愛知県知事選スタート！

　愛知県知事の選挙がスタートしました。

　立候補者は、大村秀章現知事と県社会保障推進協議会事務局長の新人・小松民子さんの二人で一騎打ちになります。

　大村さん、小松さんともに無所属での立候補ですが、大村さんは民主、維新、公明、生活、次世代や自民県連、減税が推薦し、小松さんは共産などでつくる革新県政の会が推薦しています。

　自民党本部は、これまでの成り行き上さすがに大手を振って大村さんを押すことができないので県連の名前で推薦しています。

　この選挙、大村さんの県政４年間をどう見るかということと大企業優先の行政か、県民の暮らしを重視する行政かを争うものになります。

　しかし、民主をはじめとする多くの政党が支持する大村さんに対して、共産党一党だけの力がどこまで及ぶか分りません。

　ただ、大村さんを推薦する政党が一人も立候補者を立てられないのも情けない気がします。

　こんなことでは、選挙をする意味がないと思ってしまう県民も多いはずで、日本の民主主義はこの先どうなってしまうのか心配です。

　日本の最先端技術を開発している大企業が集積している愛知県ですから、確かに県民の生活を向上させるためには大企業の力が必要不可欠だということは分ります。

　でも大企業のことばかりを考えて（というより選挙に勝つためにゃ、どこでも食いつくんだ政治家は・・・）県政を推し進めるというのも困りもんです。

　両者のバランスを考えながら、まっとうな県政を施行してほしいので、そのためにも県民には棄権などしないで投票所に行ってほしいと思います。

　自分の選んだ県知事が行う政治をしっかりと監視するためには、自分自身が一票を投じたという気持ちが必要だからね。

　また、対立候補に投票した時には、当選した候補者に反対票？を投じた選挙民として県政に対する批判の目を光らせるという役目があります。

　まあ、毎日の生活に追われているとなかなか県政を考えるなんて時間がないかもしれないから、兎に角これから２週間ちょっとの間、候補者のお話を聞いて誰に投票するかを考えてみてください。

　そんな中、今朝の中日新聞の一面に「阿川佐和子さん、明治村村長に就任」という記事がありました。

　１２年に前村長の小沢昭一さんが亡くなった後空席になっていたけど、阿川さんが初めての女性村長に就任ということになりました。

　明治村は今年３月で開村５０周年を迎えるそうで、これに合わせて阿川さんが村長になるということです。

　じいちゃんが子供の頃からある明治村には何度も行ってます（中年以降は遊びにというより仕事が多かったけど）が、明治時代の建築物が移設されたり、ドラマのロケ地になったりしている貴重なスペースなので、全国の人にもっと知ってもらうために阿川さんには頑張って宣伝してほしいと思います。