花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ナナコカ(ナナコバナ) フクロミモクゲンジ

2015年10月16日 | 小石川植物園
小石川植物園の今の様子が気になっていたので10/12に訪れてみました。
大きな木があってその上になにか花のようなものがついて・・・



なにこれは・・・見たことのない花???




名札がついていたので学名を頼りに調べたところ  ヘプタコディウム・ジャスミノイデス
中国名ナナコカ(七子花) 英名オータムライラックで セブンサンフラワー とも呼ばれるようです。
「七」と「子」にはなにかわけでもあるのかしら・・・
原産地は中国湖北省、浙江省  花は乳白色 よい香りを放つ 花期は8月下旬だそうです。
スイカズラ科 ヘプタコディウム属  1属1種



葉の表側 裏側




花のように見えたのはガク片で徐々に肥大化していくそうです。
一か所から何個も咲いたのかしら・・・どんな造りになっているのでしょう
7つの花が球状にかたまって咲くからというのが名前の由来のようです。
花の時期を見逃したのは残念でした。丁度アベリアの花が咲いた後を思わせます♪






ガクは大分長くなって赤味を増しとても美しく花の後のもうひと花咲かせた姿を見ているような感じです。
高木すぎるので真上から見られないのが残念でなりません。




フクロミモクゲンジの果実  いっぱいできていました。この頃の色合いが気に入っています。



割れて中味が見えそう♪



このときに植物園へ行った目的は!!!
もしかしてカジノキに果実がついているのか期待したのです♪♪♪  花を見たのは雄花だったから
当然実はついていなくてがっかり・・・やっぱり雄木しかないのかもしれません。
真ん丸で赤い色が目立つカジノキの果実・・・いつか見られますように♪