時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

超速ファイブでコロコロ楽々輪行(大磯~熱海編)

2024-10-13 22:18:15 | つなぎ

 

 


 秋の海沿いサイクリングを味わいに、大磯~熱海まで、熱海で一泊して帰りは熱海~小田原まで走ってきました。

 今回は走りとともに、長年使ってきた輪行袋の超速ファイブに着けたキャスターが機能するかのテストが大きな目的でした。超速ファイブはその名の通り、前輪だけ外して5分でパッキングできるという楽ちん輪行袋(実際には私は15分くらいかかりますが)で優れものです。

 以前は前後輪、ハンドル、サドル、ペダル全部バラバラにして輪行袋に詰めていたので、バラしも組み立ても大掛かりで大変な作業でした。前輪を外しただけなので当然コンパクトさは大幅に犠牲にしており、電車内ではできる限り隅っこで遠慮がちにしています。

 ただ混んでいる路線(でしかも混んでいる時間帯に)乗らざるを得ない時もあり、隅っこに行きようもなく満員の乗客の中で「邪魔だよ!」という冷たい視線を全身に感じることも多々あります。通勤中の中央線で時々見かける、満員の中でベビーカーで乗ってくるお母さんの気持ち(やむを得ない事情があるんだろうな、と)がよくわかります。

 しかし乗客の視線以上につらかったのは、肩に食い込む自転車の重さで、比較的空いている最後部の車両に乗るためにホームの端から端まで担いでいかなければならない時などは、気が遠くなりました。なので何とかならないかと、以前からホームセンターやアマゾンで転がすのに使えそうなものがないかあれこれ探していました。その結果たどり着いたのが、アマゾンで探したキャスター付きのパソコンCPUスタンドと、ダイソーの有孔ボードでした。輪行バッグの内側の底の前輪、後輪部分に有孔ボード(20cm✕30cm)を敷いて、外からCPUスタンドを取り付ける形です。輪行の度に悩みの種だった肩に食い込む重さから解放されて、転がして運べて天国のようでした。

 当初は三島~修善寺~熱海の二泊予定だったものの、天気予報がいまいち安定してなかったので、晴れ予定が二日続いたところを狙って一泊に変更しました。しかし八王子の自宅を朝7時頃に出発したときは、パラパラと小雨が落ちてきていて、ちょっと不安がよぎりました。大磯に着くまではあがるだろうと思ったものの、大磯で下車したときもまだ少し雨が落ちてきていて、不安はさらに増しました。しかし自転車を組み立て終わる頃には晴れ間が出てきてホッとしました。


大磯駅下車時。自立もします。


前輪部


後輪部


前輪を外して前後輪を有孔ボードに固定しています。


前輪部はフォーク ホルダーを付けて固定。


後輪部はそのまま固定。


取り出して前輪と泥除けをはめるだけなので組み立ても簡単。


輪行袋をたたんだ時にかさばるのは避けられませんが。


荷台に取り付けた際の不格好さもやむを得ず。


標高はマイナス50m。ということは気圧は上昇方向と思われました。






海沿いの道は、以前田子の浦~沼津でも走った太平洋岸自転車道につながっているようです。


トンネルを抜けて海岸へ


すっかり晴れて気持ちの良い海でした。




ランチは小田原駅ビルのラスカの魚力のまかない丼(1,190円)。要は刺身の切れ端の寄せ集めですが、トロも入ってコスパ最高。
イクラやエビやイカが入った海鮮丼は1,690円ですが、これで十分。


熱海の貫一お宮の像


熱海のホテルの夕食バイキング。たっぷり走って温泉に浸かってからの飲み放題の生ビールは最高。


翌朝も晴れ。一応オーシャンビューの部屋ということだったので、海も控えめながら望めました。


錦ヶ浦。車で伊豆方面に行く際にいつも上から眺めるだけだったので、下まで降りてみることが今回の大きな目的の一つでした。


下まで続く長い階段の途中に展望台がいくつかあります。


近くで見るとやはり迫力がありますね。




観音窟


ホテルニューアカオ直下


真上から見ると吸い込まれそうです。


車で通る際は国道135号沿いのこの展望台から眺めるだけでした。今は周辺の工事中でしたが。


ついでに熱海城入口まで行ってみましたが、中までは入らず。


小田原までの途中で真鶴半島の先端まで寄り道。


三ツ石

 小田原でいつも車で通る際に気になっていた国道沿いの和菓子屋でお土産のどら焼きと温泉饅頭を買ってから、駅で自転車を輪行袋にしまって帰路に着きました。自転車を担ぐのと輪行袋のまま転がして運ぶのでは、私にとっては天と地ほどの違いで画期的なことでした。人生での10大ブレイクスルーの一つといっても良いくらいの出来事です。天気もおおむね良好で、満足のいくサイクリングでした。

 ですが八王子について自宅近くの駅の改札を出る直前に、キャスターの一つが壊れてしまいちょっと耐久性が問題でした。まあもともとこんな重量物を長距離運ぶような設計ではないものを、他用途で使ったので仕方がないですが。しかし基本構造的には機能することは確認できましたので、次回までにもっと丈夫なキャスターを探して改良版を作るつもりです。


大春日和の西富士サイクリング&おまけの扇山(未遂)

2023-11-23 17:05:47 | つなぎ

 




 季節外れの暖かさにつられて、先週の日曜・月曜で富士山周辺の一泊サイクリングに行ってきました。昨年も御殿場から南回りで新富士泊で沼津まで走りましたが、今回は河口湖から西回りで新富士泊で三島まで走ってきました。

 昨年よりちょうど1か月遅いのですが、今回の方が暖かく、両日ともずっと快晴の絶好のサイクリング日和でした。9月の北八ヶ岳も今回のサイクリング同様暑くも寒くもない絶好の天気でしたが、これほど天気に恵まれる年は記憶にありません。気候変動観点からするとやっぱり異常なんでしょうが。

