ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

クーロンヌ守谷店

2008年05月29日 | ちばらきボーノ
ある雑誌のコラムを読んで・・・早稲田大学大学院教授 野口 悠紀雄
『ビックマック指数』
ビックマックは全世界でほぼ同一品質のものが販売されています。
各国の購買力の比較に使いやすいため、イギリスの経済誌『エコノミスト』が
考え出したものです。
今、県によって価格が違うけど、東京で290円(課税前価格は276円)です。
ニューヨーク、マンハッタンでは課税前価格3.49ドルです。
課税前価格が、日本とアメリカで同一になるような為替レートを求めると、
1ドル79.1円となります。これがビックマック指数による為替レートです。

今は1ドル103円~104円のところですが、去年の7月頃には120円と円安でした。
276円のビックマックをニューヨークに持っていって販売すると、3.49ドルを
120円レートで日本円にすれば、418.8円になります。276円の仕入れ値で
418.8円が得られるわけです。現実的に行なえるものではありませんが・・・。

品質の劣化が見られない製品であったなら、このような取引は成り立ちます。
日本の景気は、単純に考えれば自動車や建設機械、IT製品といった産業が、
このような取引によって支えられていたわけです。

このまま円高が進んで1ドル79.1ドルに近づけばどうなるのか?
ビックマック(あるいは企業)は生産コストを切り下げ、単価を下げる必要に迫られます。
賃金カットや厳しいリストラも行なわれるでしょう。円高不況になるからです。
こうした状況を避けるためには、為替介入し現在のレートを維持する
必要があります。

しかし、この方策は今まで繰り返されてきたものです。
そのため、約105兆円にのぼるドル建ての外貨準備が積み上がっているのです。
そして1ドル110円~120円の頃からのものなので、現在のレートでは
10~20兆円の含み損が発生しているはずです。
そしてアメリカが金利を下げれば、円高が進み、ドル債権の金利収入も
減ってしまいます。
本質的な解決策はないのでしょうか?
野口悠紀雄先生は日本の製造業中心の産業構造を転換する必要があると
提案されております。
グーグルやアマゾンといった為替の影響を受けない創造的な産業が必要でしょう。

 
クーロンヌ守谷店
■住所:茨城県守谷市松前台2-9-2 TEL:0297-46-1626
■営業:AM6:30~PM7:00 定休:火曜日(祝祭日は営業)

なんだか新作らしいよ『レンコンはさみ揚げサンド』。レンコンの間には
挽肉が挟んであって、照り焼きのたれみたいな甘じょっぱい味付けです。
一口サイズのプチ豚まん。ちょっぴり辛口のカレーパン。
クーロンヌに行くと、「今日はどのパンにしようか?」と迷ってしまいます。