大相撲のTV中継を見ていた昨日の夕方5時過ぎから、何機ものヘリコプターの音が響いていたので、近所で大事故でもあったのかと思っていたら、ayameちゃんがトントンとノックして「じ~じ、火事で真っ黒な煙が上がっている」とのご注進…。
「火が見えた」と聞いたら「空が真っ赤で黒い煙で臭かった」とのこと。
今朝の新聞を見たら、我が家から6・7百メートル西にある自動車会社から出火し、隣の住宅も全焼したと掲載されていました。
初めて見る火事の様子に、ayameちゃんも興奮気味で話してくれました。
火事現場を見るのは、66年生きてきたじいちゃんも二回しかありません。
1度目は小学校高学年の頃に実家のすぐ前にある小高い丘の畑で冬枯れの作物の葉に火がついて燃え広がったもの…。
原因は、煙草の投げ捨てのようでした。
この時は、近所の人が総出で火を叩いて消したり、バケツリレーで水をかけたりして延焼を防ぎました。
近所で鼻つまみ者のおっさんが、みんなが消火作業してるのを笑いながら腕組みして見てて「この人やっぱりロクなもんじゃねェな」と思ったもんです。
もう一度は、24・5歳の頃東京・蒲田に住んでたマンション近くの中国料理店から出火して、近所の住宅2・3軒に延焼して老人夫婦が亡くなりました。
消防車のサイレンで目を覚ました時に、カーテンが真っ赤に染まっていたのでヤバいと思ってベランダに出たら、すぐ真下で燃えていたので、慌ててお隣のおじさん夫婦と一緒に避難しました。
幸いすぐに消し止められましたが、その時にはもう住宅は全焼していました。
なんせ住宅や飲食店の密集地帯でしたからね。
そんなことがあったので怖くなって、すぐに郊外(調布市)のコーポに引っ越しました。
この時の原因は、中国料理店の火の不始末だったようです。
今住んでる住宅には火災・地震保険を掛けていますが、そんなことより火を出さないことに注意しろと家族でよく話し合っています。
特に、takapapaは部屋でたばこを吸うので「絶対に火の不始末だけはするな」と何度も言っています。
火を出したら、それこそ全財産を失ってしまうので…。
お隣さんからの貰い火もイヤですが、まずは自分ちから火を出さないように、もう一度家族で話し合おうと思っています。