 河口湖までは輪行で中央線と富士急を乗り継いでいきました。富士急は最近大きなスーツケースを持った外国人観光客ばかりですが、途中の駅での停車時間には下車して見事な富士山の写真を撮っている人が大勢いました。


途中の駅のホームから

 


河口湖駅で自転車を組み立ていざ出発
(バス停に並んでいるのは外国人ばかり)

 


まずは河口湖大橋

 


西湖(こちらはほとんど人は見かけませんが)

 


風穴入口(ここも中国人観光客の団体が来ていました)

 


周りの樹海

 


流れ出て来た溶岩の姿がそのままで生々しいです

 


朝からずっと雲一つない快晴

 


富士宮に着いた頃には陽が傾き赤富士に


 一日目は風穴の少し先の朝霧高原から富士宮を目指して一気にダウンヒルで、ほとんどペダルをこぐことのない楽ちんコースでした。あまりに楽すぎるとちょっと物足りなくなってしまい、ちょっとくらいは上り坂もあっていいのになんて思ってしまいますが。

 宿泊は昨年も泊まった新富士のビジネスホテルのルートインでした。昨年ホテルのレストランで夕食に食べた駿河御膳(メニュー説明は「駿河湾産釜揚げしらす・みしまコロッケ・旨かあじたたき・アジフライがセットになったオリジナル定食♪♪」)の揚げたてのアジフライが絶品で忘れられず、今回リピートした大きな理由でした。このホテルチェーンはどこも大浴場があって朝食バイキングもおいしいのでよく利用するのですが。

 しかしホテルのチェックインの際に日曜日はレストランの夕食は定休日だとわかり、大ショックでした。なのでとりあえず大浴場でゆったり湯舟につかり疲れをいやした後で、仕方なく近隣の和食屋に行きました。メニューを見てしらす桜えびミックス丼を注文したところ、今年はしらすが獲れないのでしらすはありませんとのことでした。確かにテレビのニュースでそんなことを言っていたように思いますが、だったらメニューにそう書いておいて欲しいところですが。まあ文句を言ってもないものは仕方がないので、桜えび(生)のみの丼ぶりと生ビール(中)を注文しました。

 桜えび丼もまあまあうまかったですが、野球の日韓戦が気になったので、コンビニでワンカップ大関を買って部屋に戻り、観戦しました。まあよくあの状況から勝ちましたね。最近はほんとに野球もサッカーも日本は強くなったものです。

 翌朝も良く晴れていましたが、昨年同様まずは波の音を聞きに海岸に出てしばらく佇みました。波が結構高くて危うく濡れそうになりましたが。ここから沼津までは昨年同様海岸沿いの太平洋岸自転車道を走りました。とっても気持ちいい道だったのでこれもリピートです。

 

 


月曜なのでほとんど人通りはありませんでした。

 


逆光に輝く海面がきれいです

 


車の来ない道をひたすら沼津目指して直進するのは何とも気持ちいいです

 


沼津に到着(富士山はちょっと雲に隠れてます)

 予定では昨年同様沼津から帰ろうかとも思ったのですが、沼津に着いたのはまだ11時過ぎだったので、三島まで足を延ばすことにしました。特に目的はなかったものの、安めのうなぎ屋でもないかなとの期待も多少ありました。が、三島でもそんなものはあるはずもなく、結局自転車を停めた公園の向かいの中華屋でレバニラ定食を食べて、今度は東海道周りで茅ヶ崎から相模線で帰りました。食事はちょっと恵まれなかったものの、天気には恵まれとても気持ちよく走れた二日間だったので、満足なサイクリングでした。 

 以下昨日の扇山ハイクです。この土日はとても寒くなるとのことで、昨日有休をとって電車で四方津駅から扇山に登りに行きました。そこまではちょっと自転車で行くには遠いので。一度乗ってみたかったコモアブリッジに乗るのも目的の一つでしたが。


コモアブリッジのエレベーター
(ちょっとした観光地のケーブルカー並みですね)

 


乗車時間約3分で位置表示もありました

 


相当な傾斜

 


テレビまであり

 


下りはエスカレータも
(先が見えないくらいなので転げ落ちたら大変そうです)

 


山梨のマチュピチュと言われる住宅地を抜けてダムのある貯水池へ

 


休憩所もありました

 


談合坂で中央道を渡ります

 


下り方面を望む

 


紅葉もところどころそれなりにきれいでした

 しかし大した山ではないと舐めてかかって大雑把な地図しか持って行かなかったため、登山道から途中で外れて迷ってしまいました。適当に登ればどこまで登山道にぶち当たるだろうと道のない林を登って行ったものの、どうしても道がわからず、このままでは遭難しかねないと結局途中であきらめて引き返しました。

 熊も怖いのでラジオをガンガンに鳴らしながら歩いていましたが、登山道から外れているのでもちろん人は全くおらず、とっても心細かったです。やはり山はどんなに易しそうに見えても「舐めたらあかん」が鉄則だと反省ものでした。

 あちこち迷ってとんでもないところを歩いて疲れましたが、うららかな日差しの中、秋の紅葉を楽しんだと思えばまあ満足です。またよく調べてリベンジしたいと思います。


夏空の北八ヶ岳(+おまけの軽井沢)

2023-09-03 11:18:59 | つなぎ






 コロナ発生以来休止していた山仲間との山行を再開し、一泊二日で北八ヶ岳に行ってきました。

 先月まではあまりの暑さのため山に行く気もなくなるほどでしたが、9月まで待ったのは正解でした。二日間とも山は暑くもなく寒くもなく、時折気持ちの良いそよ風の吹く絶好の天気に恵まれました。日程がこれほど絶好の山日和に当たることはめったにないので、メンバー全員(3名)夏の終わりの山旅を満喫しました。

