巷ではワールドカップ一色ですねー。
今回は日本チームの評判も盛り上がりもいまいちのようですが、せっかくの晴れ舞台ですから、選ばれた代表選手達には、精一杯頑張ってもらいたいものです。
代表選手と同様、またはそれ以上の努力や苦労を重ねながらも、華やかな舞台とは縁遠い選手達も多いことかと思いますが、努力や苦労が必ずしも報われるとは限らないのは世の中の常。腐ることなくチャンスを待ってほしいと思います。
たとえその世界ではチャンスをつかめないまま終わることになったとしても、前向き精一杯やった経験は必ず後々の人生に役立つと思います。順風満帆で挫折知らずの人生と思われていた人でも、挫折知らずが災いしてか、思わぬところでつまづいたりすることもありますし。
それはともかく、先週はショックなことに、いつも昼飯を食べに行っていた総務省・警察庁合同庁舎から、とうとう一般客が締め出されてしまいました。昨年の暮れに入り口の警備員さんから、入館混雑防止のため、用事のない客は(食事は用事とは認めてもらえないようです)入館を断ることを検討している旨のビラをもらっていたので、覚悟はしていたのですが。
同庁舎は霞が関の官庁で唯一残された一般客OKの食堂だったので、経産省、郵政省、厚労省、文科省、農水省に続いてとうとう官庁食堂は全滅になってしまいました。で、財布の中身の寂しさもあり、仕方なく以前から時々は利用していた裁判所の食堂に行かざるを得なくなってしまいました。
裁判所は東京地裁・高裁合同のビルと、向かい合って家庭裁判所がありますが、どちらの食堂も一般客OKです。まあ裁判所ですから当然でしょうが。地裁・高裁の方は入り口で空港同様の金属探知ゲート、荷物X線検査はありますが、特に身元はチェックされません。家裁はフリーパスです。
裁判所の方も味、値段ともまあ悪くはないのですが、総務省の方が明るくて広くて気に入っていたので、ちょっと残念です。まあセキュリティー面から仕方ないかとは思いますが、ちょっとさびしい世の中になったものです。
以前も書いたように一番気に入っていたのは旧郵政省の10Fの食堂で、私はいつも食後に3Fの大臣室のある階のトイレで歯磨きをするのを習慣にしていました(一番きれいで空いていたので)。
トイレから出ると、当時郵政大臣だった八代英太さんや野田聖子さんに廊下で会ったり(もちろんSP数人がべったり脇を固めていましたが)しましたが、部外者がそんなところまではいれてしまうのはやっぱりまずいですよね。JPとなった今は、外から見る限りその10Fの食堂自体もなくなってしまったようです。霞が関も時代とともに変わっていくのは仕方ないですね。