花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

イトラン ジャノヒゲ

2014年07月06日 | 小石川植物園
リュウゼツラン科の 「イトラン」 咲いてくるのを楽しみに待っていました♪
でも訪れたときはすでに遅く散り始めていました。朝の雨のしずくが残っています~  2014.7.1








葉の幅はそれほど広くなく薄く細く白っぽい部分もあり見た感じはよかったです。





ヒメヤブランだと勘違いして撮っていた花は ジャノヒゲでした♪ クサギカズラ科 ジャノヒゲ属
こんな風にみんな下を向いて咲いてます~ これでは撮るのが大変  (リュウノヒゲともいう)


せめて立ってくれないのかしら・・・

どうも塩梅悪い~~



やっとなんとか中を見られたかな~

ジャノヒゲだったのでお楽しみができました!  極上の瑠璃色のぎょく(玉)になってください!

若い実

2014年07月05日 | 小石川植物園
ふと目線を変えたら緑色をした果実が下がっています!!!名札を見てもどこにもついていないです~
この木はなんていう名前だったっけ~  
そうだ!花のときに写真を撮っていた♪ それで名前を確認しました。




ゴレンシみたいと形容しているサイトがありました。エゴノキ科の「アメリカアサガラ」という木でした。
秋には茶色になって落ちるみたい



花のときに見ていた木がこれです!エゴノキの花に似ていると思いました。4月中旬







オオバヤシャブシ 若くて青い果実がつきました!





この葉は? アブラチャンでした!花のときには葉を見ることはないので初めてまじまじと葉を見ました。
艶のある赤い色をした葉柄がとってもきれい


花の小ささの割にでっかい実! ここに雌の木があったのでした。
雄花しか見ていないので雌花は来年見てみたい♪






ニュートンが見ていたリンゴの木の子孫にも!   リンゴのなり方が結構いいです




うっすらほほを染め始めたリンゴもあります!

ノリウツギ

2014年07月04日 | 小石川植物園
山へ行くとよく目にするノリウツギが小石川にもありました♪  ユキノシタ科 アジサイ属
5月の終わりごろからそろそろ花を咲かせそうになっていました。
この頃は周りの装飾花もまだ存在がはっきりせずあるのかどうかも分からないくらい



6月になってようやく白い装飾花の咢が開いてきれいになってきました。
でもまだこのときも肝心の真ん中の花はつぼみばかり・・・






少し離れた場所から見ても円錐形を思わせる花序でそれと分かります!



しばらくは散歩もままならなくてこのノリウツギの一番いいときも見逃しました。
恋焦がれつつ待つ身の切なさひしひしと・・・思い通りにいかない人生などと大げさに言ってみる
ひと花だけなんとか持っていてくれたような・・・アリが群がっているのはまだ蜜があるからなのでしょう♪



ほかの花はすべてもう終わりの様相をしていました。装飾花は下向きになってうなだれてる~





あれもこれも最高のときって滅多にないです~ 
次のときには更に感動が上乗せされてかえっていいのかな♪

ケンポナシ

2014年07月03日 | 小石川植物園
ケンポナシがあったのです♪ すっごく見たかったケンポナシ  2014.6.4 つぼみがありました♪ 
憧れていたケンポナシ  花も果実も近くで見たかったケンポナシ  クロウメモドキ科ケンポナシ属


花が咲くのを楽しみに!!!



6/4以降は雨や都合で様子を伺いに行かれなくてとうとう盛りを逃しました。
6/18頃が花盛りだったそうです。6/29になってやっと見てきたケンポナシの様子です。






花のほとんどは落ちていて・・・でもこのときからすでにケンポナシ特有の兆しが見えつつありました。

次は熟した果実のおもしろ格好 見たいと思います!




ケンポナシのお隣の シナウリノキ 葉の形がそれぞれユニークというのを撮っておきました。
枝の左右で葉の形が違う!


また別の枝では全く異なってる~

花が咲いている期間も長いです。ケンポナシももっと長く咲いていてくれたらいいのに!



ダンドク

2014年07月02日 | 小石川植物園
近くでよ~くみたいと思っていたダンドクがあったのです!
ピンボケになってしまって・・・結構株数が多くてボケても感動してきました。カンナ科ダンドク属
ダンドクといったら夕菅さんだとすぐに思い浮かびます♪ 夕菅さんにならって私もまとめられるかな~



水元公園でも見ていたダンドクは遠くにあって近寄れず思うように撮れなかった
ここでのダンドクは落ち着いてしっかり見て時間もかけられます。1本の茎から2~3コは咲かせています。


朱色がとっても目立ちます!
これが花弁だと思ってしまいますがそうではなく雄しべが花弁化したものだったのです


花弁はどれかというと うすい黄緑色で細長い部分

元々ののダンドクには斑が入っていないそうのでこれは園芸品種だと思います。
ダンドクはカンナの原種だそうです。 カンナと共に花の造りが独特でした。
後日行ったときに花が落ちていたので拾って葉の上に乗せて撮りました。
6本ある雄しべのうち5本は弁化して花びらのようになっている 1本だけ花粉を出すことができる



雄しべと雌しべはこんな風になっていました。
雄しべは花粉を出し終わり 雌しべには花粉が白くついています



つぼみの頃です   花が咲き終わってつぶつぶした果実ができているのもついています。


花は次から次へ咲いています!ガクからぽろっと落ちそうになっている花

意外にきれいに花がらがとれる!





ガクを残してまだ初々しい果実の頃 きれいだと思いました。この後は赤くなってくるかもしれない・・・






3週間くらい後に行ってみたら!果実の形が少し変わったような・・・

赤くなることもなく茶色になっていました。


黒い種子がもうできています!

ダンドクを見たときに花の造りになにかあったんだけど・・・すぐには思い出せなくて写真を取り込んでから
ゆっくり考えていました。やっぱり夕菅さんのところで確認する以外ないな~
夕菅さんがこのダンドクのことで詳しく解説されています。
小笠原諸島に残存していた稀少な子孫をいただいてその1株に花が咲いたそうです。
     私が見てきたのと同じような斑が入ったダンドク 

画像と説明がとても分かりやすいです。