 山小屋はどこもいろいろ感染防止の制限があったり大幅値上げがあったりで使いにくくなってしまったこともあり、今回はメルヘン街道途中ホテル泊で、一日目は麦草峠から南側(高見石~にゅう~白駒池)を、二日目は北側(茶臼山~縞枯山)をそれぞれ攻めようということになりました。「にゅう」とは変わった山名ですが、由来については諸説あるようです。

 ホテは多少施設の古さはあるものの、一泊二食90分飲み放題付きで一人1万円を切るリーズナブルプライスでした。部屋も露天風呂付き大浴場も眺めは最高で、今後も蓼科方面では定宿にしてもいいかなと思えました。


高見石からの眺め(右端は白駒池)


にゅうからの眺め


にゅうからの眺め(富士山もくっきり)

 二日目は麦草峠の駐車場(無料)は満車で、仕方なくその先の白駒池駐車場(600円)に車を止めて麦草峠まで戻って登りました。ちょっと道を間違えて茶臼山~縞枯山ルートでなく北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅方向に行ってしまいましたが、苔むした林の中を行く南側とはまた趣の異なる開けた湿原や草原のある気持ちの良いルートでした。

 途中で紫の花の群生がありましたが、薬剤師であるメンバーの一人によると「多分トリカブトだ」ということだったので、かえって調べてみると確かにそうでした。初めて見ましたが(見たことはあっても認識できていなかっただけかもしれませんが)、きれいな花なのに毒草中の毒草ということで、見かけによらないものですね。




ロープウェイ山頂駅からの眺め


 先々週には軽井沢に行ってきましたが、八王子はまだ猛暑だったにもかかわらず快適な涼しさで、夜は羽織るものがないと寒いくらいでした。軽井沢高原教会のキャンドルナイトの予約をしようとしたら、早い時間は全くとれず、最終の8時半からになってしまいました。



ホテルからの浅間山の眺め(軽井沢にはいつ行ってもたいてい雲に隠れてますが)


夜のホテル庭のライトアップ


軽井沢高原教会キャンドルナイト

 こんなところに住んでいる人や別荘を持っている人はうらやましいなと思いつつ、軽井沢に行くといつも行く蕎麦屋でボリュームたっぷりの天ざるを食べて、猛暑の八王子に戻りました。


行ってきました最後の旅行支援(猿橋~河口湖サイクリング)

2023-03-31 15:36:10 | つなぎ

 




 旅行支援も今月いっぱいということで、使わなければもったいないと春の輪行サイクリングに行ってきました。

 一泊のショートトリップなので、昨秋と同様近場の山梨にしました。以前から猿橋を一度は見ておこうと思ってはいたものの、わざわざそのためだけに行くほどのものでもないので行かずじまいでした。なので猿橋まで中央線で行き、そこから河口湖まで自転車で走って一泊し、翌日は近くの低山(杓子山)に登って富士山の眺めを堪能するという計画を立てました。

 当日の天気予報は先週からずっと晴/曇くらいだったので安心していたのですが、出発当日の朝はまさかの雨でした。小降りだったので、自宅から駅までは雨具なしでえいやッと一気に行ってしまいましたが、雨の中の出発はやはり憂鬱ですね。

 しかし幸い猿橋に着いて自転車を組み立てるころには晴れてきました。


猿橋駅

 神様には見捨てられてはいなかったかとほっとして、駅近くの猿橋まで走り出しました。


猿橋

 下から見なければ特に何でもない普通の木の橋ですが、やはり見慣れない奇妙な形の橋ですね。

 
リニア実験線

 大月からリニア実験線をくぐって一路河口湖に向かいました。途中はずっと曇りで、雨は少しパラパラと来たものの、雨具を出すほどではなく、無事に河口湖まで到着しました。



河口湖


 ホテルでは外国人観光客の多さ(感覚として6~7割?)にびっくりしました。皆さんやはり富士山の眺めが目当てなんでしょうね。出発日は完全に雲に隠れていた富士山も、翌朝は晴れてくっきり見えました。

 しかし走り出すころにはまた雲に隠れてしまいました。


河口湖大橋からの富士山

 杓子山の登山口まではちょっと道に迷ったこともあり、時間的に苦しくなってしまったので、途中にあった展望台(背戸山展望台)に行先変更しました。


背戸山展望台

 平日だったためか誰もいなかったので、ベンチに座って途中のセブンイレブンで買った弁当(オススメ表示のあさり飯)をゆっくり食べました。残念ながら富士山は雲に隠れたままでしたが、とても気持ちのいい眺めでした。

 その後雲行きがちょっと怪しくなってきたので、早めに帰ろうと河口湖まで戻り、地域クーポン2,000円分で土産を買おうと湖畔に並んでいる土産物屋をのぞいてみました。しかし大したものがなく、結局ホテルまで戻ってホテルの売店のほうとうとシャインマスカットジュレと赤ワインを買いました。

 河口湖駅まで下って自転車を組み立てていると、雨がかなり降ってきました。八王子に戻る頃にはやんでいて、結局雨具は出さずじまいで済みました。杓子山をあきらめたのは正解でした。両日ともちょっと肌寒かったですが、春の気分を満喫できました。


甲斐路サイクリングで旅行支援...だったものの...

