昨日広島市で開かれた平和祈念式典での菅総理の挨拶読み飛ばし事件の真相は、「原稿が糊でくっついて剥がれなかった」という話が首相周辺から流れています。
そんなアホなことが本当にあったのか、嘘なのか?
もし、そんなことがあるなら、首相は事前に挨拶文を一度も開いてなかったということで、それはそれで怠慢だったと言わざるを得ません。
いくら弁舌が優れていようと、1ページ分も読み飛ばして言葉のつながりがおかしいと思わなかったのでしょうかね。
もし、糊でくっついていていたとしても、繋がりがおかしいと普通は思うでしょう。
そう思ったら、糊をはがして言い直すこともできたはず、首相は出たくもない平和祈念式典に連れてこられて挨拶するなんて政権浮揚にもつながらんし、本当に嫌だったんでしょうね。
自民党政権が守り抜いてきた米国の核の傘に入るという安保理念が、唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約を拒否し続ける理由で、日本国の七不思議の一つと世界中で言われているのに知らん顔の自民党政権が続く限り、広島・長崎をはじめ日本国民の平和への願いが叶うことはありません。
そして、増え続けるコロナ感染者…。
五輪開会式から約2週間、潜伏期間を過ぎて東京では一日4千人以上の新規感染者がでています。
じいちゃんが、五輪シンボルマークの前で記念撮影する人の群れや街を行きかう人の多さに危機感を抱いて、このままじゃ~2週間後にはすごい数の感染者が出るだろうとブログに書いたのがピタリと当たって、この状態…。
その間政府は何をしてたのか…。
もう、何もやる気のない菅政権は退陣しかありません。
ただ、自民党には、この危機を乗り切る人材がいないから困ってしまいます。
与野党が揃って挙国一致内閣でも作る方が…と考えても、批判ばかりで何の実行力もない野党の政治家の集団が加わっただけでは船頭が多くて何もできないことも分かっています。
かくして、日本は五輪後の低迷期を乗り切ることができず、ドンドン沈んでいくんでしょう。