白川郷でも火災が…

　たった数日前に沖縄の首里城が焼け落ちてしまったというのに、昨日の午後岐阜県の白川郷でも火災が発生しました。

　観光客で賑わっていた合掌村の駐車場の物置小屋が燃え、合掌村に火の粉が飛び散るかと心配されましたが、放水銃で合掌造りを守り延焼せずにすみました。

　白川郷では先週放水訓練が行われており、訓練が役に立ちました。

　火災現場から合掌村までは３００ｍほど離れていたとはいえ、火の粉が飛べば茅葺屋根の家はアッという間に焼け落ちてしまうでしょう。

　貴重な世界遺産で、こんな火災が続くとは本当に大変なことです。

　首里城の火災の原因はどうも電気系統らしいですが、まだ正確には分っていません。

　白川郷で燃えた二棟の小屋は、一棟が物置、もう一棟には電源設備があったということです。

　暮らしに欠かせない電気設備から発火するという話はよく聞きます。

　じいちゃんは掃除をする時、コンセント付近の埃はしっかりと落とすようにしています。

　家族の部屋の家具の後ろにある蛸あし配線までは手が回りません。

　一度、しっかり点検しなきゃ～。

　白川郷の合掌作りは、地元の消防団や消防署のお陰で助かりましたが、重要な文化財の電気設備の点検をしっかりとして欲しいですね。