2022-11-13 12:05:50 | つなぎ






 先月の上高地は旅行支援が使えずちょっと残念でしたが、今度は旅行支援の使えるビジネスホテル利用で一泊で甲府~昇仙峡~石和温泉(泊)~勝沼の輪行サイクリングに行ってきました。

 二日間とも雲一つない快晴で、これ以上ないほどのサイクリング日和でした。11月も中旬なので寒さが懸念されたのですが、ずっとぽかぽかと暖かい小春日和(というより大春日和?)でした。TVのニュースでは9月下旬から10月上旬の気温とのことでしたが。


甲府駅北口で自転車を組み立ていざ出発


 後ろは武田信虎像。2018年設置とのことでまだ新しいものらしいです。有名な信玄像があるかと思ったら、それは南口なんですね。



八王子と同じくセレオの駅ビルでした


北東方面に向かってひたすらこぎ続け、ようやく昇仙峡入口にたどり着きました


渓谷沿いの昇仙峡ラインは土日祝日は自転車含め車両通行禁止ですが、平日のため通行できました


紅葉の中で快適サイクリング








吊り橋も


しばらく前の落石により車両は途中までで通行止めとのことで、自転車を置いて徒歩で登っていきました


メインの見どころ覚円峰


紅葉はさらに見事に











迫力の岩と渓流と紅葉のおりなす見事な景色に圧倒されます





最奥付近の仙娥滝(写真ではわかりにくいですが結構な迫力でした)


渓流のすぐそばまで降りられますが水の流れも迫力


時間もないのでロープウェーには乗らずほうとうで腹ごしらえ
大きなかぼちゃや里芋などごろごろ入って食べ応え十分


下りは車両専用の昇仙峡グリーンライン経由
途中の和田峠から甲府の街並みと富士山の絶景





翌朝ホテルで朝食をゆっくり食べて部屋でコーヒーを飲みながらくつろいだ後でホテルを出発
旅行支援の割引とクーポン券(1,000円券3枚)でお得でした


笛吹川沿いのサイクリングロード(この日も絶好の天気で快適)


恵林寺に立ち寄り


門の左の柱には「滅却心頭火自涼」(心頭を滅却すれば 火も自ずから涼し)の文字が
凡人の至れる境地ではないですが


落ち着いた庭で心も癒されます





武田信玄が自らをモデルに作らせたという不動明王像


武田信玄の月命日のみ公開されるという墓所
たまたまその日に該当して見ることができました


ぶどうの丘に寄り道

 先月の静岡サイクリングではホテルの部屋にQRコードのクーポンの紙を置き忘れて無駄にしてしまう大失敗をしましたので、今回はホテルを出るときに何度も確かめました。途中で土産物を買うと重いので帰りの乗車駅前ででも使おうと思ったのですが、勝沼の駅には何もなさそうだったので、一つ先の甲斐大和駅の少し先の国道20号沿いの道の駅を目指すことにしました。

 が、勝沼の町から甲斐大和駅への道はずっと登りであることが頭から抜けていて、たどり着く前に日が暮れてしまいました。中央高速で笹子トンネルを抜けて勝沼までの下りを何度も通っているので、わかりそうなものですが。甲斐大和駅に着くころにはすっかり真っ暗な5時頃になっていて体力も使い果たし、標識によれば後1.6km先となっている道の駅までさらに登ってまた戻ってくる元気もなくなっていました。

 甲斐大和駅は小さな駅で駅前には店舗もないので、結局すぐ下にあったセブンイレブンでクーポンを使うしか選択肢がなくなってしまいました。しかし店内を見渡したものの土産物などもちろん見当たらず、ワインも山梨産は大したものもなさそうでした。仕方ないので八海山純米大吟醸(税込約2千円)とセブンブランドのヨセミテ・ロード スペシャル・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン(税込約千円)を買いました。

 ただでさえ自転車の重い荷物にさらに重いボトル2本が加わり、しかも家の隣のセブンイレブンで売っているものをわざわざ山梨くんだりから運んで、もやもや感の残るほろにがクーポンでした。やはりタダにつられるとろくなことはないとの神様の戒めだったかも。


行ってきました旅行支援...じゃない上高地

2022-10-27 23:51:59 | つなぎ






 先日の富士周辺サイクリングに続いて、今月は家庭サービスで家内と上高地に行ってきました。本当は9月末に行く予定だったのですが、直前にスーパーの賞味期限間近の半額のミニおはぎ6個セットを買った翌々日に食べて見事に食中毒になってしまい、数日間寝こんでホテルをキャンセルせざるを得ませんでした。夏のように暑い日が続いたにもかかわらず、室温で放置していたのが致命傷でした。

 予約していたホテルの希望のプランはもう適当な日程には空きがなく、今年はあきらめて来年にしようと思ったところ、家内が「帝国ホテルに空きがある!」とのことでした。帝国ホテルなど高くて無理だろ、と思ったものの価格表を見てみると、10月最終週の一番安い部屋で2万円ちょっとのがありました。キャンセルしたところは夕食(ステーキディナー)、朝食付きで3万円ちょっとだったので、旅行支援もあるし食事でぜいたくをしなければまあ同じくらいか、と予約に同意しました。

 しかし予約のしばらく後でふと不安になり、家内に「一応ホテルに旅行支援があるのか電話して確認してみて」と言って電話で確認してもらいました。で、ホテルの回答は「うちは旅行支援には参加していません」だったとのことでした。「なんじゃそりゃ~」と思ったものの、割引につられて普段来ないような貧乏人の客層が押し寄せて来られたらブランド価値が下がってしまうということだろうと、まあ納得しました。私もつられた一人ですが。

 当日朝6時頃に家を出たときは先日のサイクリング同様雨が降っていて、「またか...」と思ったものの、勝沼あたりで雨は上がり、その後は晴れ間も出てきたのでほっとしました。


バスに乗り換える前に寄った穂高神社


拝殿

 八王子から上高地までは200km以上あるので、沢渡でバスに乗り換えてホテルに到着したのは昼頃でした。


ホテル入口



 チェックインは2時だったので、フロントで荷物を預けて歩いてバスターミナルに向かいました。


河童橋


ちょっと雲をかぶってましたが穂高連峰もまあ見えました


反対側の焼岳


ランチは河童橋たもとの5千尺キッチンの山賊定食
ボリューム満点なので家内と半分づつシェア


ホテルに戻る途中のウェストン碑




ホテル裏のテラス側


部屋は最上階のツインA
ホテル公式サイトの説明は「”屋根の傾斜をそのまま部屋の天井のデザインに生かした山小屋風の客室」とのことですが、早い話が屋根裏部屋ですね


大浴場はなく部屋のトイレ脇のバスしかないのはちょっと残念
まあ場所が場所ですし、環境保護のためには仕方ないでしょうが


穂高連峰側ではないものの、一応窓から山は見えました


マントルピースの火入れ式
薪に火を付けるだけでしたが


あの渋沢さんが初代会長だったとのこと

 夕食はメインレストランではなく安めのカジュアルレストランにしました。シーザーサラダ(1,550円)を二人でシェアし、メインは私はカレー(3,000円)、家内はハンバーグ(3,400円)(ファミレスの注文みたいですが)。飲み物は私がグラス赤ワイン(2,100円)、家内がグラスシャンパン(2,450円)。

 メインレストランの方はステーキコースが3万円、ローストビーフコースが1万8千円なので、ちょっと庶民の行くところではないですね。カジュアルレストランの方はほとんど客はいなかったので、皆さんメインレストランの方に行かれていたようですが。


1/2 シーザーサラダ
半分でも結構な量でした


カレーは撮り忘れたのでホテルのwebサイトから
牛肉たっぷりでうまかったですが、もう少し辛くてもいいかも...


たまたま私の誕生日前日だったので、食後にマカロンとチョコレートのプレゼントがありました
食後のコーヒーもケチって注文しなかったので飲み物は水とワインの残りだけでしたが

 夕食後は雨が降ってきて、次第にみぞれに変わりました。翌日の天気がちょっと心配でしたが、朝起きると快晴でした。


朝食はメインレストランの3,600円のコース


大きなお皿に控えめなオムレツと厚切りベーコン


デザートはヨーグルトのオリーブオイル掛け


雲ひとつなく山もくっきり


一面に霜をかぶった庭のクマザサ

 チェックアウトを済ませ、二日目の目的地の明神池と嘉門次小屋に向け出発しました。ホテルのお勘定は二人分でしめて64,800円也でした。客単価としては間違いなく最低レベルだと思いますが、一般庶民のぜいたくとしてはぎりぎりの線ですね。いつもの箱根のホテルはステーキコースと朝食付きでも2万円ちょっとで部屋もずっと広くて快適ですし。


河童橋からもくっきり










木道のある遊歩道をひたすら歩いて嘉門次小屋へ




澄んだ水の中で大きなイワナ(たぶん)が泳いでいました


嘉門次小屋そばの穗髙神社奥宮




拝観料500円を支払って明神池見物






嘉門次小屋




お目当てのイワナの塩焼き(囲炉裏で焼きたては絶品)
頭からしっぽまで丸ごと食べられますとのことだったので、残さず食べました


明神橋






帰り道の遊歩道脇には10月なのにシモバシラが見られました

 以前奥穂高に登った際に行った時にはずっと雨だった上高地でしたが、今回は天気に恵まれ絶景を楽しめ(とっても寒かったですが)、良い思い出になりました。


行ってきました旅行支援(御殿場~田子の浦~沼津サイクリング)

2022-10-20 23:40:28 | つなぎ






 全国旅行支援が始まったので、使わない手はないと早速ホテルを予約して、久しぶりに輪行サイクリングに行ってきました。しばらくツーリングには行っておらず、まだコロナも完全に終息したわけでもないので、とりあえず一泊で近場の富士山周辺(御殿場~新富士)と太平洋岸サイクリングロード(田子の浦~沼津)に行先を決めました。

 2週間前くらいから天気予報を見て慎重に休暇取得日を決めたにもかかわらず、出発日は予想が見事にはずれて八王子の家を出るときは小雨が降っていました。しかしいまさらキャンセルするわけにもいかないと、覚悟を決めて出発しました。町田で横浜線から小田急に乗り換えて御殿場線への乗り換え駅の新松田に向かいましたが、その途中で雨は止んだのでほっとしました。


到着した御殿場駅(どんよりと曇り空)
後ろのオブジェは隅田川のほとりの金のオブジェそっくり(どう見ても巨人のウ〇チですね)


自転車を組み立てていざ出発


一面ススキが原の自衛隊富士演習場
若い隊員さん達が塹壕堀り訓練をしてました(大変そう...)


途中で愛鷹山塊の入り口の黒岳に寄り道


現在地は愛鷹山登山口


登山口入口には神社が


簡素な鳥居でした


社殿(?)もかなり控えめでした


晴れていれば富士山の絶景のはずでしたが...


全く展望なし


山頂もとっても控えめで地味でした


やはり展望なし

 一日目は結局新富士駅そばのホテルに着くまでずっとどんよりとした曇り空でした。しかしまあ雨には降られず、曇りのおかげで日差しも暑さもなく程よい気温で快適なサイクリングは楽しめましたので、ぜいたくは言えません。このホテルは割と新しくてきれいで、禁煙コンフォートセミダブルの部屋にしたので最上階5Fで快適でした(窓は富士山側ではなかったものの)。

 このホテルチェーンはどこも大浴場があるので出張でもよく利用しましたが、朝食付き7,200円が旅行支援の40%引きで4,320円はとってもお得でした。さらに平日地域クーポン3,000円(1,000円券3枚かと思ったらQRコード付きのA4用紙1枚の電子マネー式でしたが)までついて実質1,320円はほとんどタダみたいなものですね。


