぶしい夏』を聴いてから僕も太宰治を読んでみた。
「グッドバイ」、「人間失格」・・・。

今、このアルバムをCDで聴いている。
何度聴いても胸に染みる。
森田童子さんの歌の世界。
70年代青春。
いつ聴いてもあの頃の「ぼく」に巻き戻ししてくれる。
森田童子さんのアルバムは淋しい僕の青春なのかもしれない・・・。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする