ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

糖尿病の新薬で副作用・・・

2015-01-09 10:57:23 | 日記
 Ⅱ型糖尿病(膵島からインシュリンが多少分泌されている型)ための新薬の副作用で死亡例が出ていると各製薬会社の調査報告が出て厚生労働省は、適切な使用を促すために添付文書を改訂するようにとの通達を出した。

 この新薬は、これまでの膵島を刺激してインシュリン分泌を促すものでなく、尿中の糖を体内に吸収させるたんぱく質の働きを邪魔して、体外に出し血糖値を下げるというもので、利尿作用があり、体重を減らす効果もあるとして注目されている薬だ(一部新聞記事を引用)。

 Ⅱ型糖尿病では、分泌される少量のインシュリンを効果的に使って血糖値を正常にするという療法が主流で、厳しい食事制限や運動療法がその療法の核になっている。

 食事量が増えて、多くのインシュリンが必要になるとそれにインシュリンの分泌が対処できない場合には血糖値がどんどん上がっていってしまう。

 そこで栄養指導によって一定の食事量を決め、運動療法もプラスし、それを遵守することで長期的に血糖値をコントロールしているんだけど、これが本当に大変で病院へ入院している間は栄養士がきちんとカロリー計算をした食事をとり、本人も早く退院したいから運動もしっかりするから血糖値は下がっているが、退院して自宅でこれを行うことはとても難しく、挫折してしまう人も多い。

 じいちゃんは最初Ⅱ型の治療をしていたが、食事・運動療法をしてもなかなか血糖値が下がらないようになり、発症後数年で従来の療法とインシュリンの自己注射を併用する療法に変わり、さらに数年後検査した結果Ⅱ型からⅠ型へ移行する糖尿病だということが分って、現在はインシュリンのみで血糖値をコントロールする療法をとっている。

 ただ、この場合にもうまいもんを無制限に食べて体重が増加するとインシュリンの効き目が弱くなるので、栄養指導を定期的に受けている。

 今年還暦を迎えるじいちゃんは、カワイイayameちゃんがいるものの、60年も生きてきたので、自由にお酒を飲み、食べたいもんを食うという生活にしている。

 飲みすぎ・食べすぎの時は、インシュリンの量を多めにしたり、あんまり腹が減ってない時は少なめにしたり、主治医も最近は諦めて「死なない程度に頑張って・・」という感じだ。

 今回の新薬は、じいちゃんには関係ないけどⅡ型で苦しんでる人たちには朗報だったろう。

 尿中の糖分を体外に排出してくれる薬だから、膵島から出るインシュリンの分泌量にはあまり関係なく血糖値が下げられるんだからね。

 ただ、血中の糖分が多いとおしっこをたくさん出して体外から糖分を排出することになるから気付かないうちに脱水症状になったりするという副作用があり、そんな症状が現れちゃったら、あの世行きということになるらしいんだね~。

 じいちゃんは、インシュリンの自己注射を日に5回(遅効タイプ・即効タイプ2種を朝晩食事前と即効タイプのみを昼食前)打ってるけども、昼食時の注射は忙しくて忘れてしまうことがあり、夕方血糖値を測るとバ~ンと跳ね上がっていることがある。

 インシュリンの経口薬も開発が進んでいるらしいが(特にⅠ型糖尿病が多い欧米で)、まだまだ時間がかかりそうだ。

 景気が良くないとはいえ、日本は世界の国々からすると飽食列島で糖尿病患者や予備軍がメチャンコ増えている。

 そんな日本人にとって、必要不可欠な糖尿病新薬の開発が進み、副作用の少ない優れた薬品ができることを願ってやまないじいちゃんです。
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