夕食はホテルレストランで駿河御膳(1,500円)と生ビール
新鮮なアジのたたきと揚げたてのアジフライが絶品でした

 翌朝起きて天気はどうかなーと窓を開けると、空はまだどんよりと厚い雲に覆われていて、ちょっと残念でした。が、レストランで朝食(これも焼きたてパンがおいしかったです)を済ませてエレベーターで5Fに上がると、エレベーターホールの窓からくっきりと富士山が姿を現していました。急いでカメラを取りに部屋に戻り何枚か写真を撮りましたが、チェックアウトする頃にはすっかり晴れて夏のような日差しで暑いくらいになっていました。



ホテルからの富士山の眺め


田子の浦付近のサイクリングロード


沼津に向かってどこまでも続きます


駿河湾を眺めながら車の心配もなく快適に走れました


沼津まで写真を撮りながらのんびり走って約2時間
(一日目が雨だったら黒岳をあきらめて登ろうかと思っていた沼津アルプス)

 沼津まで来て海の眺めの余韻に浸って休みながら、どこでクーポンを使おうかな...と考えていた時、ふと「あれ、クーポン券どこに入れたっけな?」と不安になりました。しかしウェストバッグを見ても入っておらず、デイパックも隅から隅まで見てもなく、ホテルに置き忘れたことに気付きました。ショックでしばらく茫然としてしまいましたが、自転車なので戻るわけにもいかず、泣く泣く諦めました。有効期間は発行から8日間で静岡限定ですし。いわゆる紙のクーポン券なら置き忘れはしなかったと思いますが。



終着点の沼津駅

 
 クーポンの大失敗はあったものの、久しぶりに自転車ツーリングを満喫できて、長いコロナ自粛のうっぷんも晴らせました。来週は家庭サービスで上高地に車で行く予定ですが、ホテルは旅行支援に参加していないとのことで、残念でした。なので勢いで来月にまた自転車で走ってこようと、今度は山梨方面で旅行支援アリのルートイン(石和温泉)で予約をしてしまいました。コロナ自粛の反動ですね。また感染者は増加傾向のようですので、気を付けて行ってきたいと思います。


晩夏の南高尾

2022-09-04 22:18:54 | つなぎ






 今日は台風の影響もなさそうだったので、散々あるいた高尾周辺でもまだ歩いたことはなかった南高尾山稜の城山湖側を歩いてきました。

 アプローチはいつもの通り自転車で、20号の梅の木平からうかい竹亭と高尾グリーンセンターを経て、その先の車止めゲート(自転車も進入禁止)に自転車を停めて歩き始めました。まだ蚊や顔にまとわりつく虫がブンブンいるので、虫よけスプレーを全身に吹き付け、腰に蚊取り線香をぶらさげ、頭には防虫ネットをかぶる完全武装でした。おかげで虫に悩まされることなく、東高尾側と南高尾側の分岐の三沢峠まで気持ちよく歩けました。

 その先の南高尾側方面は、大垂水峠側から金毘羅山までしか歩いたことはありませんでした。その時は大垂水峠と三沢峠の真ん中あたりの見晴台が目的地だったのですが、所要時間をあまり考えず適当に歩いたため、日が暮れそうになって引き返さざるを得ませんでした。なので今回は逆側から見晴台を目指しました。

 三沢峠からは結構歩きでがある行程で、道幅も狭く、やたらに多いトレイルランナーとすれ違うたびに止まって道を譲らざるを得ませんでした。ハイキングコースはみんなのものではありますが、個人的にはちょっと迷惑感は否めません。歩道でマラソンをやっているようなものですので。タッタッタッと駆けてくる足音がする度に身構えざるを得ず、ちょっとイラついてしまいます。やはりハイキングコースはのんびり歩きたいので。

 高尾山のメインコースでもトレイルランナーは多数走っていますが、走るならあまり人のいない早朝や夕方にするか、人通りの少ない山道にして欲しいものです。そう感じているハイカーも多いのではないでしょうか。マナーのあまりよくない人はほんの一部とは思いますが、走る人も歩く人も平和に共存したいものです。

 
途中の休憩所にはユニークな彫刻が
地元の芸術家さんの作品でしょうかね










ようやく見晴台に到着


確かに絶景です

 いつもの一丁平からの眺めも素晴らしいですが、こちらも負けず劣らずですね。蝉時雨の中、去り行く夏の名残を満喫できました。


バルコニーからエアフォースワン

2022-05-22 19:12:22 | つなぎ

 




 今日は自転車で城山湖まで行って、周辺の散策路を少し歩いて帰ってきました。おとといまでの天気予報では雨模様でしたが、おおむね晴れて気持ちの良い天気でした。湖畔の高台で弁当のおにぎりを食べているときは、あまりの陽の暑さに傘をストックに括り付けて日よけにしないと耐えられないくらいでした。

 夕方帰ると嫁さんが「あと10分でエアフォースワンが来る!」「カメラカメラ!」と騒いでいました。トランプさんのときは自宅バルコニーからエアフォースワンのつもりで撮った写真がエアフォースツーでしたが、今回はwebの生中継を見ながら撮ったのでばっちりエアフォースワンを撮ることができました。












八王子駅方面上空を通過





横田基地に向けて着陸体勢



 到着後すぐにマリーンワンに乗り換えて都心に向かったようですが、過密日程で大変ですね。明日は岸田総理と有意義な会談をして欲しいものです。


シモバシラの花盛り

2022-01-04 15:40:27 | つなぎ





 年も明け、寒さも本格的になってきました。例年この時期は高尾山のシモバシラがたくさん見られます。今年の正月は一昨日の2日に行きましたが、人出はかなり戻っていて、薬王院の祈祷所の駐車場まで満車になってました。なのでメインルートは避けて、いつもの大弛峠の林道から一丁平へのルートを歩いてきました。


林道の両側のあちこちに群生(?)







