以前から書こうと思っていたアフガンでの自衛隊機による日本人の退避活動…。
昨日だか、一昨日だかにたった一人だけ輸送ができたという報道が流れていましたが、一体何をしとるんだろう?
今朝の朝刊の掲載記事に、退避活動が遅れた理由があったので、その内容に驚いてしまいました。
まあまあ信頼できる新聞なので、本当のことなんだろうと思います。
活動が遅れた理由は、菅総理がほとんど関心を示さなかったということ…。
ここからは、じいちゃんの推測ですが、コロナ対策が後手に回り、コロナ禍での東京オリンピック・パラリンピックの開催で批難され、おまけに総裁選の時期などで菅さんの思考回路が政権浮上と自らの総裁継続ばかりを考えていて、それどころではなかったのではないかと思うのです。
アメリカ軍の撤退期日が迫り、外務省主導で日本人および日本に協力してくれてたアフガン人約500名を退避させる予定でしたが、上手く行かずやっと首相が重い腰を上げて指示を出したのは、つい先日のことです。
韓国や欧州の国々は、ほとんど退避を終えた後、日本人の退避に自衛隊機がカブールに乗り込んだ翌日には、爆破テロが起こり、空港に向かっていた日本人を乗せたバスは結局空港にたどり着けずに戻って行ったということです。
タリバンが首都を制圧するというニュースは、随分前に聞いていたのに、何もしてこなかったのね。
韓国は、米軍に頼って500人の退避を完了したのも、自衛隊機が行く前のお話です。
菅政権は、国民の安心・安全を守るとあれだけ言ってたのに、守る命は国内のコロナウイルスからだけなのか。
アフガンと日本の架け橋になってた人たちは、国民じゃないの?
そして、日本のアフガンでの活動に協力してタリバンから殺されそうになってるアフガンの人も…。
まったく、何もかもが後手後手で信じられん。
本当に、国内問題でも国際問題でも危機感の全くない政権です。
守りたいのは自身の政権だけで、後は野となれ山となれ。
そんな菅さんに自民党議員も呆れかえっているように見えますが、安倍さんなんかは森・加計など以前の問題を掘り起こされちゃ~叶わんと菅さんの再選に加担しているようです。
いい加減に、安倍の影を払しょくした政権ができないと日本の未来はないとじいちゃんは思ってしまいます。
自衛隊の輸送機を3機も送り、さらに政府専用機も出そうという話もあるのに、退避する人たちを空港に連れてこれなくて大使館員を一人だけ救出するというビックリするような成果に日本国民はどんな感想を持ってるのか知りたいです。