ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

テロの脅威・・・

2015-01-11 11:29:49 | 日記
 おフランスの風刺週刊誌の本社がイスラム過激派を挑発する風刺画を掲載したという理由で襲撃されて、警官や社員が銃殺され、その後立て籠もり事件なども起こって、最後には警官隊の突入で犯人たちはみな射殺されたということだ。

 風刺画を載せただけで、こんな怒りをかうなんてと、平和ボケの日本で生活してるじいちゃんは思うのだが、9・11が起こったアメリカや日常的にテロ事件が発生しているヨーロッパ各国では、当たり前のことかもしれない。

 今日のワイドショーで、イスラム教の教義にはもともと暴力行為を助長するような教えはないと専門家が話していたが、それじゃなぜイスラム国が女性を虐げたり、他国の国民に対して暴力を繰り返すのだろうか?

 専門家に言わせると欧州諸国が移民政策をとってイスラム教徒を国に入れたはいいが、不景気でイスラム系の移民が就職できなかったり、低賃金で厳しい労働を強いられたり、移民先の国民から阻害されたりした憤懣がテロに繋がっているのではないかということだ。

 そして、軍事訓練を受けたイスラム教徒が欧米各地にたくさん潜伏しているという。

 今回のテロ事件でも、比較的マークが薄かった犯人にテロ実行の指示が下されたらしい。

 移民に厳しい統制をかけている日本だが、自公政権は東南アジアなどから介護のためなどの移民をたくさん受け入れるような政策をとろうとしている。

 東南アジアの人々は、当然のことながらイスラム系の人々も多い。

 欧米自由主義に追随している我が国にとって、こうした人々を人手が足りないというだけで受け入れることは非常に危険な未来を作ることになりかねない。

 集団的自衛権なんてアホなことを考える前に、どうしても他国の人たちの力を借りなければ今後の日本が立ち行かないというのなら、彼らを受け入れるための法整備を整え、彼らが自由闊達に日本で働ける環境を整えてからじゃないと遺恨を残すことになりかねない。

 欧米とイスラムの対立なんて言いかえれば「キリスト教」と「イスラム教」の宗教対立が元になっている。

 日本は、彼らがメチャンコ対立してた中世時代は鎖国してて、全く関係のない遠い異国の戦争だった。

 しかし、敗戦後欧米諸国の歯車となってしまった今では、そんなことは言ってられないし、「いくら日本が関係ないこと、イスラム諸国と仲良く付き合いたいのでテロはよしてね」と言ったところで、彼らには日本も欧米と価値観をともにする集団の中の国という認識しかないだろう。

 そんな危険に国民をさらそうとしているのが、安倍政権だ。

 「国民の総意で憲法を改正し、平和憲法を捨てて戦争ができる国になる」というなら話は別だが、安倍政権の独断的なやり方では納得できない。

 そんなアホな政権のやり方がもとになって、栄のカフェでお茶を飲んでたら、いきなり人質になって殺されちゃったりしたら堪らない。

 最近、自民党では憲法改正の動きが活発化してるようで、その理由に環境や私学助成(違憲だと言われた)を規定する項目などがないから、それを憲法に加えようという議論らしいが、年末の選挙の時のようにこれらの「国民が反対しにくい憲法の追加項目」に加えて、しれっと憲法9条の改憲も加えちゃって、一羽ひとからげで改憲案を出して、国民投票で可決されちゃったら、あとでそんなバカなと言っても絶対に前に帰ることができなくなってしまう。

 また、たとえ「9条改憲案」が含まれていない場合でも、一度「憲法改正」が成功すれば、今は憲法改正がとても難しいと思っている国民の考え方が柔軟になり、次のステップには必ず9条改悪案が出てくるだろう。

 それこそ、自民党の思う壺だ。

 日本が世界に誇る平和憲法を改正しなくても、いくらでも自衛権を強化できる法案は制定できるとじいちゃんは思う。

 憲法9条に則った我が国独自の防衛政策を策定することが、近隣諸国や無差別テロから国民を守るために政府が打つ必要不可欠な手立てだということは間違いないと思うのだが・・・。
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