 暮れの30日にも裏高尾の日影沢沿いから登りましたが、山頂から一丁平への巻き道沿いにたくさん見られました。遠くから見ると、誰かが捨てたティッシュのごみかとも見えてしまいますが、近づいて見ると、天女の羽衣のような自然の造形が印象的です。











カタクリの花のよう


昔あったへび花火を思い出しました

 ビジターセンターの解説では見られるのは早朝から10時くらいまでと書いてはありますが、上の写真を撮ったのは皆2時前後なので、そんなに早起きしなくても十分見られますね。


行ってきましたフライングGoTo箱根

2021-12-07 23:17:09 | つなぎ





 ようやくコロナも落ち着いてそろそろGoTo再開、と思ったら新変異株出現のいたちごっこ。深刻な危険度ではなさそうな雰囲気ではあるものの油断はできませんね。

 GoTo再開もいつになるかわからないなー、と思って旅行もあきらめかけていましたが、JTBのお知らせメールから箱根の宿の予約サイトを見てみたら、各宿とも普段よりかなりお得と思われる「スペシャルプライスプラン」なるものがありました。いつも使う楽天トラベルやその他の予約サイトと比べてもかなり安いので、JTBだけのサービス価格のようです。紅葉もほぼ終わり、クリスマスや年末年始までの閑散期だからとは言え、これならGoToを待たずともお得に泊まれるな、と夫婦で行ってきました。

 宿はいつもの箱根ハイランドと同系列の小田急の山のホテルにしました。普段は箱根ハイランドより一段上の価格帯なのですが、箱根ハイランド並みの価格(2食付き23,000円/人)なのでこっちにしました。芦ノ湖畔の庭のつつじや紅葉のきれいなことで有名なホテルです。

 箱根はもう紅葉は終わりだけれど小田原城はまだ見られるとのweb情報により、行きは小田原に寄ってお城を散策しました。





しかし紅葉はほとんど見られず


駅ビル(ラスカ小田原)の魚力食堂で昼食(お任せ丼)
マグロたっぷり(かまぼこ付き)でうまかったです

 箱根には早めに着いたので、芦ノ湖畔の海賊船の発着所の無料駐車場に車を止めて、自販機のコーヒーでしばし休憩。


芦ノ湖箱根町湊から対岸の山のホテルを望む
(ホテルの向こうはロープウェー)


ホテルに行く前に寄ったいつもの星の王子様ミュージアム


ホテルのラウンジ

 ホテルの内装も部屋もハイランドホテルに比べて特にランクアップした感はなかったですが、風呂もレストランも人が少なくとてもゆったり快適に過ごせました。夕食はフレンチにしましたが、ハイランドより一皿一皿ボリュームがあってちょっと食べすぎてしまいました。

 スペシャルプライスプランなので食事は全く期待はしていなかったのですが、メインの魚or鴨胸肉のローストを+¥2,420で国産牛フィレ肉のグリエに変更可とのことでした。せっかくなので変更しましたが、肉はこんなに柔らかいのは食べたことがない、というくらいのものでした。朝食は和食にしましたが、アジの干物付きのオーソドックスなものながら、これも結構ボリュームもあり朝からおなかいっぱい、でした。

 食事全般の感想としてはハイランドも山のホテルも甲乙つけがたいものの、わずかの差でハイランドの方が「普段食べたことのない感動感」(夕食フレンチ、朝食フレンチジャポネ&和食とも)が多いかな、というところです。ワインはいつもグラスワイン(赤)一杯ですが、一番高かったカリフォルニアワイン(カベルネソービニョン:Navigator)を奮発しました。絶品でした。が、一杯2千数百円(!)の値段はやはり頭から離れず、一口一口ちびちびと舐めながら(貧乏人根性丸出しですが)飲みました。


朝の庭から2Fの泊まった部屋を望む


翌朝は完璧な晴天で富士山もくっきり
ホテルの人によるとこんなにきれいに見えるのは珍しいとのこと


ホテルのシンボルの三本松(実際は6本ですが)


紅葉もちょっとだけ残ってました


チャペル(&ローズガーデン)もあります


2Fの部屋のバルコニーから(1)


2Fの部屋のバルコニーから(2)


5Fにある展望スペースから

 やはり山のホテルの最大のウリはこの見事な庭でしょうね。


ホテルのすぐ隣は箱根神社
インスタ映えとかで人気の湖上鳥居


狛犬の苔むし方が半端ない


箱根神社

 箱根神社にお参り後は御殿場のアウトレットに向かいました。



途中で寄った金時神社
なぜかニワトリが放し飼い


神社下の駐車スペースにはなぜかエヴァンゲリオンのトイレ





御殿場に近づくと富士山が見事でした


アウトレットから


平日なので客はさすがにあまり多くはなかったです


夕陽に映える富士山もきれいでした

 GoToが始まるとまた人出が増えてどこもゆったりできなくなるでしょうから、今のうちに行っておいて正解でした。自粛自粛のフラストレーションも解消してたっぷりリフレッシュしたので、気持ちよく新年を迎えられそうです。


湘南までひとっ走り

2021-09-26 11:26:33 | つなぎ

 






 自粛続きで近場の高尾山周辺の山歩きばかりだったので、おとといの金曜日は仕事を休んで自転車で湘南の海まで海を見に行ってきました。

 前日の秋分の日は真夏並みの猛暑でしたが、金曜日は暑さも日差しもそれほどでもなく、日陰は涼しく絶好のサイクリング日和でした。八王子から平塚まではアップダウンも少なく、40数km程度の比較的楽な道のりです。往復自転車でも十分日帰り圏内ですが、しばらく長距離ツーリングにも行っていないので、帰りは電車で輪行にしました。

 遅めの10時頃に出発し、車では走り慣れた16号~129号で厚木へ。厚木から小田原厚木道路沿いにちょっと南西に下り、伊勢原から平塚まで下りました。黄金色に実った田んぼの風景の中を一直線に伸びる平坦な道を秋の気持ちの良い風に吹かれて走るのは、とっても快適でした。


後ろは大山

 のんびり走って2時前に平塚に到着しました。ららぽーと平塚で昼食がてらしばらく休憩し、その後海岸についた頃には陽はだいぶ傾いていました。



平塚の海岸(数名のサーファー以外ほとんど誰もいません)


トビが海岸を散歩してました


砂浜から帰ってきてから気づいた張り紙
(どうりで誰もいなかった??)


