米国のバイデン大統領と中国の習主席がオンライン首脳会談を行いました。
バイデン氏は台湾を巡る中国に対し釘を刺そうとしたようですが、逆に「米国の一部の人は台湾を使って中国を統制しようとしている。この傾向は非常に危険で火遊びのようなもの。火遊びをする人はやけどすることになる」とけん制しました。
また中国政府の人権問題などにも触れたようですが、国内問題に干渉するなと中国の立場を改めて主張したようです。
東南アジアを含め、中国の拡大主義を懸念する国は多いですが、そんなこたぁ~百も承知で無謀ぶりを繰り広げる中国…。
近隣諸国は中国からの経済援助が喉から手が出るほど欲しくて、その先にある怖さに気づいていても受け入れることしかできません。
中国にとって、米国をはじめとする自由主義国の主張は平和と安定を乱すものでしかないのでしょう。
まったく立場が違うのですから、どちらが正義かも分かりません。
偶発的な衝突が起こらないようにと合意し、協力できる経済分野では協調したようですが、米国傘下の日本はどうしたらいいのか。
それこそ台湾有事にでもなれば、日本は嫌でも巻き込まれてしまいます。
そのためには、憲法改正も防衛予算の倍増も必要だと与党は考えています。
本当に、それでいいの?
やってることは紙一重で、平和と安定なんて消し飛んでしまいそう…。
一番いいのは、中国政府が拡大主義を諦め、民族独立を容認し、経済的にも世界と協調できる国になってくれることが一番いいけど、歴史的に見ても覇権を広げていくことが大好きな民族だから困りもんです。
鼻を摘ままれながらも、世界の国々に根を張る華僑の人々がたくさんいます。
金儲けがうまくて、とっても怖い人たちらしい…。
表の世界と裏の世界が繋がって、何事か企んでいる姿ばかりが見えてきます。
これで真の「平和と安定」なんて期待できるのでしょうか。