東京では見ることのないホルダー付
海にいたサーファーがボードを載せて乗ってきたんでしょうね

 平塚から茅ヶ崎まで海岸沿いを走り、茅ヶ崎海岸で江の島を眺めてから茅ヶ崎駅に着いた頃には5時を過ぎて暗くなっていました。



相模川を渡って茅ヶ崎へ


茅ヶ崎の海岸では投げ釣りをしている人が数名(キス釣りか?)
奥は江の島


夕日に映える茅ヶ崎の海岸


 茅ヶ崎駅で自転車をたたんで(と言っても前輪をはずしてハンドルの角度を90度曲げるだけですが)輪行袋に入れて茅ヶ崎線に乗り、八王子まで帰りました。久しぶりのサイクリングで自粛疲れのストレスもスッキリ解消できました。


今日も元気にテレワーク

2021-09-11 11:51:26 | 4コママンガ






 緊急事態宣言も延長に次ぐ延長で嫌になりますねー。昨年の最初の宣言の時からずっとテレワークが続いています。










 

 満員電車に揺られることもなく、会社でのコミュニケーションにも気を使わないで済むのは楽でいいのですが、楽ができるとなったらなったでちょっと張り合いがなくなりました。人間やっぱりほどほどの厄介や苦労があって、それを何とかしのぎながら生きていくのが一番なのではないでしょうかね。

 大そうな仕事を成し遂げるようなこともなかった私のような凡人中の凡人でも、そういう日常の小さな困難克服の積み重ねが人生の充実につながるような気がします。そんなことに気づいただけでも、まあコロナ禍もマイナス面ばかりではないかもしれません。(9/17追記:なぜか4コマ目が表示されていませんでしたので追加しました。)


コンデジでも撮れた土星の輪!

2020-12-23 00:06:21 | つなぎ






 朝刊やwebで、400年ぶりに木星土星大接近が見られるとのニュースを見て、家からでも見えるかな、とあまり期待せず夕方を待ちました。

 日没後に双眼鏡を持って八王子の自宅マンションの外階段の最上段踊り場から南西の空を見てみると...あれかな?富士山方面のちょっと左の低めの空にかなり明るい星が見えました。肉眼では1つにしか見えませんでしたが、双眼鏡で見るとはっきりと大きめの星と小さめの星が並んでいるのがわかりました。

 家にある安いコンデジでは無理だろうなーと思いつつ、一応ミニ三脚をつけてセルフタイマーで手ぶれの無いようにして、ズーム倍率をいろいろ変えながら撮ってみました。


右下は富士山

 写真に撮ると、肉眼ではわからなかった二個の大小の星がくっきりと写っていました。

 上の写真の星の部分をパソコンで拡大してみると...なんと土星の輪らしきものが写ってました。


左が木星、右が土星


 今日の両惑星の位置関係(ちょうど横並び)と、土星の輪の傾き具合はwebの解説にあったとおりなので、他の星の見間違いということはないように思います。

 高性能の一眼レフなら土星の輪ももっとくっきりと、木星の縞模様や衛星まで写るようですが、安コンデジでも輪っかまで写るとは、ちょっと感動しました。


ディズニーウィズコロナ

2020-11-23 12:14:30 | つなぎ





 先週の水曜日に休みを取って、久しぶりにディズニーシーに行ってきました。

 休みと言っても春からずっと在宅テレワークなので、毎日が休みのようなものではありますが。朝8時に自宅駐車場を出て、覚悟していた中央道、首都高の渋滞を抜けて予定通り7時50分頃シーの駐車場に着きました。平日なので子供達も少なく、うちのような中高年カップルもちらほら見られました。

 コロナで人数制限の中、いろいろシステムも変わっていてちょっと戸惑いました。あの開園前のゲート前の密集はもちろんなく、皆さん間隔を開けて整然と二列ずつで各ゲート前に並んでました。事前の案内では9時開園とのことでしたが、結局8時半頃には開園したので、大して待つこともなく手荷物検査&検温に進めました。以前はなかった金属探知ゲートはテロ対策でしょうかね。紙の入場券もなくなり、全てe-チケットです。





 平日とは言え、園内も以前に比べるとやはりどこもかなり余裕がありました。いつもは行列で大変なレストランも、12時過ぎの一番混みそうな時に行ってもがらがらでした。席の後ろを通る他の客など周囲を気にせずゆっくり食事を楽しめて、とても快適でした。









 一番のお目当ては新しくできたソアリン。ファストパスチケットも以前のような紙ではなくe-チケットで、人気アトラクションのため一人一日一回限りでした。ソアリンはアナハイムのディズニーランドに行ったときに気に入って繰り返し何度も乗りましたが、本場版に勝るとも劣らない迫力と内容でした。開園当初から内容が変わっていないような他のアトラクションとの格差が大きく、当面一番人気は続くのではないかと思います。



 通路上のパレードも無くなり、キャラクター達のご挨拶は皆船上からでした。




 この制限下では収益はかなり厳しいでしょうから、早くこんな状況は解消されるといいですね。もう以前と同じには戻ることはないのかも知れませんが。